そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

リピート#9,10(終)

http://www.ytv.co.jp/repeat/
脚本:泉澤陽子 演出:湯浅弘章 原作:乾くるみ
 
途中感想飛ばしたんだけど、仲間が次々と死んでいくのはやはり予想通り、元々死ぬはずの人たちだったと。それを風間が死なないようにした上で次のターンでリピートに誘ったのが今回のターンだったと。でも結局死ぬべき人たちは死んでしまったってことか。どう繋がってるのかわからない連続死をそういう風に持っていくところが乾くるみ流の発想なのか。
その上でものすごく衝撃のラストってわけでもないけど、最後はきれいに終わった。しかもわりとオレ好み。
正直オレ貫地谷ちゃんは好きなのにこのヒロインの鮎美さんって嫌いなタイプで、だからこそせっかく貫地谷ちゃんがやってるのに…という若干残念な気分で見てたんだけど、最後はとても美しく終わってよかった。鮎美さんの悲しみをオレも一緒に背負いたい気分。希望のあるいい悲劇だった。
あれだ、ちょっとばかしまどマギのほむらちゃんを連想したよ。鮎美さんはほむらちゃんだよ。この悲しみしかない世界でこれから人々に希望を与える魔法少女として、たまたま仲間だった人たちを助けるために人知れず風間と戦っていくんだよ。その決意をした鮎美さん@貫地谷しほりは美しいー。
あとこれはもう単にオレの好みの問題なので聞き流して欲しいんだけど、美形かどうかは関係なく鮎美のお相手が本郷奏多なのと最後まで残る協力者の天童さんがガレッジゴリさんなのがまったく好みじゃない、俳優としてとかじゃなくそのポジションにある登場人物のビジュアルとしてまったく好みじゃないのがわりと地味に視聴意欲を下げてたんですよ。
そこはほんと申し訳ないですが、その2人がオレ好みの俳優さんでヒロインが貫地谷しほりだったらこれどんなに楽しかっただろうと…
まあ内容に突っ込むなら、今回10回目のリピート中の風間はすでに8年4ヶ月もその時間から進んでないわけで、ぶっちゃけもう少し建設的なこと考えられないのかなーと思わんでもないよw 元々がそういう性格だったのかなあ。つまんない人だよね。
いや最後ちょっとだけ、あのリピートの発動条件は風間の意思が関係するんじゃないのかなと思ったんだけど、どちらにしても風間は死んでなかったからその辺はボヤッとってことで。だってそもそもあんな場所(大谷石採掘場w)にあの時間ってあまりにピンポイントすぎて、普通に考えてもなんらかの意思が存在しないと…と思うわけですが。
あとガンツ的に言えば転送に間に合わなかった毛利くんは記憶がなかったけど、10ヶ月前に戻った時点でもすでに何度かリピートしてる大森さん@安達祐実の所に行けばリピートの存在は共有できるよね。その時点では大森さんと鮎美は知り合いじゃないってのはあるけど。
鮎美さんが運命に勝てるのかどうか、いろいろ思い巡らせるいい終わり方でした。まあ風間が一度出来てるんだから鮎美もそのうちできるよきっとw
原作は圭介が主人公みたいだし、展開もオチも多分違うんだろうからちょっと気になるかなあ。
貫地谷ちゃんは美しいし本当にほむらちゃんっぽいわーw もちろん風間がキュゥべえなw
 
原作の紹介サイトだけど、この紹介寄稿文はミステリ作家らしい落ちでいいねw