そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

レディ・プレイヤー1(IMAX3D)

http://wwws.warnerbros.co.jp/readyplayerone/
監督:スティーブン・スピルバーグ 脚本:ザック・ペンアーネスト・クライン 原作:アーネスト・クライン

スティーブン・スピルバーグ監督が、アーネスト・クラインによる小説「ゲームウォーズ」を映画化したSFアクション。
貧富の格差が激化し、多くの人々が荒廃した街に暮らす2045年。世界中の人々がアクセスするVRの世界「OASIS(オアシス)」に入り、理想の人生を楽しむことが若者たちの唯一の希望だった。そんなある日、オアシスの開発によって巨万の富を築いた大富豪のジェームズ・ハリデーが死去し、オアシスの隠された3つの謎を解明した者に、莫大な遺産とオアシスの運営権を明け渡すというメッセージが発信される。それ以降、世界中の人々が謎解きに躍起になり、17歳の孤独な青年ウェイドもそれに参加していた。そしてある時、謎めいた美女アルテミスと出会ったウェイドは、1つ目の謎を解き明かすことに成功。一躍オアシスの有名人となるが、ハリデーの遺産を狙う巨大企業IOI社の魔の手が迫り……。
作中のゲーム世界には、アメリカはもとより日本のアニメやゲームに由来するキャラクターやアイテムなどが多数登場する。(「映画.com」より)

 
これは絶対IMAX3Dで見るべし!
予告見たときにこれヤベえと思った通り、まんまとオレも〈OASIS〉から出たくないーと思わせられたよ!
そしてシャイニングは予習として必須w ネタがいろいろ細かくていい。
ヒロインのアバターディズニープリンセスみたいだし主人公のルックス、銀髪にノースリGジャンで背中に十字架ってはとても中2的(笑)
以下ネタバレです。でもネタバレて困るような話かといえば別にそういうわけでもないかな。
 
 
ゲームやらないしアバターも興味ないんだけど(サマウォ見たときもOZとかまったく興味なかったし)、この世界は入ったら出てこれないと思ったね。初っ端のOASISの紹介シーンサイコー!劇中の一般市民の人たちみんながVRゴーグル付けて生活してるに等しいのも無理ないよw
しかもあのゲームって、座ったままでいいかというとそういうわけじゃないじゃん。実際〈OASIS〉内で移動したり格闘したりするときって現実でも体動かしてるし、それが実際VRなのにリアルな身体的感覚を感じるってことになってるところがまたちょうどいい感じに現実とリンクしてるし。そういう意味ではむしろ〈ポケモンGO〉みたいなものかなあと思ったり。
VRバーチャルリアリティ)というよりはAR(拡張現実)とかMR(複合現実)に近いというか、VR世界のアバターの自分に対してのARとかMRに近いというかっていうか。そんな世界が実感できるってヤバイでしょ。しかもOASISで稼いで買ったものが現実世界に宅配できるし、境目がないよね。そりゃリセットで全財産失ったと思いこんじゃう人もいるよねえ。
これオタクがどうのってわけじゃなく、劇中ではアバターを使ったVR世界があまりに浸透して普通になりすぎてて、オタクに優しい世界かと思ったら最後は結局バーチャルは現実じゃない、リアルが一番て言い切っちゃうところはスピルバーグヒドい!って思った。今まであれだけ夢のある世界を見せてくれてたのに、急に現実に戻れってどゆことよ。オアシスにずっといさせてよ!オレもインディになりたいよ(笑)
むしろこのスピルバーグワールド集大成はなんか遺言みたいな気分にも思えるんだけど。いや夢の世界は否定はしてないけどさ。
だって現実に戻っても主人公のウェイド(=パーシヴァル)もサマンサ(=アルテミス)も美男美女じゃんよ。11歳のか弱い少年じゃなくても現実は厳しいね!

OASISって当然あのOASISだよねえw 80年代の音楽、予告通り冒頭からヴァン・ヘイレンの「jump!」だし。アバターたちに使われてるキャラクターを見ても改めて80〜90年代のコンテンツは強いなあという印象。
ただまあこの〈OASIS〉という世界自体は本当に夢の世界なんだけど、映画としてももう少しそこの楽しさを感じたかったって気はする。何だろ、スピルバーグの監督作品にしては映画としてちょっと構成のバランスが悪いし、説明不足でよくわからないまま話が進んでるってとこがあるような。
ぱっと見で一番楽しいと思えたのは最初のレースをクリアするところかな。最初の鍵をゲットするとこまではもう文句なしに楽しかったし、このVR世界にずっといたいと思わせる喜びと楽しみに満ち溢れてて、素晴らしいこの世界をありがとう!だったよ。
もちろん前提はそれなんだけど、それでもちょっとわかりにくかったりしたところをまとめとく。
いいけどログインパスワードをメモってギアに張っとくのはアウトだと思うよ。おっさん…!(苦笑)
 
