そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

聖戦士ダンバイン#41〜45

41・42話。ヨーロッパが舞台で地上人が反乱したり。
シーラ・エレ連合、地上人の協力を得る‥‥だけど、それでもゲア・ガリングを落とせず。
シーラ女王が英国女王と会見して王道というべき道で協力を取り付け、ビショットのゲア・ガリングが占領してるオスロの街の市民はレジスタンスを謀るも失敗。これはチャムのせいか?オーラマシンは何でも筒抜けすぎるよ?
そしてIBNの男の方と逃げ出したリムルの目先のワガママのせいで、彼はお亡くなりに‥‥ホントにもう‥‥(-_-;)
とにかく恐ろしいのはルーザ。勝つためなら手段を選ばない上に言うことメチャクチャ。
ショットはオーストラリア出身だったのね。お友達は気の毒なことに‥‥というかゼットとかいろんな人を何気に踏み台にしてるなあ。そして明らかにミュージィと寝てますw(よく考えたらアニメ的に必要かい?w)
シーラ様は負傷中。一回休み的な。
 
43話「ハイパー・ショウ」 バランスとしてはいい感じというべきか、流れの話2本の次にわりと重要な面白い回。作画はヘチャ作画の佐々門さんだけど頑張ってるし。(念のため、これ以外の佐々門作画は好きです。トラGとかダイオージャ好きだから)
面白いというか、表面的な言ってることはわかりやすいけどその実結構複雑な話じゃね?ショウとマーベルの関係もだけど、ビショット、というかルーザとドレイクについてもさ。ドレイクのウィルウィプスがアメリカから動いて大西洋を渡ってる‥‥って、セリフでしか出てこないけど、それですら地上に出て以来、やっとこないだ大統領を脅してたってちょっと出たくらいだし。
つまり、この地上界での大騒動って結局ビショップとかルーザとか、悪意を持った邪さが引き起こしたって話かな。ドレイクってそれなり大人物だから、ドレイク相手だとここまでこざかしい戦いになってない‥‥ってことだよなぁ、きっと。
てことで今回の話はまた超面白かった!サブタイ的にはショウが迷いつつマーベルとの関係を考える、その結果‥‥って話だけど、それよりもやっぱり不退転の覚悟で臨むエレ様のゴラオン対ゲア・ガリングの攻防戦か。
王道から正しさを説くシーラ様に、ことの善悪から正しき道を求めるエレ様。なんで昔エレ様好きじゃなかったのかなあ、今結構好きみたいよ?それにしてもエイブ艦長って何気にカッコいいなぁ。ファンになりそうだw
ショウがハイパー化したあとビショップは何も言わなかったけど、ゲア・ガリングは後退したってことだよな。ちょっと演出が判りにくかった気がする。セリフで入れて下さい。微妙にいろいろ細かいところ端折ってるしなあ。
黒騎士が善いことをしました。でもリムル自体が微妙というか‥‥ここら辺の展開も妙に整理されてないような感じが逆に面白いと言えば面白いかな。個々の思惑で勝手に動いてて全体像が掴めない風なところが。
 
44話「グラン・アタック」 もうなんか大詰めって感じ。演出は井内さんかなと思ったけど関田さんだった。思い出したようにキーンとニーのやり取りとか、間で引っかかるような演出がナイス。というかキーンとニーの死亡フラグか?w(そんなことはないです)
マーベルとショウの関係も微妙に進展してるのか‥‥な?答えはまだ出てないみたいですが、何となく不器用な日本人とアメリカ人って感じ。
それはともかく久しぶりにドレイク登場。
なんというか、政治的駆け引きとか状況の面白さとか、アニメとは思えないすごいレベルだと思うんですが。
次の回がトッドの回だからって‥‥いやそれはあるんだろうな。いつの間にかというかそういやこないだからドレイク軍の戦闘服になってたっけ、トッドは。そのトッドが実戦で活躍するしないってことより、もっと大きな意味でドレイクに利を与えてたってことをこんなにさりげなく‥‥!トッドがその意味に気がついてないってことはないと思うけど、ある意味もっと待遇よくしてもらってもいいようなアドバイスだと思うぞ?おいしいなあドレイク・ルフト。
まあ状況を踏まえて先の先まで見越した野望を思い描いてるって意味では、やはりドレイクは抜きんでてるよ。野望だけは大きいけどコバンザメ的ショットや、自分のポジションくらいしか思い至らないビショットとは大違い。
というかさ、話の展開としてはドレイクが今までまったく動いていなかったにも関わらず、小賢しくヨーロッパを制圧しようとしていたビショットや、彼らを出し抜こうと隙間をちょろちょろしてたショットの行動引っくるめて、それよりも更にドレイクが上だと見せられる展開描写は上手いなぁ!なんでしょ、この脚本レベル。
ひさびさに見たウィルウィプスがすごくガンドロワ(@イデオン)的です。カッコイー。
一応ケガをおして指揮をとるシーラ様のグラン・ガランの徹底抗戦の話なんだけど、エレ様がカワイすぎる!ああ、エレ様には頑張って欲しいものですよ!
 
45話「ビヨン・ザ・トッド」 「いい夢見せてもらったぜ」と言い残してハイパー化したトッドがお亡くなりに。最後の言葉は「ママ‥‥」。や、前の回の感想でも言ったけどトッドは十分ドレイク軍に貢献してるんですけど。本来なら隊長に取り立ててもらってもいいくらいじゃね?
まあ穿った考えをすれば、自ら「東部の落ちこぼれ」っていうくらいなんだから、落ちこぼれのままアメリカでくすぶってるよりは聖戦士としてちょっとばかしの野望を持ちつつ生き生きと戦えた人生が楽しかった‥‥ってことなんだろうけど、それはショウには理解出来んよな。だってそもそもショウは坊ちゃんだし。てことでトッドは結構満足して死んでいった‥‥ってことかなぁ。合掌。カワイコちゃんがいなくなると寂しいな。はなむけは湖川班の作画ですね。
そしてトッドの功績をたたえて故郷のボストンを攻撃しないように通達するドレイク様はさすがに大人物です。
お話のメインは実は本国に反乱した海兵隊空母カールビンソン艦隊ご一行がショウたちに協力するってことで。たった一人の反逆船‥‥ジパング?(違)
今オレは思いっきり健気なエレ様を応援してるんですが、霊力があるために悪意を感じて作戦先攻して行きなりクライマックスの総力戦なのに、それでもゲア・ガリングが落とせずってことに、本気でいたたまれません。小賢しいショットがウィルウィプスにやって来たせいで悪意が拡大、まあそのせいでトッドがハイパー化した‥‥ってことですかね。ショットの野望ってそこまで悪意に満ちたものとは見えないから、ちょっと違和感はあるんだけど、まだこれからかな。
そうそうそう、ドレイク様は奥方のルーザがビショップのところにいるって知りませんが、それを聞いてたトッドも何も言わなかったんだけどさ。こっちの展開はちょっとドキドキ。
というか、来週の分でもう終わりだよ!最終回間近で展開はテンション上がるばかり。