そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

セシルのもくろみ#4

http://www.fujitv.co.jp/Cecile/
脚本:ひかわかよ 演出:高野舞 原作:唯川恵
 
ドラマ内時間2016年8月だし、このドラマが未だに何を目指してるのかはわからないけど、とうとう奈央がモデルとして覚醒したよ!いや奈央の中の真木よう子が本気出した!そりゃまあ真木よう子が本気出したらスゴイに決まってるよ!(笑)
奈央さんは負けず嫌いで曲がったことや嘘が大嫌いだけど、あの中でそれを貫くならどっちにしてもどっかで覚醒しないとなあってことだよな。
ただまあ読者モデルだからあの身長でも「低身長さんの着こなし」でいけるだろうけど、専属モデルってそういうんじゃないよねえ。雑誌の顔じゃんよ。しかも奈央の場合庶民派としての企画ばかりだから一体あの雑誌でどういう風に売りたいのかまったく判らねぇ。
そもそも売るのは雑誌が扱うアパレル商品であってモデルを売り込むわけじゃないよね?なんかそこからしてこの話自体間違ってないかなあ?いや原作がそうならそうなんだろうけど、雑誌って企画も大事だけどそもそも「ファッション」及び関連商品を売るためのものじゃなかったっけ?モデル企画、つまり読み物として面白いものを提供して買ってもらうのはわからんでもないけどやっぱり全体にピント外れてるなあ。
話の展開自体は地味に面白いとは思うし、テーマ的には女性の精神的自立や自分らしい美しさを追求すること、他人の足を引っ張らずに上に行こうと努力する姿勢には共感できるけど、雑誌の規格外ヤンキー主婦の読者モデルがファッション誌で成り上がるってこと自体がなんかリアリティ感じないというか。
編集部内やモデル同士のドロドロをやるならそれはそれでわかるんだけどそういうわけでもなさそうだし、でも副編集長の読モとの不倫はあるし(普通にパワハラだよ)、読モ程度でケンカして、ありがちなママ友バトルレベルの見栄張大会なんかやってもたかが知れてるし、SNS人気なんてそれこそ水ものだからどうとでもなるご都合展開だし。
あ、ハマユカとお買い物したってのをインスタにアップしてたけどあれハマユカと編集部の許可取らなくていいのか?
あと地味に気になったのが仲良しのはずの旦那は奈央さんのモデル活動に理解はあるんだけど、そろそろ気に入らないって思ってきたんじゃないのかな。急な仕事でモデル仕事すっぽかすって、「妻のお遊びに付き合ってる」んじゃなくそれとは別個の仕事で動いてる人がいるってことなのに、ドタキャンを失礼だと思わんのかなあ?ちょっと株下がった。
そもそもハマユカや舞子がトップやってるバニティが進む方向ってどこよ?それじゃ売れないから模索中ってことかもしれないけど、全体にわけがわからんよ。
いいけどドラマ内の時制、いつ現代に追いつくの?