そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダージオウ36 「2019:ハツコイ、ファイナリー!」

テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/zi-o/
東映 https://www.toei.co.jp/tv/zi-o/index.html
脚本:井上敏樹 監督:田村直巳
『私に傘はいらない。全人類の傘になれ…』
 
ぎゃわわー!カブトゼクターキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
キバ編井上敏樹回もあまりに濃すぎたけど、予告がほとんど持って行った!カブト編!ガタック!加賀美!地獄兄弟!門矢士!何から突っ込んでいいのかわからない!!!天の道をゆく男は出てこないっぽいけどあまりにてんこ盛りすぎる予告にリュウソウジャーどころじゃないよ!
でもとりあえず今週のキバ編、解決の巻!


杉田の声で宇宙の法とか言われるの、絶対ヤバいよな…ってアバンから始まったのに、結局仮面ライダーギンガって何者だったのー??単なるパワーアップアイテムかよ。スウォルツ氏言う所の「力そのもの」って言い得て妙www
だがキバ編の話のスジとまったく絡んでねえ。
いや釈ちゃんの祐子=アナザーキバ女王が何気に戦闘アクションがないからギンガで埋めたってことか?それはそれでだけど。
それ以前にあまりにきちがい展開にびっくりポンや。
冤罪だと言い張ってた北島祐子の真実はただの誇大妄想狂な思い込み女だったってのが、あまりにあまりでこれマジ井上敏樹回。さすが大先生スゲーや!普通じゃ考えられないプロット持ってくるよ。なのにキバ編からもジオウからも離れてなくて、タイムジャッカーも巻き込んでの女王様の扱いとキバの元ネタ、仮面ライダーギンガという飛び道具すべてのお題をクリアする大ベテラン先生の筆力凄まじいな!
この女王さま、本当釈ちゃんでハマりすぎだし狂っててもむしろ美しくカッコイイからソウゴでなくてもちょっと懐くかも(笑)
というか武器はマンホールの蓋!マンホールの蓋活躍しすぎwww
キャプテン・アメリカ的だけどやっぱりこれも井上敏樹著「海の底のピアノ」か?
祐子の「死んだ母が言っていた… 私を産んだときはひどい雨だった、と。それ以来、ずっと雨なんだ… ずっと」とかもう井上節がすごすぎて突っ込めねえ。
しかもこんな時こそターイムマジーン!
過去に戻って事件現場を確認に行ったゲイツが見たのは、冤罪どころか哲也の恋人をマンホールの蓋で殺す祐子の姿。いやどう考えてもいろいろおかしいだろ。
そもそもソウゴさあ、祐子さんいくつ設定か知らないけど(釈ちゃんは40近いよ?)ソウゴの初恋のセーラさんって10年くらい前だろうから、年齢考えたら祐子はセーラさんじゃないよね?気がつけ。

でもそんな祐子に「だったら自分が傘になる」というソウゴはまさに事実ではなく自分の中の真実を信じる美しき井上ダンディズム。祐子の真実を知っても哲也たち襲っても、最後まで初恋の人だと信じるソウゴはこれはこれで美しい…ってかソウゴってそういう性格だったっけ、とは突っ込まないw
むしろソウゴのその言葉が王としての器を作るという流れ。
いいけどアナザー女王が召喚した召使い、ドッガとバッシャーはアームズモンスターそのものだったけど、ガルルは本当に次狼だったんだ!?(大人の事情)でもなぜキバのライドウォッチ持ってる??

なんかキバ編関係なくうやむやのうちにギンガが倒されミライドウォッチになり、それを狙ってたスウォルツからウォズがかっさらい、キバのライドウォッチなしでアナザーライダーを倒すとは。何気に決めセリフは「お逝きなさい」だし。お前がいうか、ウォズよ… (苦笑)
そしてウォズは恐るべき仮面ライダーウォズギンガファイナリー(長い)の力を手に入れた!
最初も最後もアップルパイ。ゲイツならともかくウォズは我が魔王に遠慮なさ過ぎ。
傷心のソウゴが出会った女性はゆりさん…に似た謎の美女(高橋ユウ
え、ゆりさんってキバ本編では2008年時点で死んでたよね。(今wiki見て思い出した)(キャスト発表時点で気がつけ)
でもかわいい坊やと言いながら少年の顎を撫でるティーンエイジャーがそんなにいるとも思えないけど、めでたしめでたし。
ソウゴ、来週までに傷心を癒せよ。(朝ドラ風に)
 
あ、今気がついたけど今回の話、冤罪を訴える女がただの誇大妄想狂の思い込み女で事実を捻じ曲げてた…って話だったけど、これってソウゴの未来を変えることができる力とも対応してるよな?そうだとしたらあまりに奥深すぎる…さすが井上敏樹大先生…

 
予告。
今出られるのは加賀美か地獄兄弟か…とは思ってたんだけど両方とは!
てかさ、今週のあまりに唐突なギンガ登場が渋谷隕石の前振りだとして、来週落ちてくる隕石がワームをもたらした…って話なのに加賀美は“元ZECT”って設定なのか?だいぶ時空が歪んできたなあ!門矢士もいるわけだよ!
つーか次回キャストてんこ盛りでヤバい!!!アナザーカブトが地獄兄貴矢車さんと一緒にいるってことは影山がアナザーカブトってことなのか?まあ確かにネイティブになった男だからなあ。またある意味本編をうまくトレースしてきたぞ。ワクワク!

