そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

アンサング・シンデレラ#1,2

https://www.fujitv.co.jp/unsung/
脚本:黒岩勉 演出:田中亮 原作:荒井ママレ
 
石原さとみ主演とはいえ、ありがちな医療系ヒューマンドラマかなと思ってそんなに期待しないで見てたんだけど、思ったより面白かったです。
脚本は黒岩勉だし演出がコンフィデンスマンJPの田中亮って事でもソツなく過不足なくテンポいいし、おまけに病院薬剤師の仕事というあまり知られてないことをさらっとわかりやすく描写しててネタとしても面白いし。
一応試し読みの1話目も見たんだけど,むしろ原作はオーソドックスな医療系漫画で、逆に、あれ、ちょい違う…って思ってしまったよ。
ドラマとネタのアウトラインは同じ展開だったけどドラマの方が内容的には濃かったし、キャラが結構違う気がするなあ。ドラマの方が面白いかな。
でも時々描写として気になるとこがあるというか、1話めの林医師の疑義への対応って薬剤師がそのまま流してたらどう考えても医療過誤だしむしろそれを止めた葵は病院の損失を不正だってことでもっと評価されてもいいはずじゃね?とか、2話めの大宮さんの服薬調べるのとか急ぎなんだからタクシー使えよとか、家の家探しもだけどまず診察券だろとか、いやオレの読みが早いってのもあるけど若干疑問。ながら見なら良いけど集中して見てたらちょっと気が離れる感じ。いやまあ、若干のながら見でちょうどいいって狙いならそれで良いと思うけど。オレも最近ドラマ見ながらスマホとかついついいじっちゃうしなあ。
それでも荒神さんがモルヒネの50倍の薬出したのメモってないとか流すなよとか(その割に手続きはきっちり描写してる)、薬剤部長のふわふわ対応度合いがあの薬剤部の忙しさと微妙にマッチしてなくて気になるし。
まあゲスト患者さんの話はオーソドックスなストーリーみたいだから乾燥は特に描かなくてもって感じだけど、ドラマは観ようかなと思ってますん。
あと成田凌のキャラが今後楽しみ。彼は普通にいい人よりもああいう癖のある役の方が似合うよね。3話めの予告CMは見たんで、うむ楽しみ!