そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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アンブレラ・アカデミーS1~2

https://www.netflix.com/title/80186863?s=a&trkid=13747225&t=cp

 

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アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)は、ダークホースコミックスが発行したコミックシリーズ『The Umbrella Academy』を原作とし、スティーヴ・ブラックマンが制作した、Netflixのスーパーヒーロードラマ。

2019年2月15日にシーズン1が配信された。2シーズンが製作・配信されており、シーズン3が製作予定。(wikiより)

 

アンブレラ・アカデミー は、まあすっごい面白いかというと微妙なところなんだけど、つまらないわけではないかなあ?

wikiみたらジャンル的にはブラックコメディSFってあるんだけど…  (苦笑)

世界を救うヒーローものってことでは同じような設定の「HEROS/ヒーローズ」みたいに、シーズンを重ねる事に設定がドン詰まって詰まらなくなる…というのを上手く回避してるかな。HEROSは本当にガッカリしたので。(ザカリー・クイントくらいしか良かったとこがないよ)(あとマシ・オカ?w)

それでHEROSっぽいのかと思ってたら実際はSPECだったよ!?(苦笑)

以下若干展開のネタバレあり。

 

年末からシーズン1と2を観て、 シーズン1はメンバーと設定紹介があるっての考慮しても何をやりたい話なのか、何やってんのかよくわかんなかった。マジで。

ストーリーの大枠は、謎の懐妊で生まれた超能力のある子供たちを集めて養子にしてヒーロー活動をさせているハーグリーブズという大金持ちと、その子供たちの話…というほど簡単じゃないけどさ。生まれた子供は43人、引き取っれたのは7人、残りの子たちにも超能力あるんじゃないの?どうなったの?と初っぱなから引っかかりだらけ。(一応布石っぽいけど)

スーパーパワーを持ってて世界の敵と戦ってるヒーロー集団がアンブレラアカデミー。でも子供たちがヒーローチームとして活躍したのは既に過去の話。今はみんなアラサーのポンコツダメ人間。

筋肉バカでそのまんま猿みたいな毛むくじゃらの怪力担当1号ルーサー。カッコ良さげだけど結構マヌケキャラ、ナイフ投げってつまり念動力やんかの2号ディエゴ。言葉で人を操れる恋多き女(とても突っ込みたい)3号アリソン。死者と会話できるセクシークズ男(自称)の4号クラウス(ってかその力SPECの当麻やん)。時間と空間を移動できる5号ナンバーファイブ(てか本名!?)は能力は違うけどまんまSPECのニノマエw 6号は死んじゃった幽霊のベン(なぜ死んだのか?)

そして最強イヤボーン女、兄弟の中のみそっかす7号ヴァーニャ。イヤボーンて単語、ひさしぶりに思い出したわーww

というこの話、敵は誰で何から世界を救うのか?

そもそも狙ってくる謎のエージェント、ヘイゼルとチャチャを敵っぽく見せてるだけで実際はそうじゃないってか、ほとんどマッチポンプみたいな展開。5号ー!?←大事

 

話は何がどうしてなぜそうなるのかよくわかんないままシーズン1ラスト、いやそこで続くの!?と思って、それが世界の終わりの黙示録ってこと?というポカーンな展開。なぜならそもそも5号(ファイブ)がそのあとの世界を生きてるからね?

それでもヘイゼルが幸せだったとわかって良かった。良かったよ、本当に。

これは続きが気になるいい引きでシーズン2へのいいつかみ。

 

シーズン2話はだいぶ登場人物たちがバカになったけどそれなりに面白かったし、みんなのあまりのアホさにキャラクターに対する思い入れもできて、パラレル展開ってことで予定よりずいぶん早くの黙示録で振り出しに戻る。逆に目的としてはシーズン1よりはだいぶわかりやすくなったかな。ヴァーニャが起こす黙示録の破壊を止めりゃいいんだもんね。

と思ってたら、毎回メンバーが頭悪すぎで話が進まねーwww

これは世界の平和を止めるヒーローチームの活躍を描く話じゃなく、ポンコツ兄弟姉妹のあれやこれやな話だったのだw逆にシーズン2見たら面白くなってきた!

現代に戻りたいみんな…のはずなのに、敵?の女ボス(ちょっと違うけど違わない)ハンドラーが言うように、言われた時間にすら集まれないアホどもww絶望的すぎる (笑)

あの中では当然1番賢い5号(ファイブ)を押しにしとけば心穏やかに観てられるけど、メンバーがあまりに頭悪すぎたりマヌケだったり、観てるうちにそれすら愛嬌に思えてくるとかキャラ立てとしては上手くいってるかも?

 

このドラマ、最初困惑したのはシリアスなのかそうでないのかよくわからない演出、キングスマンみたいに緊迫したアクションシーンでのんびりとした流行曲をバックにスローモーション映像のギャグすれすれな演出とか、わりと簡単に人殺すし拷問酷いし、深刻なドラマじゃないわりに描写は容赦ないけどさ。

まあ気楽に観られて、かつ適度に謎で引っ張るのは上手い。キャラがわかってきたらそういうものかと納得。

てとこでシーズンラスト、ケネディ暗殺はさて置いて(基本止めちゃダメだろ、アホなのかみんな)、アンブレラアカデミーのみんなに親しみを持ったところで、戻った現代はまたまたパラレル時間軸。そりゃそうだよな。

MJ12のメンバーですら予想外の正体が謎すぎる「彼」が生きてるのは予想通りだったけど、え、そいつら誰よ!?

どうやら毎シーズンがパラレルな時間軸で毎回起こる黙示録を止める話っぽい…のか?そんならそれで話はだいぶわかったんで、第3シーズンを楽しみに待つわ。

(笑)

いいけどこのドラマ、2019年設定なのに何でみんなスマホ持ってないのかな。と思ってたらシーズン2はずっと1963年だからスマホどころじゃなくなったし。

まあ組織のアナログっぷりとかああいうのが好きなんだねーってのはわかるけどw