そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ゴッドハンド輝#5

http://www.tbs.co.jp/god-teru/
ほーんと、脳トレドラマはいいからこっちをちゃんと10回分見たかったなあ。あまりにも展開早すぎ詰め込みすぎで不自然な気はするんだけど、意外と納得はしてしまうくらいに脚本も演出も上手いもん。ちゃんと描くべきところを押さえてるからだと思うけど、だからこそ輝の成長や四宮の気持ちの変化、西村たち他の医師のことを、ちゃんと”お話として”見たかったんだよなあ。ああもったいない。あとやっぱり画面の作りが映画みたいでカッコいいんだよなー。構図とか画質とかちょっと気を使ってて、高く見えるように撮ってるというか。他のドラマと同じビデオ撮りのはずなのになぁ。
メインキャラがみんな自分がどういうキャラで、この1〜4話という短い話数の間に本当はどれくらいのエピソードがあって、どういう考え方をするのかってことははっきりと役作りとして理解してるから、今回のヴァルハラ買収エピソードでの行動が納得出来ると思えるくらいにはちゃんとしてると思うもん。役割としてベタってのは当然なんだけど、そのベタをちゃんと納得させられるようなキャストの役作りと演出での気配りがあってこそ、だと思うよ。まあ片岡先生なんかもうああやっぱり!当然だよな!くらいの勢いのベタ展開なのに、それでもそこにそれなりの事情があるだろうと思わせる何かはあるんだからさー。そりゃ北見先生も文句は言えませんよ。そして安田院長と北見先生の過去話や絆にうっかり萌えた(笑)ベタ過ぎる‥‥ !! (笑)
お話の方は、いくらKZ病院が私立の会員制の病院ったって、その高額な医療を受けたいって人はたぶん限られてるし、客引きったってイヤがらせ以外の何物でもないんだけど、それなのにヴァルハラから大金積んでそんなにも医者を引き抜いてやってけるのか?と思ってたら、裏で糸引いてたのは四瑛会というわかりやすさ(笑)たまたま先週分から見始めた相方が「普通は事務方の話とかもっとあるだろうに」って言ってたけど、こんだけ話がタイトだと、たぶん入れようがないだろうよw
というか別にKZ病院の経営理念は悪くないと思うよ?会費はともかく、いくらお金かけてもいいから最高の医療と最高の待遇をして欲しい人なんか、それなりいるんだろうし。こういとこって保険効かないんだよね、確か。「暖流」の受け売りですがw
でもヴァルハラにしたって前回の手術だって成功してるんだし、医者の志は高いからマスコミ的にも好感度あるだろうし、実績だってあるだろうから運営に困るようなことはないとは思うけどなあ。そんなにカツカツだったのか?ケビン(実質四瑛会)が手を回したにしたって、アンチ四瑛会も当然いるだろうに。
まあどっちにしろビジネスとして、その志と院長の人柄でついたスポンサーそのものが買収されちゃあ、どんな志があっても意味がない‥‥ってことになるのは仕方ないとはいってもさ。
むしろKZ病院の方が、経営理念はともかくあの状況で患者を放置したことが知れたら、二人三脚の医療どころじゃないと思うんだけど(^_^;)

それにしても謎演出も多くて、やたら笑いどころじゃないのに笑わせてくれるよ!いやーなんつか、必ず札束で何かしてるケビンとヴァルハラのカットバックはいいんだけど、札の匂いを嗅ぎながら丼物を食べるって、オカシすぎ!(笑)>いろんな意味でw
でもって輝カワイイよ、輝。院長に引っ張られてクルクル回るとかカワイすぎる!でもってやたら変顔というか表情だけで語る演出とか、なんかわかんないけどイイ!(笑)話も演出もどっちかというと深沢正樹塚本連平のほうが好みかなあ。
オレ渡部篤郎って正直苦手なんだけど、今回の役はいいなあ。あんまりいつもの演技的なイヤラシさがなくていいなぁ、院長カッコいいなぁ。(ROKのことは記憶から消しましたので特に)来週もう最終回だなんて寂しすぎる。脳トレドラマが中途半端な時期に入るからよー。夏でイイじゃん夏でよー( ´Д`)