そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

今際の国のアリス#1-1〜3

https://www.netflix.com/jp/title/80200575
監督:佐藤信介 脚本:渡部辰城、倉光泰子佐藤信介 企画・制作:ROBOT
 
夕方買い出しから帰ってきて一息ついたところで、いきなりNetflixの「今際の国のアリス」を見ると言い出した家の人がいたのでついついうっかり、 夜ご飯の支度もしないまま3話まで見ちまったよ!今このタイミングで見るべきドラマか?w
 
原作はサンデーの漫画ってことで、監督は「GANTZ」「キングダム」の佐藤信介監督。めちゃめちゃGANTZっぽいよ?
そしてキングダムだから主演が山崎賢人なのかー(としか思えん)
いやでも山崎賢人、相変わらずなせかセリフは棒読みくさいけど、演技はだいぶマシになった気がしなくもない。(ここを長らくみてるみなさんはご存知でしょうが、彼に限らず一部の棒俳優に対してかなり辛口なのはブログの仕様です)
いや今回は褒めてるんですけどね。見た目カッコイイのに普通のダメ人間がちゃんとできてるし。あと結構痩せたね。山崎賢人は痩せてもやつれた感がない顔つきなのはお得かも。
そして今回の土屋太鳳はとても良いです。目力強くてカッコイイ!タンクトップ良い!アクション的なパフォーマンスも素晴らしいです。タオタオを見るだけでも価値がある!
町田啓太にはちょっとびっくり。意外とこういうビジュアルなことってないような気がする。見てないだけかも知らんけど。あとオレ森永悠希好きなので彼が出てるとちょっと楽しい。もっと見られると思ってたんだけどなあー
謎の達観キャラ、村上虹郎相変わらずカッコイイね!
 
この作品、タイトルからすでにネタバレ気味ではあるけど、ネタバレ感想でもいいよね?ダメな人はこのあと数行、次の段落まで飛ばしてちょうだい。
オレはこういうわりとよくありがちな設定を感じる時ってネタバレそんなに気にしないんで(経過や人間関係を見たいって時)1、2話あたりでwikiとか見ちゃうんだけど、見なくてもわかるくらいに「今際の国」って、あの世とこの世の狭間でしょ。
このアナザー渋谷、アナザー23区に飛ばされた人たちは明らかに何らかの事故に巻き込まれてここに来てるんだよね?そしてここを無事に出られたら生き返るんでしょ?だよね?
一応見たのはキャラとキャストの確認と今際の国とげぇむの設定くらいで、各キャラの顛末までは見てない感じ。
ここに入った原因までは見たけど、それからして「え、カブトかよ!?」みたいなw 渋谷って隕石落ちすぎじゃね?
ただそうだとしても人数多いし、時間経過がそれぞれバラバラってことはつまり、生死の境を彷徨った人間がみんなここに着てるの?っていうご都合も感じるけどね。23区しかはっきりしないって、いやいや、東京にいる人間=23区内在住ってありえんだろとしかw それともこの国自体が概念?地方各地にそれぞれの今際の国があるのかな…などと思いながら見てました。

関係ないけどメタ的視点で面白いなーと思ったのは、ああいう状況に陥った時に「自分ら以外の人間が消えた」と思う人と「(東京に見えるけど)どこか異世界に飛ばされた」、番外的に「タイムスリップした」と思う人がいるんだなあと。この価値観の表出はちょっと興味深いですね。
 

 
1、2話目で大体のキャラ設定とかストーリー展開はうまく説明されてて、スルッとドラマ世界に馴染めるのは良かった。原作はどうか知らんけど、ドラマはありがち設定という以上にまあ、わかりやすかったかな。
そしてアリスの最初の仲間、カルベの町田啓太、チョータの森永悠希、途中一緒になった水崎彩女はともかく、この3人でもっと引っ張るのかと思ってたら、まさか3話目でアリス以外全員アウトとは…
アリスだけが生き残る植物園のGAMEは、アリスのいうようにおにごっことしてはルールが破綻してると思ったけど、最後、アリスを生かすために羊のみんなが隠れてそれを探し出すという流れは面白かった。GAMEルールはちょっとインチキじみてるけど、意外とただのバトロワ、生き残り系ではないのがいいのかな。確かに心削られるわ。

とりあえずキリがいいので今日はここまでに。