そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

任侠ヘルパー#5

http://wwwz.fujitv.co.jp/ninkyo-helper/index.html
とりあえず突っ込みどころとして、彦一がいるタイヨウにそんな都合よくお母さんがやってくるのかってのと、倒れた人を背負って走らんでも救急車呼べよってことは言いたいですヨ。
なんつか、もうちょっとお母さんが彦一を捨てたこと、迎えに行けなかったことを後悔してるから、気持ちとしてその罪悪感から献身的に旦那を世話してるって話なのかと思ったんだけど、普通に昔世話して支えてもらったからお返ししてる(にしちゃ、旦那の態度は感謝がなく横暴すぎると思うんですが)だったことがちょっと残念。それって結局今も昔も「自分たちのことで手いっぱい」なわけじゃん。旦那が彦一のことを気にしてようが、さくらさんが彦一のことを思ってようが。
その辺、ちょっとキレイにお話としてまとまりすぎててイマイチかなあ。ドラマ自体は面白かったんだけど、アル中の父親と一緒に置いてかれた7才の子供の身にもなってやれよと‥‥。そんなに気にしてたんなら、いくら病気だったとはいえ、一度くらい様子を見に来ることは出来たろうに、2人とも気にしてるとは言いながら行動してないのが信じられない。そんな母親と駆け落ち相手を子供が許すことが出来るかどうかって話じゃんねー。
ひょっとしたら涼太が母親の晶の体のことを心配してるのと対比にして、彦一も子供ながらにアル中の父親に虐げられてる母親のことを思ってたって話なのかなと思ったんだけど、だったらそこから逃げたこと自体は肯定してたのかも知れないというか、必ず迎えに来るって言われたことを本当に信じてたのかも知れないけどさ。
彦一が母親を表向きの感情として憎んでたのは、母親が逃げたことではなく自分を迎えに来なかったからだよね?可愛さ余って憎さ百倍って奴だよね?幸せに暮らしてることが判ってればそれはそれでって話かも知れなかった‥‥というか、少なくとも34歳の彦一はそういう親の事情を理解してあげられて、仕方がなかった、今2人がお互いを支えあって生きて幸せならそれでいいと許してあげられるくらいには大人だったことに、さくらさんはもっと感謝すべきだと思うよ?親子の情愛とかそういう良い話じゃなく、彦一がそれでも母親のことが好きだったってこと、ヤクザであっても精神的には真っ当な大人だったっていうそれだけの話だよな。
ところで零次はあのヤクザヘルパーたちのクダラネー提案を一瞬怒鳴りつけてすぐに元に戻ったんだけど、結構素は見た目ほどクールじゃなさそうね?どういう紆余曲折でヘルパーをやってるのか。晶は親の介護で苦労したっぽいなあ。自分で認知症診断をする辺り、相当な女丈夫ってことじゃないですかね?晶と彦一の恋愛フラグはあるのか?