そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

天保異聞 妖奇士#23「印旛沼古堀筋御普請」

http://www.ayakashiayashi.com/
ぎゃはー!アヤシ版リアルケロロの大群!(笑)こえー!
せっかく先週アトルは思いとどまったのに、とうとう今週は異界を開いちまったよ。あーあ。
ちょっと話が難しいね。イマイチ判りづらかったけど、要するに印旛沼の御普請を止めさせるために黒坊主の噂を流そうとしたんだけど、実際のところは罹病にかかった仲間たちが西の者に妖夷にされて「嘘から出た真」状態になってたってことね。その目的は鳥居を失脚させるためのものだけど、鳥居のやってることは政府にとっても民のためにも正しいこと・・・というところで陰謀と正論がせめぎ合って、事情が判る小笠原殿も往壓たちも迂闊に動けない・・・。
それなのに、自分の居場所に疑問を感じ始めたアトルがケロロたちに肩入れしちゃったわけですね。
あと一応、西の者と元閥の関係は・・・ってとこか。
それはいいけど、あの普請場から助けを求めに来た青年、仲間が変になってしまったって言うけど、明らかにもう罹病じゃなくて妖夷になってるのは判ってるだろうに、そのことは見ないふりなのか?逃げないための方策を考えて行動してた青年は、その理由がなくなったことで妖夷になって異界へと。
人は余りに辛い現実を目の前にすると現実逃避するものだけど、そこで逃げちゃダメ、と引きとどめてもいいものなのか?それは納得出来ないアトルの理屈。往壓が言いたいのは、辛くても自分で自分の納得する居場所を探さないといけないということなんだけど。
生きるって難しいものですねぇ、往壓さん。(だからなぜ雲七調?)