そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

2019アニメ◎4月期新番組◎19

 

どろろ#18

https://dororo-anime.com
シリーズ構成:小林靖子 監督:古橋一浩 キャラクター原案:浅田弘幸 原作:手塚治虫
結構いい加減に見てたせいか1話飛ばしたかと思ったよ。寿海の話を挟んで鮫の鬼神の顛末、そしてどろろの地図と百鬼丸との合流か。寿海に義足は作ってもらえなかったけど化け物鮫を倒したらまた足が戻ってきてよかってねw
百鬼丸の背骨の時に破れた着物の背が繕われてるとこが何気に細かいな。
鮫使いのしらぬいのイカレっぷりはアレだけど、彼の抱えてる理不尽さとルサンチマンな怒りとかすごくグッとくるよ。すごく悲しい。
これが百鬼丸対多宝丸の話に被ってくるってのはストーリー的にはかなり含みがあると思うんだけど、なんだろう、オレがこの浅田さんの絵柄が好きじゃないせいかもしれないけどしらぬいと鮫たちの話はもっと違う絵で見たかったなあ。彼のルサンチマンはもっと鬼気迫る絵柄で見たかった。百鬼丸と多宝丸のアクションは作画とても良かったけど。
そしてイタチはやっぱりいいヤツだな…最後に本当にお宝を見ることが出来たのがせめてもの救い。合掌。
 

キャロル&チューズデイ#6

http://caroleandtuesda.com
総監督:渡辺信一郎 監督:堀元宣 脚本:赤尾でこ キャラクターデザイン:窪之内英策(原案)、斎藤恒徳 原作:BONES渡辺信一郎
なんかやりたいことはわかるんだけど、もうちょっとなんとか…見せ方の問題なのか、チョイスするエピソードの問題なのか。もう少し面白みがあってもいいんでないかなあ。上手くいってもいかなくてもカタルシスなさすぎるのはなあ。だいぶ退屈に。
 

からくりサーカス#30

https://karakuri-anime.com/sp/
シリーズ構成:井上敏樹藤田和日郎 監督:西村聡 キャラクターデザイン:吉松孝博 原作:藤田和日郎
もーこれは泣く。ギイ先生… 作画もスタジオライブ回でサイコーでした。
でも仲町サーカスはだいぶ削られたエピソードなのでそこを出されるとちょっとつらい。アニメだけ見てる人はどうなん?なんでこれ2年くらいの尺で出来んかった。
とりあえずギイ先生に合掌。
 

さらざんまい#6

http://sarazanmai.com
シリーズ構成:幾原邦彦、内海照子 監督:幾原邦彦 キャラクターデザイン:ミギー(原案)、石川佳代子 原作:イクニラッパー
カッパから人間に戻れない展開ってのは結構ダークだと思うけど、サシェゾンビを倒して無事に人間に戻れてよかった。
そしてカワウソ帝国の片鱗と目的…はまだよくわからないけど、欲望か愛か、欲望なら尻子玉を抜かれて欲望ゾンビに、愛なら砕かれて結晶に?てか幾原アニメでは何をどうしても箱詰めされて存在を消されてしまうのか。
ケッピたちカッパの戦いの歴史も語られてちょっとだけ謎が解けたけど、これ本当にカッパ王国が正しくてカワウソ帝国が悪なのかなー?そしてカワウソ警官の玲央と真武、真武の方は死んだってこと?え、どういう意味?
いいけど春河を助けてからサシェゾンビを倒すところまでは端折ったんだよね?ちょっとびっくりしたw
 

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風#30

http://jojo-animation.com
シリーズ構成:小林靖子 総監督:津田尚克 キャラクターデザイン:岸田隆宏 原作:荒木飛呂彦
ブチャラティゾンビがとうとう確信に。もうちょっとで終わってしまう〜ブチャラティ
そして第5部ゲイカップル多すぎ(形はいろいろ)
 

鬼滅の刃#7

https://kimetsu.com/anime/
シリーズ構成:ufotable 監督:外崎春雄 キャラクターデザイン:松島晃 原作:吾峠呼世晴
え、吉良吉影が出てきたよ?やっぱジョジョなんじゃん。
鬼は何のメタファーなのかと思ってたけど、快楽殺人鬼かー
 

進撃の巨人season3#53

https://shingeki.tv/season3/
シリーズ構成:小林靖子 監督:荒木哲郎 キャラクターデザイン:浅野恭司 原作:諫山創
ああエルウィン…( ; ; )いやマジで原作でも鳥肌ものだったこのエピソード、あまりにも凄まじすぎるよ。
「心臓を捧げよ」の真の意味、まさかそうくるとは… 諌山先生は天才か。
まあだからあのシーズン2の主題歌はなぜ今このシーズン3じゃないのかと強く強く思うんだけどな!
現代人と同じような思考を持ってる獣の巨人ことジーク戦士長はオレら同様死ぬための特攻もそれをさせる兵団も死ねクソなアホどもだ…って思うのが当然なんだが、死ぬことに意味はないと言いながらそれに意味を与えるのは生者なのだと言い切るエルウィンの覚悟よ。生き残って答え合わせをしたいエルウィンに死ねと言うリヴァイ兵長の非情よ。心臓を捧げて死んできた仲間たちに意味を与えるのは生者である自分たちなのだ、ということの中にどれだけの覚悟があるか。多くの仲間を犠牲にしてやっと辿り着いたこの攻防戦、この捨て身すぎる作戦。こんな作戦を思いつくエルウィンも、実行できると言い切るリヴァイも相当ヤバイよ。
考えるに、このエルウィンとリヴァイの狂気の決断を唐突に感じないのはその前にベルトルトの変容があるからかな。それくらいにどちらも後がない、究極の状況ってことで。
壁の中の人間が知らない“野球”というものの投球術の威力もスゲえよ(スゲえのは獣の超長いリーチと運動神経だろうけど)サブタイが「完全試合」ってとこもシビれる。