そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダーセイバー#2「水の剣士、青いライオンとともに。」

テレ朝 https://www.tv-asahi.co.jp/saber/
東映 https://www.kamen-rider-official.com
脚本:福田卓也 監督:柴崎貴行

『僕はソードオブロゴスの新堂倫太郎。大丈夫安心して、決して怪しい者じゃないから』『いややややや、めっちゃ怪しいんですけど!』

 

倫太郎、どこでもドア知ってんの!?テレ朝だから?

家に土足で入っては失礼だと言いながら乗り物(動物?)は土足だし、シュークリームやエクレアは知ってるけど実物は見たことないとか、常識人の礼儀正しい不審者(笑)ズレてる感が程よい、見るからに笑顔の怪しい人、それが新堂倫太郎w

1話に引き続きめちゃ内容濃くて展開早い。てかセリフでの説明多すぎるけどサクサクと設定が明らかになるからそれはOK。

ソードオブロゴスの本拠地は北極にあるノーザンベースという秘密基地。それ知ってる、スーパーマンの基地(孤独の要塞)!あとファンタジー児童文学ってとこでちょこっと「ライラの冒険」が掠めたw(映画しか見てないけど)

ところで本の中の異世界とソードオブロゴスの存在は違うの?「現実世界の北極に」ベースがあるのに彼らは“普通のホモサピエンス“じゃないんだ?おいおい説明されるならいいけど(先走り過ぎ)

そして本とその世界の守り手が戦うのは古より始まり未来永劫続く終わりなき戦いで、聖剣を授かった剣士が“仮面ライダー“という新しい認識!いやどこに仮面要素が?

それはいいけど情報量多いよ、集中してないとこにいきなり設定ブッ込まれても理解がおっつかん。理解が追いつかないのは異世界と普通じゃないホモサピエンスの(加えていうなら日本人風な漢字の名前の)倫太郎たちと本の中の世界の異世界観がマッチしないからか。あと敵のメギドだちの目的、こっちも一度で理解できんかったよ。「遥か昔に失われたワンダーライドブックの代わりとなるアルターブックを作り、新たな「世界を創造する本」を生み出そうと暗躍する。」っていうけど固有名詞が入ってこないせいか意味わからん。さすがにこの辺の説明は拙速すぎじゃね?5、6話あたりでいいんだよ?

あと1話の時に突っ込みそびれたけど、本の形に街が切り抜かれて異世界に飛ばされる(ワンダーワールド)って、柴崎監督ってこともあり「仮面ライダーオーズWONDERFUL 将軍と21のコアメダル」思い出した。この辺の描写もとてもよい。

 

今回の敵、アリとキリギリスのメギドだけど「アリとキリギリス」ではなく「アリかキリギリス」なんだ!豆の木も似てるけど違うタイトルだった!ジャッ君ってwww

相手がアリだから集団と考える倫太郎もちゃんと頭使ってるけど、飛羽真は敵が発した言葉の揚げ足を取る形で本の世界の現状を察するとかさすが作家。でもだったらそろそろ倫太郎の「普通のホモサピエンス発言に突っ込んで欲しいところですw

それだけじゃなくアリメギドとキリギリスメギドってとこから童話の「アリとキリギリス」を連想し対抗策を考えてもる。でも女王アリが増殖してるのはジャックと豆の木の力だったとは。

しかしダイレクトに豆を出すブレイズと違って、2冊差しで豆自体の力を纏うセイバーの出来る子っぷりに慄きつつもそれなり導こうとする倫太郎そっちのけで、空の敵を倒すために地面から豆の木を生やすという童話そのままの力を発現させるって、飛羽真出来良すぎだろ。倫太郎の精神状態が心配。

なのにブレイブ倫太郎はどう反応するのかと思ったら「そんな使い方、サイコーですよ!」って、倫太郎良いやつwwwwこいつも否定しないやつだったwww

あと雑魚戦闘員のシミーってまさか本の紙魚のことか?