基本的に映画としてはちょっと尺が長くて中だるむというか、ウェイドのやってることは宝探しのはずなのに、レース以外のとこは思ったよりワクワク感もハラハラ感もなくて。
初っ端のレースからの鍵ゲットがテンション上がる割に、二番目の鍵はシャイニングからのホーンテッドマンション(的なもの)。ディズニーランドのアトラクション知らない人はアレが現実に(VRですw)再現されてるという気分を味わえないのは残念かも。
最後は怒涛のような有名キャラクターのアバター軍団とのバトルなんだけど、画面の動きが早いから全部チェックできなくて若干雑かなと思ったり。
レースの時のカネダ・バイクはともかくまさかデロリアン分からない人いないよねえ?ファッキンチャッキーは笑ったけどw
コングやレックス、アイアン・ジャイアントメカゴジラガンダムとか大きいキャラは目立つんだけど、画面が暗いのと早いからよく見えなくて残念。タートルズはわかるけどたぶんもっといたはずなんだよね。そこがこの映画のキモじゃん?もう少しみんなわかるように出しても良かったんでは?
ウェイド=パーシヴァルがなんか当たり前のようにあの世界では超有名なのはともかく、そこまでゲームの才能があるようには思えなかったから5年間解けなかった謎を映画開始すぐからあっさり解いてしまったのも主人公補正すぎかなと。
で、今までのOASISで遊ぶってことがどういうことなのかわからないまま、IOI社がイースターエッグを狙って強引な攻撃や買収を仕掛けてるってのも何がOASISの〈常態〉なのかよくわからないし。
その上で世界観として、結局IOI社のやってることがよくわからない…ってのは、徴収センターに父親を殺されたというサマンサたちレジスタンスたちの見てるIOI社と、ラボで楽しそうにOASISの世界を研究してるオタクたち(太っててキレイじゃない人びとw)とのギャップが説明されないままだし。だってウェイドたちだって貧困生活してるけどギアは持ってる。ギアを買うために借金して徴収センター送りな人の顛末と、ウェイドのおばさんのヒモおっさんみたいなお前のギアは俺のものな現実でもパワー指向な人、OASISで稼げば現実世界にも還元できるってパターンもどの程度ありなのか、ウェイドはOASISではIOI社に追われてるのにIOI社のギアスーツはなんの迷いもなく買っちゃうし、彼らの行動基準がよくわからないんだよね。
てかOASISに入りっぱなしの人たちは仕事してるの?いやその仕事がないのかもしれないけど。
そしてあの現実の劇中世界ではOASISに入れるギアはIOI社しか製造してないの?それ独禁法違反ってやつじゃない?そもそもそこだよね。なんで独占できてるのか、ハリデーが作ったOASISは今誰が管理してるのかもよくわからなかったし。IOI社やソレント社長のものじゃないから手に入れようとしてたわけだし…?しかも決別したオグデン・モローはどこにいたの?OASIS内でって意味じゃなく現実世界でだよ。
まったく説明されてない開発者のヒストリーから鍵を探すにしても、流れ任せすぎてなんかわかりにくかった。何が説明されてないかというとハリデーのポリシーというか、どうしてオアシスを作ったのかってことだよ。しかも劇中ではとっくに死んでるって言われても。
えーとハリデーのマークライランスは本当に本物みたいでなんか凄かった。さすがや…

あとOASISで遊んでる人たちみんなが宝探しをやってるわけでもないし、IOI社に対して憤ってるわけでもない。エンタメ映画なら劇中の方向性をどっかで一元化してくれないかなあと思わんでもない。オレだったら別にOASISを誰が所有しようと存在すれば関係ないし、宝探しは誰かに任せると思うよ?普通に課金して遊び続けるよw
というか、ギアの代金踏み倒した貧乏人を徴収センターで強制労働させてた(ってことだよね)のは現実社会的にどうなのか、VRの世界なら犯罪行為をしてもいいの?現実でウェイドたちを追いかける社長はまさに殺人をしようとしてるんだけど…と思ったら最後の最後に警察出て来るし、今かよという。
強制労働で搾取してる人々を死に追いやってる認識がないみたいなラボの楽しそうなオタク研究員とか、説明はないのに描写はあるからややこしいというか。
いやオレはその辺考えながら見てたから楽しめきれなかったのかもしれないし、その分世界設定は理解できてると思ってるけど、一緒に見に行った相方がよくわかってなくても無理はないと思ったしー。
あと徴収センターのボックスの中で閉じ込められてブラック労働させられてる人たちは、OASISではIOI社の使い捨て要員だよね?爆弾埋める肉体労働とかビデオゲームの列にいた人たちみたいな。
ワークルーム?でベストみたいなギアでOASISに入ってるのは社員というかバイト?黒服のシックスティーズやソルジャーたちだよね?たぶん。
その辺ひっくるめて世界観がわかりにくいせいでスッキリしないのと、バーチャル世界と現実世界が一緒くたなのが残念。まあそんなのどうでもいいよ、俺がガンダムで行く!っていうならそれでもいいけど。(てかあれ予告でネタバレしないで欲しかったなあー)
でも楽しかったのは確かなので、もうちょいVRワールドで遊ぶような、弾けた話でも良かったかもね。なんか微妙に複雑化してわかりにくいせいで爽快感が少なかったというか。
あと気になったのは、観客から見てすごく思い入れのあるコンテンツのキャラクターなのに、劇中でそのアバターを使っている登場人物たちは特にそういう思い入れがなさそうな感じなとこ。
まあメタ的にいっても2046年の世界で80年代90年代のオタクコンテンツのキャラクターっていうのは思い入れがなくても当然だとは思うけど、例えばこれがテレビシリーズとかだったりすると他の登場人物も出てくるだろうし、それぞれが思い入れのあるキャラクター(観客から見て馴染みのあるキャラクター)を選ぶ理由があって…みたいなのがあれば余計に共感できたかもとは思う。
OASYSという世界観はほんといい。アトラク作ればいいのに (笑)
ほんとあそこ、オレも行きたい…入り浸りたいデスよ…

