そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

八重の桜#18「尚之助との旅」

http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/
脚本:山本むつみ 演出:一木正恵
 
誰もが思っていた通り、八重と尚之助さんでは八重さんが健脚でしたよ(笑)そうだろうと思ったw
しかし尚之助さんがなんともステキすぎるよ!二本松の少年隊士たちのとこでは銃を向けられてとっさに八重さんを盾になって庇ったり、だるまを出そうとする八重さんの荷物と笠をさっと横から持ってくれたり、それがあまりに自然でさり気なくてトキメク!ステキ旦那様すぎる! (*´∀`)=3
しかも銃の試射で「妻が撃ちます」ですってよ!妻!なんだろう、ものすごくシュッとしててカッコイイよ尚之助さん (´∀`).☆.。.:*・゚
それにしても少年たちに人殺しの道具である銃とか撃たすなよなあ‥‥同じ武器でも武芸全般とはなんか違うような気がする。前に竹子さんが言ったとおりな気がする。そしてこれが白虎隊に繋がるのかよ‥‥ (´△`)
 
それはそうと、討幕のシナリオを描いていたのは岩倉具視だったってことで?義務教育で習った時にはそんな腹黒い人だとは知らなかったよ!
てっきり薩摩と長州の討幕の機運だけで戦になったんだと思ってたよ。裏で主に薩摩側から糸引いてたのはこの人なんじゃん。
慶喜殺害計画(しかも容保もろとも)とか、朝廷を立てて討幕という大義、更にはあの錦の御旗もでっち上げだったという、あまりにもラスボス的な策略というか。どう見ても悪巧みだよな。
というかそこで共謀してる大久保利通もコワイよ。今まで幕末の薩摩の立役者は西郷どんだとばかり思ってたよ?知らなかったことがいっぱい。彼らの思い描いていた通りの流れで新政府を作ってたらどうなってたんだろう。いや実際メンツ的にはそんなもんか?
今週見るにこのドラマって、つまりこの腹黒公家の岩倉具視が思い描いた討幕からの政権奪還を、会津の田舎の鉄砲女子・八重さんが阻止するって話ってことになるのかな。阻止というか少なくとも粘ったことで今この現代があるんだよなあ。
だって岩倉具視の目論見通りだと、朝廷を担いで幕府と会津を滅ぼし、薩摩と長州で新政府を作ろうって話になってたってことだよな、土佐も除外だしよー(高知県人なのでそこは一応突っ込む)
そういやそろそろ龍馬暗殺だけどたぶんこのドラマではスルーか。龍馬の生き死に自体は政治の大勢にはたいして関係ないもんな。ロマンは別として。
慶喜公は、なんか大政奉還するとかいうデリケートな話しながらワインとカステラむちゃ食いで、おいおい大丈夫かと思ってたらいきなり吐いたよ!ええっ、食い過ぎ‥‥ってわけでもないのか?病弱な容保より顔色悪く見えたよ今回w
いやこの人はこの人で胃が痛くなるようなことはあるんだろうけど、絶対徳川のことしか考えてないよ。幕府じゃなくて徳川ね。また容保は、会津は巻き込まれるんだろか。会津が義理があるのは幕府イコールの徳川家であって、幕府がなくなったら義理立てする必要ないよね、違う?でもどう考えてももう抜けられないよ会津‥‥
そして次回の「誤算」って、大政奉還して幕府は消滅しても実質は朝廷を傀儡に徳川家が実権を握ってやっていけると思ってたってことが、そうならなかったってことなのかな、それも岩倉具視のせいで。
でも岩倉具視王政復古の大号令をかけて、というか慶喜自身の殺害計画を立ててるんだからそこら辺はせめぎ合いなの?ここからどうなったら戊辰戦争へ?オレにその流れの真実を教えてくれよ!やっと幕末の流れがわかってきたところですよ。今まで新選組とか龍馬伝とかでどんだけ割愛されてたんだ。
 
あ、そういや会津藩は秋月さんが蝦夷から、大蔵はロシアから帰ってきてやっとメンツが揃いました。それにしても大蔵はなんか別人じゃね?w あと八重の結婚の話ってもう2年も前のことだけど、そういや誰も直接話し聞かせてくれる人はいなかったか。のんびりしてるなあ。そんな話を聞かされる大蔵はちょっと気の毒だけど、君ももう結婚してることだしなあとしか(^_^;)そして覚馬さんの目は大丈夫なのか?
あとそういや薩摩のメンツに反町が参戦。薩摩の顔ぶれってなんかカッコよすぎないかな、吉川、徳重、反町ってマッチョ系イケメン過ぎる。長州はどちらかというと及川ミッチーとかオグリン、須賀っちの文系イケメンの流れで、会津は曲者イケメンぞろいってことかw