そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

あしたの、喜多善男#6

あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」http://www.ktv.co.jp/yoshio/index.html
とらえどころのない面白さ・・・とでも言いますか、細かいやり取り以外のところで面白いかと言われると微妙な気もするけど、だからといって面白くないわけでもないんだよなぁ。判りにくい面白さだよなー。
今回は大きなところでは「三波さんが生きているかもしれない」ってことと「三波さんは喜多善男が思っているような人間じゃなかった、もっといえば明らかに騙していた」ってことだよな。
そしてみずほが三波さんを好きだったというのは確定か。じゃあやっぱり二人して喜多さんを騙してたんだろう・・・って話だと思うんだけど?本当にそうなのか?そんなストレートな話でもないような気もしてきた。
もう一つは、宵町しのぶは結局狂言誘拐というか失踪ってことになったけど、「善男ちゃんを許さない」の意味がそういうこととは。しのぶは賢いなあ。喜多さんと平太がそれに気がつかないのは仕方ないか。
喜多さんが「いいことをしたかった」代償はしのぶの自由で、ネガティブ善男がいう通り、「見知らぬ人のために何かをして、身近な人を窮地に陥れた」わけですな。
妙な成り行きでそんなことになっちゃったけど、三波さんやみずほのことと同じく、喜多さんの世界ではいい事いい思い出なんだけど、現実は違うって事だよな。知らなければ喜多さんは自分ではいいことをしたつもりで死ぬとこだったよ?しのぶが背負った2千万の代償を知らないままな。
2千万の価値があるしのぶに思うとこありなリカだけど、何事にも代償はついて回るし「お金よりあたしの方がいいんじゃないの!?」という通り、それはしのぶと同じことなんだよな。ポンとただで2千万出してくれたわけじゃないよ?どうしたいんだ、代償のない「2千万」ってのはないと思うけどさ。
で、まさかの平泉成が小指噛めおじさんだったとは(笑)このドラマはどこに行くのか?この世界で「平泉成」はどういう扱いなのか?w
そして今回も杉本マサルとその部下の与田のやり取りはよかった。与田は妙に使えるなぁ。というか役者さんもいいな。いかにもな漫画チックな(でもああいう人いそう)生瀬に対して、すごくリアルな感じ。というかあの二人の会話だけでいろんなことが成立してるのがすごい。ちょっとしたギャグとか会話の内容とかテンポとかさ。
杉本のカマのかけかたも見てて楽しいよ。カレーをものすごく嬉しそうに食べる喜多さんの笑顔も忘れられない(笑)三波さんの真実はどこなんだ?殺し屋さんはどうなっちゃうんだ?だから浮かれて写メなんか撮るから・・・