追記:2018/04/23
上で言ってることとちょいダブるけどメモとして。
レディプレイヤー1のVR世界に入ってるプレイヤーの現実の肉体がVRと連動して運動してるの、ハリデーの最後のメッセージが「リアルに戻れ」だってこと考えると、スピルバーグ監督の考えるVRってわりと肉体依存なんだなあと思ったり。
あんまりオタク的な発想じゃないよねえ。
普通VRっていうと「マトリックス」みたいな寝たきりの状態や、今現在のゴーグルかけて座ったままでも体験できる擬似現実を思い浮かべるけど、レディプレはギアを介してリアルな感覚を現実の肉体にも感じられるし、VR内で歩いたり走ったりするには現実の肉体でも運動しなきゃいけない。それって脳内体験にとどまらず、VRワールドの中ではむしろそこを基盤にしたAR体験であるし、現実の肉体に縛られずにARという超現実を擬似体験できるってのは、むしろこれからの仮想現実のあるべき方向としてすごい面白いんじゃないかと思ったり。
主人公が言ってるように食事と排泄以外は全部できるってことはそれ以外は現実じゃなきゃいけないわけで、結局のところVR世界は楽しいけど、人としての楽しみはリアルな肉体に依存してるって言ってんだよね。(もちろんバーチャルの方がいいって人もたくさんいるだろうけど)
ハリデーの後悔のひとつが彼女にキスできなかったことだったあたり、アバター接触は感覚としてリアルの肉体にも感じられるけど、それじゃダメなんだと。
逆に外見関係なくアバターという中身だけでその人を判断できるから人と人との出会いの可能性は広がっていくし、現実の外見や環境に拠らないもう一つの居場所は、逃げ場としてでなく新たなる可能性だと考えるとすごくSF的だなあと思った。
もちろんマイナス面やネガティブな部分は今のネット社会でもあるけど、まあその辺がなんとかなってるシステムなんだろうねw(考察ってほどじゃないから書き逃げテキトー)

パシフィック・リム アップライジング(IMAX3D)

http://pacificrim.jp/
監督:スティーヴン・S・デナイト 脚本:エミリー・カーマイケル、キラ・スナイダー

人が乗り込み操縦する巨大ロボットのイェーガーと「KAIJU」と呼ばれる巨大モンスターの戦いを描いて話題となったSFアクション大作「パシフィック・リム」の続編。
前作から10年後、平穏を取り戻したはずの地球に進化を遂げたKAIJUが現れたことをきっかけに、新世代のイェーガーに乗り込む若きパイロットたちの戦いを描く。
スター・ウォーズ フォースの覚醒」で一躍世界的に知られる存在となったジョン・ボイエガが主演を務め、スコット・イーストウッド新田真剣佑が新たに参加。前作からはチャーリー・デイ菊地凛子らが続投している。前作を手がけたギレルモ・デル・トロは製作にまわり、テレビシリーズ「デアデビル」などで知られるスティーブン・S・デナイトが監督を務めた。(「映画.com」より)

 
オタク濃度が濃すぎる怪獣バトルだった前作は実はそんなに夢中にはなってないんだけど、今作は普通にロボット物になっててすっきり見やすく、大変楽しめました!(笑)
以下致命的なことは言わないけど若干ネタバレ気味です。
 
