そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

陸王#3

http://www.tbs.co.jp/rikuou_tbs/
脚本:八津弘幸 演出:田中健
 
突っ込みどころはままあるんだけど、まあなんとか…というか展開だけならちゃんと面白いんだよな。結果として毎回の展開はかなり予想通りではあるんだけど。
ちょっとウンチクものみたいなところもあるから、そのへんで楽しめるのはいいかも。
たださ、今回シルクレイの成型というかソールに適した硬さにするための奮闘を何ヶ月(1ヶ月?)もやってたみたいだけど、飯山がシルクレイを創った時のノウハウはどうなってんだ?ある程度固めるために試行錯誤したはずだよねえ。なのに繭を煮る温度に気が付かなかったって、そんなアホなとしか。
いや実際の現場はそういう些細な事で引っかかってるってこともあるだろうけど、繭を煮溶かす温度って、ものすごくそもそもって話じゃね?いや別にいいんだけどさー、コーヒーの温度でそれに気がついてもさw
そんで大地も工学部のはずなのにああいう素材作りの現場って通ってないのかな。工学部にしても何を先行してんだ?機械技術だけ?いやそれにしても、だ。あの手の研究ってすべからくトライ&エラーじゃないの?今の状況は腰掛けもいいとこだろよ。
とはいえひと月でなんとかなったこと、このドラマで陸王という新製品の開発に時間をかけられない理由って実のところ明言はされてないけど大地の就活よりも茂木の状態に因ってると思うんで、実際劇中ではそんなに長く引っ張れないはずなんだよなー。
怪我をしたマラソン選手が立ち直るかどうか、体調もだけど年齢的なこと、しかもスポンサー企業の広告塔なので結果を出さなきゃいけないというところでのハラハラ感は必要だと思うんで、茂木の方の事情がなかなか進展しないのはジレジレするよ。もうちょっとそっちの事情も見せて欲しいよ。
そしてそれもあるんだけど、茂木のところに言った宮沢社長たち、なんでその履きつぶしたシューズを引き取ってこないんだ?普通そこからデータ取るだろよ。シューズ開発って相当科学的な部分があるはずなのにそういうとこは中途半端なんだよな。全部経験と勘…ってわきゃないよねえ。アトランティスのソール開発が相当大変だったはずって話してるはずなのに、こはぜ屋が情熱だけでなんとかなるはずないだろよw 科学的なのはスポーツショップ光石研だけかよw
一応そのへんはもやんとするんだけど、まあテンポはいいので全体には面白かった。たぶんこのドラマは役所広司のチャームで保ってるwなんだろう、社長が困って弱ってるとちょっとフフって思うんだよなー(笑)
あとダイワ食品のコーチの音尾さんはもうちょっと陸王認めてよ!コーチのくせに靴に対してあんなに先入観アリアリで投げやりってどうなのよ?試して足痛めたらってのはわからんでもないけど、薄いソールのシューズに全く興味ないってそれもおかしい気がするの。
そしてこの流れだと市川右團次はチーム陸王に入ることは間違いなしだよw
あ、ところで学校に足袋を持っていったら陸王が採用されましたーってのはいいけど、あの陸王は試作品じゃなくちゃんと製品になってるの?子供の外履き程度ならそれほどソールの耐久性も気にしなくてもいいんだろうけど、いつ製品化した?って思ったのは確か。一般向けに製品化出来てんならそれはそれでみんなで完成パーティでもやってよー。