そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ウルトラマンマックス#30「勇気を胸に」

『マックス…どうして君は俺を選んだんだ…』


夢の中を彷徨うカイト、そこには古代神殿の遺跡…ではなくマックスが。
ウルトラマン」の「小さな英雄」(見ててよかった!)と同じ問いかけで、ある意味この間の「邪悪襲来」の続き。カイトはなぜ戦うのか?なんだけど、感動したよ!マックスはやっぱりやれば出来る子だったんだ!!先週のはチャラにしてもいいよ、小中千昭


夢の中、瀕死の重傷で横たわっている自分に、隊長の『勇気と無茶は違う、そのことをこの青年に教えるべきであった』は自分でも自覚があるから?マックスが助けてくれたのは偶然なのかどうなのか。
それもあってカイト自身がマックスに頼りすぎてる自分を自覚しているからこそ、武器開発が上手くいかず、自分が頑張らなくてもマックスがいれば全て解決するからいいんだ…というショーンを励ますカイトに説得力が出るわけです。ショーンはショーンで自分の作った武器で怪獣を倒すこと自体が楽しくなってたかもしれないということを怪獣に襲われて恐怖を感じることで初めて自覚。
カイトの戦う理由はかつて助けられなかった家族の代わりにこれから救える人は救いたいという、どっかのアンデッドになっちゃった誰かさんみたいなんだけど、だからこそショーンにはその才能で人を救えといい、自分たちが頑張らなければマックスだって助けてはくれないというカイト。ええシーンや。(カイトとショーンのキャラを掘り下げつつ、「小さな英雄」より自分たちが、の理由があってここはいいシーンですね)
更にそれを立ち聞きしてたミズキがカイトに謝るのは、確か1話でカイトをなじったからだっけ?(確認してないんでうろ覚えだけど)で、やっぱりこの二人付き合ってんの?とも取れる良いシーンですな。
今回かつてないくらい(笑)DASHがちゃんと活躍してますよ。いつもこうならいいのにね。とにかく自分たちで出来ることは自分たちで。
カイトとマックスの対話、すごくストレートなんだけど逆にそれがよし。結局マックスが助けてくれたのは、それがカイトだから。答えを得て戦いに赴くマックス=カイトだけど、また見事にピンチに。必殺ワザを使っても勝てないマックスを助けるのはDASH!マックスが敵わない怪獣をDASHがやっつけましたよ!「邪悪襲来」の不満をぬぐえたよ。これでマックスがやっつけて終わりだったら意味ないわけで。ああ、毎回こんなの見たいんだよ。


ツッコミどころ。
教授、教授!怪獣の腐敗が早いのと化石が発見されないことは関係ないよ!またトンデモですか!(笑)
ところでやっぱりちょっとだけでもエキストラがいると違うよね。DASHしか出てないと途端に閉じた世界になっちゃうんだよなあ。
今週の頑張った特撮。ラゴラスエヴォに追いかけられるダッシュアルファのシーン、実写とミニチュアを交互に繋げるとは!超星神クオリティならともかくウルトラでやるのは命知らずだと思ったが、頑張ったよ。やはり自分たちで出来ることを頑張るのは大切ですね。


予告。今回こんなんだったのに来週は燃える!燃える!!ですか!?マックスノリノリだなあ。

ところで小中氏のサイトがあるようですね。http://www.konaka.com/