 

2話目ということでか倫太郎フィーチャリングなのはともかく、ちょっと天然素直すぎて大丈夫かと若干ハラハラしてたんだけど、なんかよくわからないけど噛み合っててちゃんとバディっぽく戦っててよかった。

どう見ても戦いにおいて飛羽真の方が伸びしろありそうなのに、倫太郎をすごいなーとベタ褒め状態でいろいろ教えてくれよという屈託のなさ。

嫌味ったらしくなく呼び捨てを咎めつつ「一緒に学びましょう。これからは倫太郎“さん“と呼んでもいいんですよ?」という倫太郎の天然さよww

しかも心の声ダダ漏れとはwww狙いすぎたネタキャラじゃなく、言動を素直に楽しめる良いキャラすぎる(笑)

あと芽依ちゃんが倫太郎をエクレアで釣るの、察しが良すぎるだろwwまさかの布石か。ちゃっかり屋さん。というか話の流れからいってこれって1話の翌日じゃないの?メイちゃんはお友達と遊びに行く予定があったんでは。まさかその帰りに寄った?

そこにやってくる絨毯に乗った青年、誰?アラビアンナイト?毎回これかよww 再会?再会ー?(あらすじ見たから知ってる)てかライダーは10人くらい出てくるって言われてるけど、エンディングは赤青に白(金?)だから増えてもメインはあと1人?白い人は誰?子持ちパパじゃないよね?

 

オープニングもあるのにダンスエンディングもあるってなんか変な感じ。でも正直OPよりEDの方が好きです。OPはアレキサンドロスの人だっけ、なんかスカパラの曲アレンジと声が合ってない気がするなあ。全然頭に入ってこないよ。

その点EDはスカパラのドラムの人なんだ、そりゃ相性いいはずだし、こっちの方が楽しげでみんなダンス上手いしいいね。エンディング、これから人増えるのかなー

先週も言ったけど毎月違う図書館でロケして欲しい(要は各地のステキな図書館を紹介しろ)

 

予告。

まさかの子育てパパがライダー!おっさんは今までもあったけど子育てシングルパパ?現実の子供に寄り添いすぎてる。

そして幼なじみが白いライダーなのかどうか?

テレ朝公式さん2話のあらすじ、10年前じゃないよ、15年前だよ。直して!

 

突然の雑感。

オンタイム視聴の流れでキラメイジャーを見たら結構話が進んでたんだけど(コロナ中止の分からずっと溜めてる)、それよりまさかの倍返しwwww

キラメイジャーの感想書くのだいぶ先になりそうだから半沢直樹ブームの今のうちに言っとく。まさかの半沢“倍返し“ネタかよ(爆笑)

いやでも、これ見てて思ったけど、今戦隊の方はわりと大人でもわかるオモシロネタやってて逆に仮面ライダーの方が子供にウケそうなネタをやってるってのは興味深いですね。ぺこぱも子供受けだし(いやオレも好き)

キラメイジャーはそもそも車が相棒で喋るという点で子供にウケそうな基本設定だから、そこにストーリー的に何を乗せても子供が好きなのは変わらないと思うけど、セイバーが絵本の童話やおとぎ話をネタにして子供(と子供を持つ親たち)がとっつきやすくしてるのは、最近の大人…というより小学校高学年や中学生以降じゃないとわかりにくかったライダーの傾向からしてちょっと面白いなーと思ったり。(子供よりティーンに受けてるというソースはない印象語りだけど)

子供に対して本に興味を持たせるというのは戦隊ではフォーマット的に意外と難しそうだし、戦隊の想定視聴者層は未就学児童だから自力で絵本に興味を持つ・自分で選ぶのもちょい早い気がする。だからなんとなく仮面ライダーセイバーで小学校低学年くらいに視聴者層を絞った(とはいえ今んとこ大人でも楽しめてる)のは結構正しいんじゃなかろうかと思ったり。

その結果戦隊とライダー両方への興味として視聴者の境目が開きすぎず、上手く戦隊→ライダーに移行できた方が東映バンダイもありがたいに決まってるし。

ライダーが戦隊っぽくなるのは大人向けを好んだ平成ライダー1期好きとしては物足りなくもあるけど、平成2期より明確にターゲットを絞ってきた感じは好感が持てるかな。(令和1作目のことはとりあえず忘れる)

ニチアサはそもそもが未就学児童向けのコンテンツなので断然今の方が正しいと思うし、戦略としても平成ライダー1作目のクウガから20年経って、ちょうどその頃クウガを見ていた当時児童ではなかった人たち(クウガを楽しんでたのは主にティーン以上だった)が親になる年齢だというのもあるだろうし、令和2作目セイバーのこういう明確な方向性を持った作品作りというのは大変好ましいし正しいと思うのです。(ここでクウガ20周年で東映特撮Youtubeで全話無料配信する東映の抜け目なさよw)