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総監督：武正晴 脚本：脚本：山田能龍、内田英治、仁志光佑、山田佳奈(１話、２話） 原作：本橋信宏
今さらですが、ネトフリの全裸監督やっと一気見た。
今見ると何もかもが信じられないくらいにゆるい時代だったんだなあ…と改めてビックリするよ。いやあの時代はあの時代で女性差別的なことが横行してたにしても、男性も女性も皆んな元気でそれなり楽しかったと思うけど。お金があるってすごい！（苦笑）
90年代のあの当時、村西監督のネタとか生テレビに出てる黒木薫は見てて世間的にセックス産業のことなのにかなり表立って話題になってたのは記憶にあるけど、アダルトビデオ本体自体は全然見たことなかったですよ（当たり前）
なので本編中の撮影シーン（セックスシーン）はある意味衝撃的だったわー。破天荒すぎる。そりゃ話題になるわ。
というかだから、そもそものAVを見たことない20代前半の女子でも黒木香が何者なのかを知ってるし、あれだけ「アダルトビデオ」というものが大っぴらに話題にされその監督が人気者として扱われ、犯罪者スレスレ（どころか収監されてるけど）なのにそれでも世間的には問題なかったあの時代というものはやっぱりすごいなあとしか言えないよな。本当に凄い時代だったんだなあ、バブル時代。
なのでほぼイロモノとして見てたんでそこまで事件的なことは（多少のフィクションが入ってたとしても）詳しくはなく、それもあってそういうことがあったのか…と呆然とするばかり。駅弁フ○ック村西とおるが発明したのか…
あ、AVの撮影というフィルターがあるにしても、よく考えなくてもこれ自体が大変激しいアダルトビデオですね（苦笑）
森田望智は今期のトップナイフに出てる素に近いビジュアルが好みなんだけど、黒木香はあれはあれで上手すぎる。確かにああいう喋り方してた！
今だと出始めの頃の壇蜜の扱いに近いけど（キャラは全然違うけど）、深夜とはいえああいうことをあけすけに言っても良かった時代、まさに半裸の女たちがお立ち台でジュリ扇振って踊ってた時代って気がする。あの頃ってもしかしてオンナが強かった？いや確かに強かったんだけど、なぜいつから大っぴらに差別されても仕方ない存在になってしまったんだろう。社会の気分の反動ってすごいな…
山田様のあのもっさりした村西監督のなりきり度合いは相変わらずすごいけど、それにもまして満島真之介は凄まじいね。今回は満島に感服。
実は村西がハワイで捕まったあたり、川田の様子は見てるこっちも胃が痛くなるし、本当に1億払うのか、払えるのか。誰も裏切ることなくあのチームは維持されるのかどうなのかという点ではすごくスリリングで、洋画のクライムサスペンス物とはまた違う邦画（邦ドラ）だけど日本のドラマっぽくないテイストは何かというと本気度合いというか、リアルさの方向性がとてもリアリティがあったというか。
満島が凄いってのは、トシがめちゃくちゃリアルで、本気であいつ死ななくてよかったって思ったよ。すげーハラハラしながら見てたわw
結局國村隼のヤクザ一人勝ちってことか。
ポセイドンの社長のやり方は好きにはなれんけどクリスマスに連れて行かれて最期はあれってのはちょっとびっくり、そこはかとなく切ないぜ…
シーズン2も決まってるらしいんで楽しみ。どこまでやるのかな、まだ監督の「ナイスですよ〜」とかハメ撮り的なネタ、最後にチラッと出て来ただけで、ネタとしてはこのあとが本番だよな。
