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脚本：井上由美子 演出：野田悠介
潤一ってか岩ちゃん！なんという狙いすぎな萌え袖www すべてのニットの袖が萌え袖すぎるww
元精神科医の潤一のオシャレすぎる部屋での狙いすぎな獅子雄と潤一の同居生活もまた良し。そこはまったく否定しない。バイク2ケツもいいね！
しかし獅子雄、ディーン様はカッコいいだけじゃなくできればもっと変人成分が欲しいところ。カッコイイのに変人なのがいいんじゃないかな？なんでそこにストッパーかける？誰の差し金？オレは変人だけどかっこいいディーン様が見たいのに。
そしてそして、ゲストで菅野美穂を呼べるんならどうしてアイリーン・アドラーにしなかったのか。それとも本当に逮捕されないでまたライバル的に出てくるの？それならいいけど。
菅野美穂の悪女は問答無用で萌えキャラだよ。むしろディーン様や岩ちゃんなんか足元にも及ばない圧倒的存在感に感服。
あ、役名が「青木藍子」…イニシャルが「あ・あ」だからやっぱりアイリーン・アドラーってことか。
再登場しないかなあ〜、待ってる！
それはともかくそれ以前にさ、この話のストーリー、何が起こってるのか全く分からなくて逆にすごいよ。
なんかやたら展開が遅いし長いと思ったら15分延長だったにしても、45分過ぎても話の概要がつかめないのはどうしたものでしょう。
入れ替わり殺人…なのかどうかにしても、普通は30分過ぎたあたりで事件の概要はわかるよね？
そこに至っても一体誰と誰が入れ替わりで本当に殺されたのは誰で314番は何だったのか、そして弁護士の青木藍子は一体何をやったのか…がまったく分からない。
事件メインじゃない、終わってみれば獅子雄と藍子の対決だったとしても、何をやりたいのか分からないお膳立てはドラマとしてどうなの？
死んだ314番＝高橋博子は実は犯罪加害者の妹・山下佐和子で、なぜ事務アルバイトの河本美沙と友人である必要が？励まし合う関係だったのはわかるけど、関係性がよくわかんなかったよ。
えーとたぶん話がわかりにくいのは、高橋博子＝山下佐和子が不倫したということの真実が明かされるのが遅すぎなんじゃないかしら。てか山下佐和子は不倫はしてないってもっと早い段階で明らかにすべきでしょうよ。
冒頭でそこそこ展開した佐々木守の話はなんだったんだって思うよ。
大事なことなのに結局説明ないけど、死んだ314号・謎の女（山下佐和子）の婚約者の佐々木守と両親は「高橋博子」を調べたから不倫裁判の件を知ったんだよね。実際に婚約してた山下佐和子はそんなことしてないと。
でもどちらにしてもそんな親と婚約者なら、彼女（山下佐和子）が犯罪者の妹だと知った時点でやっぱり婚約解消だと思うけど、そこまでやってくれた方が良かった気も。
とすると、それでも彼女は自殺じゃないの？美沙ちゃんは自殺じゃないっていってたけど、あの様子だとやっぱり彼女は自殺だと思うなあ…気の毒だけど。
その「高橋博子」は何者なのか、出てくるのは最後の最後。
最初に佐々木守が調べた「2年前に不倫してた」本物の高橋博子。不倫和解裁判であそこまで弁護士の藍子先生に暴言吐いて殺された高橋博子。
いやどういう状況の不倫和解裁判だったか知らないけど、担当弁護士をそこまで悪様に言う女ってそもそも何なの？このキャラの人となりがおかしくない？
でもそれ以上に藍子が激昂して彼女を殺したという、どう考えても短絡的な行き当たりばったりな殺人をしてしまうのも、あそこまでふてぶてしく悪女ぶるわりに違和感。死体どうやって処理した？ひとりで山の中に埋めるの大変だと思うよ？？
何よりこの話が一番ダメなのは、獅子雄が314番の死体から常人ならざる想像力と観察眼その他もろもろでそこに辿り着いたという爽快感とカタルシスがまったくなかったことだよ。
それなのに「この世で起こる事はゲームだって思うくらいが、ちょうどいいんじゃない？」とか言われても。いやセリフはとてもカッコいいセリフなんだけど、全然身中身が伴ってないよね。
藍子も「言ったでしょ。困っている人を1人でも救いたいの。嘘じゃないわ」
うんきっと嘘じゃないと思うんだ。でも彼女は美沙ちゃんにまで悪女ぶる女だったよね。キャラの辻褄が合わない気がするの。辻褄というか、このキャラって分裂症？
そんなわけで話はまったく面白くないどころか終わってしばらく考えなければ理解できないって時点で何やってんだと思うのだ。それともオレが理解できなかっただけ…？
あと美沙ちゃんが明日まで待ってって言って何か調べようとしてたけど、大体事件関係者が明日まで待ってって言う時は死ぬよ。死ぬと思ってた。けど、生きてて逆に拍子抜け。
あれ、これもしかして彼女ってワトソンの彼女の子ポジション？ずっと出てくる？岸井ゆきのだから全然いいけど。むしろこのドラマキャスティングセンスはいいよね？
まあとにかく次回は面白いかもしれないと願う。すでに放送されてるけど（今週中に追いつきたい）
