https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/minagawa-akira-tsuzuku/
場所：東京都現代美術館
会期： 2019年11月16日（土）〜2020年02月16日（日）
ミナ ペルホネンは、デザイナーの皆川明(1967-)が設立し、ファッション・テキスタイルを中心に、且つデザインの領域にとらわれない活動をしています。
皆川がミナ ペルホネンの前身となる「ミナ」を立ち上げたのは 1995 年。一過性の流行ではない普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、日本各地の生地産地と深いコミュニケーションを重ねながらものづくりをつづけてきました。
ファッションからスタートした活動は、その後、インテリアや食器、空間デザインなど次第にその領域を生活全般へと拡げ、デザインを通して私たちの日常の様々な場面に「喜び」をもたらす提案を重ねてきました。その歩みは本展覧会の会期中の 2020年に、25周年を迎えます。
タイトルに付した「つづく」という言葉は、「せめて100年つづけたい」との思いから始めたブランドが、その4分の１を迎えようとしている今現在も、常に今から 100年後を見つめ続けるミナ ペルホネンの時間的な継続性を想起させるものですが、それだけでなく、つながる・重ねる・循環するなど、ものごとが連鎖し何かを生みだしていく様を予感させる言葉でもあります。本展覧会では、多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、ミナ ペルホネンの独自の理念や世界観を紹介するとともに、現代におけるものづくりの意味や、デザインの社会における役割を考察します。
去年からやってたのにやっと行けましたよ。（現代美術館、微妙に遠い）
展示は写真撮影可なものが多かったので写真撮りまくり！
懐かしい柄もいっぱい。
すごい懐かしい柄とかいっぱいあった！カワイイ！
服の森、圧巻！
欲しいものしかない！（でも似合わない）
可愛くて素敵なものしかない。
もうアート作品といってもいいね。
可愛くて素晴らしい布の数々。
もはや服のためのテキスタイルというよりアート作品。
ミニバッグやエッグバッグは本当に残り布から作ってるのねw
凝ったボタンたちカワイイ。
そしてこの蜘蛛のブローチ、昔買おうかどうしようか迷って買えなかったやつや…欲しかった…
以前ミナペルホネンの刺繍工場のドキュメンタリーを見たけど、とんでもないこだわりと手間で出来てて気が遠くなりそうでした。
刺繍をね、盛り上げるんだよ…
スケッチのラフな線を全部再現するんだよ、刺繍で… スケッチ見てたらところどころ塗りつぶしじゃなく線の通りにみたいな注釈コメントがあって、「世界観！」ってなりましたw
全体は服の展示、スケッチの展示、イメージソースやアイデアモチーフのアイテムたち、切り抜きパターンとかノベルティバッグの展示とかあって。
あとホテル構想、スケッチと模型と実物（笑）
中はシンプルで最低限なキッチンがあり。見られなかったけど2階にはミナペルホネンの生地のリネンのベッドなどが。
巻貝をモチーフにしてるらしい。グランピングみたいで面白そう。泊まりたい！
「洋服と記憶」という部屋の展示、ミナペルホネンの洋服を持ち主から借りてその思い出のストーリーと共に紹介されてて。
それが結構グッとくる話で。
お直しして何年も何十年も着てる人もいて、そういう着方も素敵だなあと。
ブランド始まった頃（まだ「mina」だった頃）から結構好きで白金台のアトリエショップにも行ったことあるくらいだったけど、
でも服はさすがに高すぎるし着こなせないなあと思い、毎シーズン伊勢丹で眺めるだけでしたが…
いやでも今思うとコートとか買っとけば良かったかも。
今なら着られる！（かも？）
あーでも自分のスタイルとして何十年も同じテイストのものを着続けるということはない気もするから、
だからこそそういう服と寄り添う生き方に憧れる〜ってことなのはわかってる（苦笑）
最後は皆川さんの描いたイラスト。素朴感。
最近着物やってるんで余計にそう思うんだけど、皆川明さんの世界とものづくりは
着物に通じる何かがある感じ。
ええもん見せてもらいました～
