そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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浪花の華〜緒方洪庵事件帳〜#4

http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/naniwa/
やっぱりこのドラマの話ってエピソードの選び方に毒があるというか、あえて酷い話で持ってくるよな。イジワルだなあ(笑)
構成してるネタが酷い(というか苦い)からって、ストーリーが酷いわけじゃないってのは当たり前だけど、窪田くん主演だし青年緒方洪庵の話だから時間帯的にもうちょいお子様向けかと思ってたけど、意外と大人向けってことか。こういう話を出来るのはやっぱり視聴率関係ないNHKの強みなのかなあ。あんまNHK見ないから知らないけど。
異国で遭難してその異国人としての能力を見込まれ公家に売られた妹を、助けてって手紙を頼りに密航してきた兄は結局無駄足だった‥‥という、兄妹愛は現状に負けたって話ね。だって10年よ?女は常に今を生きる‥‥って言っちゃ身も蓋もないか。お兄さんの10年を返せよー。しかも最後の言葉が「死んだと思って」って、浮かばれねー。何だかんだ言いながらちょっとだけお兄さんに気を使った訳をしてあげる若狭は案外いいやつか。
でもこれの原作者って女性だから、この話が原作通りだとそれは判るかな。女ってそういうもんというか、男でこういう話はあまり聞いたことないもんなーw 女の性(生?)というのはどこにいても強かなものですよ。
それと左近と在天別流の弓月王が兄妹だってことでこの件に入れ込む左近の気持ちと、そういうことを知ってもどうすることも出来ない章の気持ちだけで十分面白かったです。あとずっと「緒方殿」って言ってた左近が初めて「章」って呼んだよ!わお(笑)こういうのは萌えですかねw
あと異国語を本当に一日で訳しちゃった章は明らかに才能があるってこともハッキリしたし。
そしていくら何でも時代劇に栗山千明?‥‥ってのは、在天別流が異国人の血を引いた一族だってことで、そういうことかと(笑)そりゃナイスキャスティングですよ。あと滝川(イギリス人とシナ人のハーフ)が高橋マリ子ってのもあの子ハーフだから納得ね。
あと前回の感想で書いたと思ってて書いてなかったけど、窪田くんってなんで口三角になるのかなぁ(笑)
よくこういう顔「 ( ゚△゚) 」してるよね(笑)