映画のようなクールで青みと奥行きがある美しい画面、洒落た外国映画のような音楽、流れるような伊藤沙莉の講談調ナレーション。
知人に「田中」「佐藤」「中村」と呼ばれるやたらややこしい基本設定の主人公「大豆田とわ子」の内面と状況を徐々にあからさますぎるほどに説明していく、基本会話劇のドラマなのに異常に面白いよ!
てか松たか子の元夫に松田龍平、角田宏明、岡田将生を持ってくる。その取り合わせを思いつくか〜
それにしても岡田将生は「三角窓〜」でも改めて思ったけど、本当に顔が綺麗だな!(まずそこか!?そこ大事だよ!)
あまりにもドジっ子というか注意欠陥ADHD気味というか、でもそれなり優秀で社長で3回も結婚してる大豆田とわ子。
でも横浜大桟橋にいるいかにも外国戦の船長風の自称船長はどう見ても国際ロマンス詐欺だよ!気がついて、その男はインディードの男だよ!転職じゃなく詐欺だけど(つかそれ以前にバッグ盗まれると思ったし、多分それ自称船長とグルだし)
どう転ぶのかまったくわからない展開と気を抜いてセリフ取りこぼしたら面白さを逃してしまう、そんな集中力を試されるドラマ!なんだそれ。
何年かぶりに元夫たちに会うことになったけど元夫たちもクセが強いどころじゃない変人レベルの人ばかり。気が抜けねえ〜
冒頭のタイトルカットとラストに必ず大豆田とわ子がカメラ目線でタイトルコールをするよ。
視聴者がよくわからないままに情報量で攻めて「全てはそういうことですから」と突き放すような雰囲気、嫌いじゃない。
お風呂の鼻歌というには本気すぎる松たか子の「ロマンチックあげるよ」@ドラゴンボールエンディングテーマ曲をありがとう!