やたら暗かった前作と違ってトランスフォーマーみたいな昼間のロボットバトルで、足元から覗くような構図やCCDカメラっぽい追従視点のカメラワークがかなり面白いし、高層ビル街で戦うから破壊の映像と画面がスゴすぎて爽快。
もちろんギレルモ・デル・トロ監督は好きだけど思い入れ強すぎるてんこ盛りな物を見せられるよりは、ちょっと引いたくらいの今回の監督のほうが普通に楽しめてこれはこれでいいと思う。前と同じことあyったってしょうがないし、そもそもオレは怪獣バトルには拘ってないのでこれで十分です。十分以上に楽しめました。
そんで完全にエヴァだった!(笑)EVA量産機がルフランルフラン大暴走!(ネタバレだけどそうなるに決まってるよな!)色も白だし見た目もそういう風なデザインなので完全に狙ってるよね。ナイスリスペクト!(パクリとは言わねえ)そりゃー使徒になるに決まってる。
これエヴァだって分かる人とそうでない人で評価変わりそうなくらいそのまんまだよw もともとからのデル・トロ監督構想なんだろか?
あとスクラッパーは完全にボスボロットでしたよ?前作でロケットパンチやったんだから、当然お助けロボットはボスボロット@マジンガーZ だよねー。
中国押しも相変わらずだけど、今回はあまりにあの美人すぎる中国人社長の大活躍が大変に爽快だったので全く気にならなかった! むしろ社長が全部持ってったよww
あの彼女、キングコングとかグレートウォールに出てたあの美人女優(ジン・ティエン)だよね。ハリウッド推しがすごいなー。ジェイクとアマーラの主役コンビを、話の邪魔にはならない状態で完全に食ってたその脚本の配慮がさすがすぎる。
逆に後半日本が舞台だし真剣佑も出てるけど思ったほどは画面に出てこなくてガッカリ。本当に毎回ティーンエイジャーの候補生たちが出てくる度に探さなきゃいけないレベル。むしろ今回死ななくてよかったですよ(次回に期待)

あとマイナス要素としては各イェーガーがパイロットともどもちゃんと紹介されなかったのがとても残念かなあ。
もうすでにわかってる世界観の続編として、説明する必要が無いからストーリーに集中できるにしても、さすがに前作のキャラたちがどうしてるのか、まったくなしってのはどうなんだろ。
菊地凛子の森マコは出てきたけど、主人公ジェイクの姉(養女だから義姉になるのかな)ってことにも特に説明なし。もちろん前作のスタッカー・ペントコス司令官の実の息子で…ってのは流れで分かる感じで。
とはいえオレもあんまりちゃんと覚えてないんで今wikiで確認しながら書いてるけど、でも見てる間、主人公のローリーとかどうしたっけって思ってたし、まあ10年の間にいろいろあったのかもね。
だからこそ、劇中で中国資本が入ってきて量産型イェーガーを作って云々よりも、本当なら新世代のパイロット候補生のティーンたちのことをもう少しちゃんとキャラ立てて描くべきだとは思うけどさ。あと候補生があの人数しかいないことにもちょっと疑問。二人一組のパイロットならもう少しいてもいいよね。それとも他の基地にいるのかなあ、にしては最後まったく応援に来る素振りもなかったし、そもそもあの基地がほとんど機能してないし。世界的なピンチじゃないのか?
真剣佑もだけど、あのロシア人の女の子はとてもかわいかったんで、もう少しアマーラとあの子の衝突や和解を見せてくれても良かったのにな。訓練シーンも少ないうえに基地の立て直しもあっという間でちょっと飛ばしすぎ。
だから日本での最終決戦に向かう4機のイェーガーとそれに乗ってるパイロットの特色も特に説明しないまま、誰が何に乗ってるのかもわからないまま…ってのはさすがにちょっとガッカリするというか。そういうところはカタログ的に紹介するべきだと思うし、せめてテロップで機体とパイロットの表示くらいはしてほしかった。マジで。
そのせいで東京での怪獣との決戦はわかりみ(応援したい気持ち)という意味では今ひとつだったかなあ。むしろ前半のシドニーでの謎のイェーガーとジブシー・アベンジャーの戦いのほうが街並みとランドマークな建物の対比とかが特撮っぽくてハラハラしたし。あの謎のイェーガーは出現が怪獣っぽいなあと思ったら実は…ってのも(エヴァだけど)伏線的で面白かったし。
もちろんあの二人の博士も出るんだけど、黒幕が実は…ってのは、どうなんだろね(苦笑)
そしてネタバレなのであまり触れないけど、シャオ産業の美人社長、なんで中国人や常に真っ白なヘンテコ服着てるんだろうと思いつつも、それが後半まさかのアクションと最後のあれ、あまりにおいしすぎていい意味でマジ笑う。
そしてスクラッパー、回収されたままで終わりなわけないだろ…と思ってたらまさかそんなという再登場ww
ことごとくベタな展開なのがむしろ清々しい(笑)
中国資本はたくさん入っていてもPPDC(環太平洋防衛軍)の基地が中国にある設定だろうと、とりあえず最後は(というか前回も実は)怪獣は日本を目指すってことで(ロボット物のお約束)、大都市バトルのあとの最後のクライマックス、富士山決戦は美しかった。そういやあんまり見たことない絵面だよなあ、雪をまとった富士山火口の大怪獣バトル。
まさかの必殺技も良かった。まさかもうひとバトル…と思ったけど、KILLって出たんでひと安心したよw
あとCGのVFXというか、イェーガーや司令部のモニター操作がめっちゃカッコイイな!アイアンマン社長もやってた空中VRモニター。あ、あの手腕を見てたらシャオ社長は社長だから偉そうにしてるんではなく、本当にこの人天才で超優秀なの?天は二物も三物も与えたのか?って気になるから、それなり説得力(笑)ある意味女性版トニー・スタークだよw

