そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

テセウスの船#1

https://https://www.tbs.co.jp/theseusnofune/
脚本:高橋麻紀 演出:石井康晴 原作:東元俊哉
 
見た気になってたけどまだ見てなかった!てことで慌てて試聴。
原作は試し読みだけ読んだ。(から見た気になってたのか?)
ぶっちゃけ、昭和の終わりの冬に北海道の小さな街で子供絡みの連続殺人があって主人公がタイムリープするやつって、「僕だけがいない街」かよ…って思ったのは確か。みんなもそう思ったろ?
と思ったらドラマは北海道じゃなく宮城になってたよ。何か理由あるの?(てかじゃあ設定的に北海道じゃなくても良かったんじゃん)
ギリシャ神話結構読んでたと思ったけど、「テセウスの船」というパラドックスは知らなかったんだけど(パラドックスネタ大好きなのに何で知らなかったんだろう?)、時間ものって事で考えると主人公がタイムリープで過去を変えようとするけど改編された過去から続く現在は構成要素が同じでも同じと言えるのか、同じ家族といえるのか…みたいな話?
アイデンティティの問題なら事件の犯人である父親や、もっと言えば一見同じに見えるけど過去に飛んだ自分は元の自分なのかどうかってことなんだろか。

まあともかくセキュリティに敏感な上野樹里はとうとう仮面ライダーを旦那にしたし、竹内涼真鈴木亮平が親子なのはおいしすぎ。いいけど榮倉母の老けメイクひどいなー。
タイムスリップというよりは世にも奇妙な物語か、藤子・F・不二雄の少し不思議SFか、霧に包まれたらそこは平成元年だったのだ。平成おじさん!
平成ってパッとしないっていわれても、別にそんなことなかったよ?何があったかといわれるとよくわかんないけどISSAに「お前たちの平成って、醜いよな?」っていわれるほどでもない。(イミフメイ)
 
ぶっちゃけ奥さんが勝手に旦那の父親の事件を調べていて、そのアンチョコを持ったまま過去にタイムスリップするって都合良すぎ。
しかもしかも過去変えていいんだ?!
過去なら変えられるってそれどういう意味よ。逆にそれありなのか、どっかで辻褄合うんじゃないのかなあ。
というかもしかしてオレたちがタイムSFに縛られすぎてるのか。普通の人はああいう状況になったらっぱ過去を変えちゃうのかもな?
どっちにしたってあの村で一番怪しいのは田村心お前だよ、気が付け…としか。
つかさ、毒薬ボトルの指紋のこと言われて慌てて探しに戻ったり(そりゃつけられるに決まってる)そもそも毒薬をその辺に捨てるっていうのが信じられないし。アホなの?毒薬だぞ。
佐野を助けに戻るにしてもロープとか持ってけよ。なんで手ぶらでいくのさ、その状態で助けられるならさっき助けとけよとしか。
「俺が殺す!」とまで思った父親をあっという間に信じるし。
なんか全体にツッコミどころのほうが気になるよ。まあ一応見るけどよ。
そいや心さんスマホどうした?持ってないわけないよなあ。
普通に考えて未来から来た、はドッキリ。野口と福沢先生のお金は作ったですむけど、スマホは電波通じなくても入ってるアプリ見せるだけで未来感!バッテリーあるうちにな!