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脚本：泉澤陽子 演出：蔵方政俊、片桐健滋 原作：乾くるみ
2話目の感想書き忘れてたんでまとめて。
トラック運転手の高橋さんが死んだのは戻るタイミングが悪かったから。
旦那との社交ダンスをやりたかった横沢さんがせっかくやり直しで心残りは叶えたのに予期せぬ放火でやはり死亡。
でも横沢さんは少なくとも心残りは叶えられたんでいいんじゃないかなあとは思うんだけど。
そして3話目で天童さんは死んだはずの息子を助けるために参加してたってことがわかり、その運命を変えようとしたけど…ってことで、バス事故で息子死亡は回避しても代わりに奥さんが死ぬとか、バスじゃなくて列車にしたけどやはり事故でとか、レンタカーにしたら天童が死ぬんじゃないかとか、いろいろヒヤヒヤハラハラさせるのは展開として上手いなあと思った。
結局どうやっても息子かだれかは死ぬんだろと思ったら、全然関係ない子が死んだとか、どこかで不幸の辻褄は合うわけね。
というか、必ず誰かは死んだり酷い目に遭ってるわけで、これで風間がリピートゲストをランダムに選んだとかいっても信用できるわけ無いだろよ。何度も繰り返してるってことはどこかの時間軸で死んだり不幸に遭った人をピックアップしてるとしか思えない。どっちにしても不幸の総量は変わらないというか、それが因果律ってもんよねえ。
そんな中、婚約中の鮎美や彼女をきった圭介は恋愛絡みで問題ありで、とりあえずどんな不幸な目に合うのか気になるよ。少なくともこのノリだと最初の人生より良くなるとは思えない。
まあたまたま彼らにとってのリピート前の人生より悪くなるかもってだけで、もっと酷い時間軸もあったかもしれないけどさ。たぶんそれが前提のお話だよね。作者の底意地の悪さが興味深いです（ホメてる）