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス

http://shiawase-enogu.jp/
監督:アシュリング・ウォルシュ 脚本:シェリー・ホワイト

カナダの女性画家モード・ルイスと彼女の夫の半生を、「ブルージャスミン」のサリー・ホーキンスと「6才のボクが、大人になるまで。」のイーサン・ホークの共演で描いた人間ドラマ。
カナダ東部の小さな町で叔母と暮らすモードは、買い物中に見かけた家政婦募集の広告を貼り出したエベレットに興味を抱き、彼が暮らす町外れの小屋に押しかける。子どもの頃から重度のリウマチを患っているモード。孤児院育ちで学もないエベレット。そんな2人の同居生活はトラブルの連続だったが、はみ出し者の2人は互いを認め合い、結婚する。そしてある時、魚の行商を営むエベレットの顧客であるサンドラが2人の家を訪れる。モードが部屋の壁に描いたニワトリの絵を見て、モードの絵の才能を見抜いたサンドラは、絵の制作を依頼。やがてモードの絵は評判を呼び、アメリカのニクソン大統領から依頼が来るまでになるが……。
監督はドラマ「荊の城」を手がけたアシュリング・ウォルシュ。(「映画.com」より)

 
カナダの画家、モード・ルイスの映画。絵は知ってるけど作家は知らなかったパターン。てかあの猫の絵を宣伝に使えばいいのに。
障害を持ってる不幸な生い立ち、荒涼とした風景と酷い環境の中であんな明るく楽しそうで幸せな絵を描ける心の強さと魂の美しさよ。不遇で虐げられるほど内面に美しい世界が広がっていくのは皮肉だよなあ。
それにしても主演のサリー・ホーキンスは「シェイプ・オブ・ウォーター」と同じく深い緑色の中にいる人だし、衣装(わりとオシャレで可愛い)の深緑や寒色系とくすんだ赤がとても良く似合ってるなあ。役としては似たような忍耐と純粋さ(そしてオタク的)を持った女性を演じてるけどどっちもハマりすぎてる。
不幸な境遇にあっても芯の強さといい意味での頑固さがあり、ある意味粗暴でDVな漁師のおっさん(エベレットにイーサン・ホークは格好良すぎるw)をただのツンデレ旦那にして最終的には家事もやってもらうようにしてしまうという才能と押しの強さは見習いたい。最初は家政婦のはずだったのにw
モード・ルイスの絵は素朴で明るく可愛いい反面、映画の画面のなかの風景は荒涼としてるけど美しく、あの二人の暮らしてた家はとても小さくボロ屋だけどだんだん絵で彩られて明るくなっていき、後半は夫婦ともども小ぎれいで可愛い服を着て、いつも二人で仲良くてとても幸せそうで。
ニクソン副大統領が絵を買いに来るくらい人気だってことはお金もあったろうに、暮らしぶりはずっと慎ましいし、何より最初は怒鳴ってばかりだったエベレットがモードのことをとても大切にして絵を描く環境を作ってあげていたというのがとても愛情が深くていいなあと
あの二人、なんだかんだで結婚してよかったと思ったけど、すごく似たもの夫婦だよね。日本だとああいうの割れ鍋に綴じ蓋っていうけど、向こうでは一組の古い靴下っていうのかとw

ちょっと気になったのは、予告やあらすじの紹介ではまるでエベレットの家に来てから急に絵を描き始めたように見えてたんだけど、元からカードを描いたり絵を描くこと自体が彼女の逃避だったこともあり、最初から才能があったんじゃんって。てっきり普通のおばさんが絵を描き始めたって話だと思ってたよ。
映画はその絵を描くことというより絵を描くことで周りが変わっていくこと、そんな環境でも理解者と協力者(親友)を得ることで幸せに生きていくことは出来るということ、その日常が愛おしくなるような丁寧な描き方で、最初はかなりヒヤヒヤしてみてたけどまさに心あたたまるものだった。
最後にエベレットがモードの遺品の中から家政婦募集のあのメモを見つけるところはちょっと涙が止まらなくなってしまった。
あとモードがサンドラのところで言ってた窓が好きだって話。窓から見る景色には命が溢れてるというのは、もしかして家から出られなかったってことなのか?という彼女の境遇を思うとちょっと涙出るよ。
他にもいろいろ見どころはあるけど、とにかく良い映画だった。
 
