そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

昭和元禄落語心中#2

https://www.nhk.or.jp/drama10/rakugo/
監督:タナダユキ 脚本:羽原大介 原作:雲田はるこ
 
助六の子役ちゃんがめっちゃ上手いなあー!彼らの子供時代もっと見たかったのにすぐ終わっちゃってしょぼん。
まあでも菊比古と初太郎の若い頃、溌剌としてて良いですよ。良いですよ。
というかあいつらイチャイチャしすぎじゃね?いくらなんでもそりゃいかにも一線越えそうなのはどうかなと思わんでもない(NHKだしーいやNHKだからこそなのか?)
そして岡田将生の菊比古、岡田まーが美形なのは当然としても原作絵柄の持つ線の細さとは違うと思ってたんだけど、実写ドラマだからこその美しさを出してきててさすがですね。線が細いというのとはまた違う内に屈折した何かを抱えてそうな美しさと、何より透明感が溢れててあーこりゃずっと見ていたくなる美しさだなあと感心したよ。芸という部分では山崎育三郎には負けるのかもしれないけど、演技というかなんかよくわからない存在感でのちの8代目八雲になるべくしてなるキャラなんだなと思わせる何かがあるような。
まあもちろん話の展開としてはまだ落語も人間も成長途中の未熟者という部分もちゃんと感じさせてるんだけど。(後半、現在に戻った時の置老いた八雲師匠が1話以上にこなれてることを望むよw)
この辺、芸としては初太郎の方が上だけど落語を背負って立つ存在としての菊比古という人間をきっちり当ててきてる岡田将生は結構底しれないなあ。
そして本来ライバルのはずなのに仲良しすぎでイチャイチャラブラブしてたところにみよ吉かー。
というか、この2話目の2人の蜜月ぶりがあるからみよ吉登場以降の確執が…って話なのはわかっちゃいるけど、むしろ運命の出会いはもうしちゃったから!みよ吉要らなくね?と思わんでもない(笑)