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脚本：高橋悠也 監督：田村直己
『レーザー… 貴利矢さん…？』
壇正宗が飛彩先生をヘッドハンティング…たしかにヘッドハンティングだな。ビジネんスマンっぽいｗ
今週は飛彩先生が涙を流しながらの「なのに俺は無免許医を恨むことで真実から目を背けていた…小姫を殺したのは俺だ…！」という哀しい告白と、大我の「ずっと俺の事だけ恨んでりゃよかったのに…」に尽きるな！
大我の心の中をわかってるだけならまだしも、そのまま口に出してしまう（アテレコかよ）ニコちゃんだってこれじゃ惚れてしまうやんか。
そして飛彩先生の涙は美しすぎる。まさに滂沱の涙。なんだかライダーでこういうパターンでキャラが泣くのは珍しくないかなあ。なんか大人の涙って感じ！
ただ飛彩先生の気持ちは当然わかるし、小姫さんのことは自分に責任があると思ってその飛彩先生から憎まれても憎まれるまま受け止めてた大我先生の気持ちもわかる。（大我先生ってば大人！）
こういう大人の忖度()ありきの配慮はとてもいい関係性だなあ。大好き！ｗ
しかしぶっちゃけ正直なところ、飛彩先生の小姫さんへの執着ってオレはどうもあんまりそれ自体は共感できなくて。いやもしかしたらお子様番組の配慮としてサラッと簡単に流してるかもしれないけど。でも描写が薄いのとその話の時ここまで引っ張るネタになると思わなかったから、あの関係性だけじゃ小姫さんが飛彩先生にとって唯一無二の存在だと感じられないんだよな。もちろん補完は出来るけどね。
だから果たされしrebirthは小姫さんのことかー、あの人形みたいな状態でも約束が果たされたってことなのかなあ…と思ってたけど、もしかしたら本命のrebirthの方はレーザーだったの？ちょっと予想外。ここで永夢が正宗に貴利矢の形見のドライバーを撮られたのが前振りだったのか？
もちろん永夢も疑ってるように本物の貴利矢じゃないとは思うけど…どうだろ。消滅した人間のデータとバグスターが持ってる宿主の記憶の関係って突っ込まれてないから気になるよ？
というか、小姫さんのデータは正宗が持ってるけど彼女の記憶はグラファイトが持ってるってこと、なんで飛彩がそこに気が付かないのか不思議なんだけど。プロトガシャットに入ってるデータで本当に削除された人間はもとに戻るのかなあ？
とりあえず何か目的あって振る舞ってるようだけど、正宗社長の目的ってまだ明らかにはなってないよねえ。
あと仮面ライダークロニクルのラスボス、ゲムデウスがあまりにショボくてどうしたら（笑）いやきっとアレが素体で相手に合わせて見た目や能力が変わるとかなんだよね？簡単に遺伝子採取されちゃうとか、雑魚並みすぎるんですけど…クロノスの力って本当に必要なんかな、まあラスボスの細胞でクロノスにダメージを与えられるって設計されてるんじゃそうなんだろうけど。
そんでパラドどグラファイトのちょうどいい距離感、パラドがゲームを完成させたから「今度は俺が貢献する番だ」っていうグラファイト、どっちが上とか強いとかなく仲間意識と犠牲的精神がほんとうに自然で滾るぜ！ここの撮り方もなんかカッチョいいー！
黎斗は開発にかかりきりなのでおとなしかったけど、何気にやることやっててやはり好感度アップ。
てか黎斗の「まさに私の敵は私の才能！」と、永夢の敵はパラド（ゲーマーMのバグスター＝永夢の才能）てのは何気に掛かってんのかな。
それにしても正宗社長が黎斗のことをずっとデンジャラスゾンビって呼ぶの、彼にとって今の黎斗は黎斗の見かけをしてるけど実体はデンジャラスゾンビバグスターだと正しく実態を認識して言ってるだけなのかなー。父親としてはひどい話だなｗ
予告。
わあ、黒貴利矢さん！喜んでいいのかどうなのか…
黎斗（デンジャラスゾンビ）が「劇場で神の恵みを受け取れ！」って言ってるから前売り買わなきゃいけない気になってるけど一体何？