このステッカーが劇場のトイレにずっと貼ってあって、前から気にはなってたんだよな。でももう公開されてだいぶ経ってるしと思って忘れてたけど、あさイチのおかげで思い出した。あさイチありがとう!でもなんでいつも終わり間際かずっと公開が先のものばかり紹介するの?w>一押しエンタ
一応まだやってるとこもあるっぽい。てかてっきり単館系だと思ってたよ。

ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男(未)

http://www.churchill-movie.jp/
監督:ジョー・ライト 脚本:アンソニー・マッカーテン

名優ゲイリー・オールドマンがイギリスの政治家ウィンストン・チャーチルを演じ、第90回アカデミー賞で主演男優賞を受賞した歴史ドラマ。チャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる4週間を、「つぐない」のジョー・ライト監督のメガホンで描いた。
第2次世界大戦初期、ナチスドイツによってフランスが陥落寸前にまで追い込まれ、イギリスにも侵略の脅威が迫っていた。連合軍が北フランスの港町ダンケルクの浜辺で窮地に陥る中、就任したばかりの英国首相ウィンストン・チャーチルの手にヨーロッパ中の運命が委ねられることに。ヒトラーとの和平交渉か徹底抗戦か、究極の選択を迫られるチャーチルだったが……。
チャーチルを支える妻クレメンティーンに「イングリッシュ・ペイシェント」のクリスティン・スコット・トーマス、秘書エリザベス役に「ベイビー・ドライバー」のリリー・ジェームズ、英国王ジョージ6世役に「名もなき塀の中の王」のベン・メンデルソーン。脚本は「博士と彼女のセオリー」のアンソニー・マッカーテン。アカデミー賞では主演男優賞のほか、オールドマンの特殊メイクを担当した日本人メイクアップアーティストの辻一弘らがメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した。(「映画.com」より)

 
とりあえずツイッターのログを。
チャーチル、すごく話を絞ってるおかげでとてもわかりやすくて面白かった。
メインはダンケルクの裏側での決断と苦悩だったけど、政治家には信念もだけど演説能力が何より重要だと思い知らされるね。
あとついつい日本だったらと考えてしまうよ…いや絶対無理だけど。基本的に狩猟してきた戦闘民族のネバーサレンダーは重いし、この時点で和平交渉と言ってる戦時内閣は一般市民より状況を把握できてなかったのかと思わされてしまう。チャーチルはよくヒトラーを止めてくれたとしか。
それにしても最近のこの手の映画は広範囲に物語としてやるよりは一つの事象に絞ってるものが多い印象。補完する情報や知識がないと十分には楽しめないし、改めてあの辺の歴史は補完しなければと思ったな。
日本史と世界史は一緒くたになるらしいけど、時代ごとに俯瞰で見ながらディテールを掘り下げるとかでないと覚えられないや。
とりあえずチャーチルウィキペディアを熟読したら(と言っても大戦直前くらいからだけど)だいたいなんとなく前後関係や因果関係はつかめたんで、そこだけでも読むことをおすすめするかなあ。

バーフバリ 王の凱旋

http://baahubali-movie.com
監督・脚本:S・S・ラージャマウリ

伝説の戦士バーフバリの壮絶な愛と復讐の物語を描いてインド映画史上歴代最高興収を達成し、日本でもロングランヒットを記録したアクション「バーフバリ 伝説誕生」の完結編となる第2作。
蛮族カーラケーヤとの戦争に勝利してマヒシュマティ王国の王に指名されたアマレンドラ・バーフバリは、クンタラ王国の王女デーバセーナと恋に落ちる。しかし王位継承争いに敗れた従兄弟バラーラデーバは邪悪な策略で彼の王座を奪い、バーフバリだけでなく生まれたばかりの息子の命まで奪おうとする。25年後、自らが伝説の王バーフバリの息子であることを知った若者シブドゥは、マヘンドラ・バーフバリとして暴君バラーラデーバに戦いを挑む。
監督・脚本のS・S・ラージャマウリや主演のプラバースをはじめ、前作のスタッフやキャストが再結集。(「映画.com」より)

 
とりあえずツイッターのログを…

水曜レディースデーとはいえ、女子たちが次々とバーフバリに吸い込まれていく…これ公開が年末だからもう3ヶ月もやってるのよね…
バーフバリ王の凱旋もすごかった!スゴすぎる!!日本も中国も無理だけどインドならハリウッドに負けないかも…というドリームを見せてくれる!少なくとも熱狂では勝てるw
てか二時間半のうち父親世代の話が二時間てどういうことよ?お父さんの方のバーフバリ惚れる!
このポスターの絵面、本編まんま…!デーヴァセーナ様美しくてカッコいい…!そういやこの監督のケレン味演出とCGの使い方って見ててトヨエツと山崎努のサッポロ黒ラベルのCM思い出したよ。あの温泉卓球勝負のやつ。だから新しくはないんだけどそんなの問題じゃないよなあー。二時間半ハチャメチャに楽しめる。バーフバリの人って誰かに似てるなーと思ってたけど、インドのヒュー・ジャックマンでいいかな?w
あの人身長189cmあるみたいだけどデカいと思わせないのは周りみんな体格が良いからか…やっぱりインドすげえ。そして一作目の布石ほぼ回収。そもそも最初の冒頭が国母のあれだから、ここからどう繋がるのかとずっとハラハラしてた。でも婚礼の件はカッタッパが悪いと思う。確認しろよ…てか一作目も見なきゃとかいってるカップルいたけどアホなの?なんで一作目ちゃんと見てこないの? この映画は便宜上分けてるだけで本当は6時間の大作なんだよ!映像は延々と濃いんだけど、ポージングの妙とテンポと爽快感のおかげで全然見疲れしないのすごい。むしろ楽しく元気になれるよw
しかしこれ、一作目観てあの状態で待たされたらたまったもんじゃないんでこのタイミングて見たのは神の思し召し。ロード・オブ・ザ・リングっていったけどあの引きはむしろバック・トゥ・ザ・フューチャーの2→3の引きだよなw
いいけどインドのギアナ高地王国カッコイイ。
人間パンジャンドラムもヤバい
あ、あとあれだ、白鳥の小舟!全然小舟じゃない空飛ぶタイヤ小舟!造形が美しすぎる!! あれはインド様式なんだろか、よくわからないけどそこもひっくるめて何でもありの漫画っぽいよ。

バーフバリ 伝説誕生

http://baahubali-movie.com/densetsutanjou/index.html
監督・脚本:S・S・ラージャマウリ

インド国内で大ヒットを記録し、インド映画として初めて全米映画興行収入トップ10入りも果たしたアクション大作。監督は、ハエに生まれ変わった主人公が活躍する奇想天外なアクションコメディ「マッキー」を手がけたS・S・ラージャマウリ
巨大な滝の下で育った青年シブドゥは、滝の上の世界に興味を持ち、ある日滝の上へとたどり着く。そこでシブドゥは美しい女戦士アバンティカと出会い、恋に落ちる。彼女の一族が暴君バラーラデーバの統治する王国との戦いを続けていることを知ったシブドゥは、戦士となって王国へと乗り込んで行く。そこでシブドゥは、25年もの間幽閉されている実の母の存在と、自分がこの国の王子バーフバリであることを知る。(「映画.com」より)

 
ちょうど地元のミニシアターで「伝説誕生」と「王の凱旋」連続上映してたからひとまず伝説の方観てきた!ちょー面白くてステキすぎ!
最初この髭もじゃのおっさんが主人公かよ、何歳だよ25?そんなまさか!(本人は38歳だったんでひと安心w)と思いつつ、インド映画っぽい突然のミュージカルロマンス展開、やり過ぎ感で笑う!
とか思ってたのに、後半突然のお父さん世代の話では笑いどころかめちゃめちゃカッコよくって惚れる!というか父と子のキャスティングが同じって!そりゃ見たらバーフバリその人だってわかるよな、目が似てるとかの問題じゃねえ!いやそれどころか、この主役のプラバースさん普通にセクシーでカッコイイし!
ぱっと見はバラーラデーヴァの人のほうが端正な顔立ちでイケメンだなーって思ってたんだけど、だんぜんバーフバリのほうがイケてる!ヤバイ惚れるw漫画みたいな微笑みヤバイ!
もう全体にケレン味しかない絶妙な漫画アクションがヤバーイ!ベタだけどスケールデカいしハチャメチャ感スゴい!
WOWOW でやってたやつの録画はあったんだけどあえて映画館で見てよかった。大画面で観るべき映画だったよ。このケレン味は「HiGH&LOW」と同じ系統かも。漫画チックな物量作戦て意味でも。とにかくお金とセンス(目的)の問題なのか。スゲェよ。スゲェしか出てこない。バーフバリ!バーフバリ!
しかも途中で恋仲になるゲリラの女戦士がヒロインかと思ったら、ヒロインはまさか母だった!どう見ても怖いけど。
あと何にもまして国母シヴァガミの人すごい。最初の逃げてくるとこもそもそもすごかったけど、何者なんだと思ってたらから…(状況からしててっきり侍女かなんかだと)あの人睨まれただけで石になりそう!目力半端ねえ!やり手ババア感すごい!
前半見ててちょっと気になったのは、シブドゥの女戦士アバンティカへの近づき方が物凄いストーカーチックなとこ。
いや笑いどころでもあるんだけど(過剰すぎてって意味で)、勝手にタトゥー入れられてるのになぜ気が付かない?状況的にはロマンチックだしトキめくんだけど、お前を求めてやってきた、俺が惚れたからお前は俺のもの、俺に惚れるに決まってる!みたいなの、インドの性被害のニュースとかよく聞くからちょっと気になったというか。南インドではあんな無茶苦茶が成り立つのか…?
他のインド映画なんかも割りとキャラとしては女性がとても強いのに、結局更に強い男性が出てきて求愛するとなびくみたいなのって、まあそういうお国柄なんだろうし、娯楽作品ってそういうもんだろうから仕方ないけど、現実の余計な情報のせいで素直に楽しめないのが自分的には残念。
そして後半、ちょっとした過去の回想かと思ったらそのまんまお父さん世代の話になるし、むしろこっちの方が面白かった。だってものすごい戦争シーンとか、ハリウッドレベルじゃん。あの蛮族とかどこの何者なのかっていうのがファンタジーだけどw
そんでカッタッパさんカッケー…と思ってたら、まさかあんな衝撃的な引きで終わるとは。引っ張り方がロード・オブ・ザ・リングwとりあえず続きを見に行かねばならぬ。すぐに!
あとなんというか、シヴドゥとアヴァンティカのロマンチックなシーン、タトゥーのことも含めてものすごくJKのギャル文化というか、JKが好きそうなラブラブ愛情表現の嵐だと思った。手や肩に入れたタトゥーが二人が抱き合うことで一つの絵柄になるとかある意味カッコイイ!w
とにかく何もかもが過剰で独特のテンポ感があって、VFXがリアリティじゃなくファンタジー表現のためにある感じなのがとても良い。VFXじゃないけど膝で滑ってくるスライディング土下座みたいなやつおかしすぎ(土下座はしてないけどそんなノリの)ヘンテコギミックな戦車とか!アクションとか動きすごいね!
あのマヒシュマティ王国とかの世界観のファンタジー度合いも良いね。ギアナ高地が漫画家たちに〈発見〉された時以来のトキメキ!やはり高地の天上世界は良い。王族の息子が川に流されるってのも貴種流離譚(オレ大好物)の基本だし、やはり川上は常にロマンだな!そこが滝の上ならなおさら!
次作も楽しみ。というか明日観に行くけど!

ブラックパンサー(未)

http://marvel.disney.co.jp/movie/blackpanther.html
監督:ライアン・クーグラー 脚本:ライアン・クーグラー、ジョー・ロバート・コール 原作:スタン・リー、ジャック・カービー

2016年公開の「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」でマーベル・シネマティック・ユニバースMCU)に初登場した新たなヒーロー、ブラックパンサーを主役に描くアクション映画。
アフリカの超文明国ワカンダの若き国王ティ・チャラが、漆黒のスーツと鋭い爪を武器に戦うブラックパンサーとして活躍する。絶大なパワーを秘めた鉱石「ヴィブラニウム」が産出するアフリカの国ワカンダは、その恩恵にあずかり目覚しい発展を遂げてきたが、ヴィブラニウムが悪用されることを防ぐため、代々の国王の下で、世界各国にスパイを放ち、秘密を守り通してきた。父のティ・チャカの死去に伴い、新たな王として即位したティ・チャラは、ワカンダの秘密を狙う元秘密工作員の男エリック・キルモンガーが、武器商人のユリシーズ・クロウと組んで暗躍していることを知り、国を守るために動き始めるが……。
主人公ブラックパンサー=ティ・チャラ役はチャドウィック・ボーズマン。監督を「クリード チャンプを継ぐ男」のライアン・クーグラーが務め、同作で主人公クリードを演じたマイケル・B・ジョーダンが、ブラックパンサーを追い詰める強敵エリック役で出演。(「映画.com」より)

 
とりあえずツイッターで呟いたやつを。あとでちゃんと書く予定。
ブラックパンサー、大変良くまとまってて面白かった!釜山のカーチェイスめっちゃカッコいいしやはり時代は西アフリカ!西アフリカの超文明国の黒人の国王が政治的正しさでズバッとトランプ政権を皮肉ったよ!そんな痛快な映画でしたw
そんでやっぱりヒーローは一度彼岸を渡らねばならんのだな。国王万歳。でもキルモンガーは可哀想!人は間違いを犯すけどそれは正さねばならんのだ。
だいたい基本通りの展開だったけど、途中国の外にまで話が広がったらとか、キルモンガーのほかに敵が出てきたらどうしようとか、そのキルモンガーが復活しそうな展開で終わったらどうしようとか考えちゃったけど、欲張らずにきれいにまとまって終わったのが大変良かったですよ!国王万歳!