13年ぶりの加賀美の変わらなさもだけど、矢車の兄貴があまりにそのまますぎて驚愕。内山くんのオファーは一か月半前か。てか痩せられなかった地獄って、キッツー (笑)

祝え!エキストラ体験

仮面ライダーのエキストラはキツそうなのがわかってるんで行くことはないと思ってましたが、最近知り合った若いお友達が行きたいというので付き合いました。
うちから高崎まで2時間以上。遠い!
お天気良かったのもあって日中そこそこきつかったですが、結果としてとても楽しかったです。
いろいろネタバレ注意、撮影内容は口外禁止だと思ってたら、帰ってすぐネットニュースに記事が上がっとりました。
まあそれでも何をやったのかストーリーに関することは口外禁止だろうけど(というか参加したオレらも何が何だか)


群馬県高崎市高崎駅に集合してそこからバスでロケ場所に。見えてきたのはまさかの古墳!ここで我が魔王を祝うとは!古墳で我が魔王の祝福大会なのか?ジオウってモチーフはインド(主にバーフバリ)じゃなかったの?なんで古墳でインド???
そして監督もまだ発表されてないし、正式発表までは他言無用だよね…と思ったらネット記事では田﨑竜太監督とありました(苦笑)
てことで詳しくは上記のネット記事をご覧くださいw

参加人数は最初に発表されたけど1200人。遠目に見ると以外と少なく感じる1200人。
記事に古墳って出てるんで言うけど、12時前から終了予定の18時近くまで、ほぼ古墳の周りを行ったり来たりするだけでした。休憩もほぼなし。ずっと現場で右往左往させられ、ほぼ立ちっぱ。休んでてと言われてもせいぜい5分10分細切れ的で、腰を下ろせるのも数回。(とは言っても各自しんどくなったら休憩はスタッフに言えば自由にとっても大丈夫)
家族参加者もそこそこいたけど、全体にはやっぱり男性多め、年齢層は20〜30台が一番多そうだった。昭和世代の40歳以上は後述の理由でそこそこわかったけど、以外と多くはなかったな。平日だしそんなもんかも。
そして幸いなことにとてもいいお天気で数日前の雨予報が嘘のよう。日傘で乗り切るぜ。日中ロケは日傘必須!これマジ。帽子やタオルじゃ乗り切れねえ。去年のビルド夏映画とか市街地の街中だったから多分今回よりきつかったよねえ…( ;´Д`) 今回は芝のある地面なのでちょとマシだったかも。


キャストの様子、登場キャラはいつものソウゴ、ゲイツツクヨミ、ウォズの4人にスーツアクターさんたち。高岩さんも見た!なんのスーツかよくわからないけど(オーマジオウ?)あれたぶん高岩さん。
ソウゴもゲイツツクヨミも可愛いかったけど、とにかくウォズ!
いろいろ楽しませてくれてありがとう、祝福の鬼ウォズ!
ウォズ、最初から最後までほぼ古墳の上にいた。ソウゴもちょこちょこ様子見に、ゲイツも時々、ツクヨミは出番の時くらい。めっちゃ可愛いし細い。
でもウォズはわりとずっといたかな。日傘差してこっちに何度もお手振りしてくれた!日傘の似合う男ウォズ!古墳の上で本番でもないのにちょこちょこ祝え!ってやってて、すごいサービスサービス!本当に一番働いてたしサービスよかった。ウォズ、マジカッコイイ (*゚∀゚)=3 ムッハー
いや本当にマジでカッコいいんすよ!古墳の上の王座(のセット)の横で、本番でもないのにいろんな決めポーズしたり踊ったり、ただ立ってるだけで最高。夕方あたりとか特に逆光でシルエットになっててメッチャ絵になるの! (;゚∀゚)=3ムッハー
また本番時の「祝え!〜」というセリフが声がよく通って、わしらエキストラのみんなテンション爆上がってた。本気でうおおおぉぉぉ〜〜!!!って言って腕振り上げてた。マジでその気になるよ、ウォズすごい!
なので映画で古墳のシーンのエキストラさんたちを見たときは、あれみんな本気で祝ってると思ってください(笑)


撮影終了は18時だったけど撮影自体はまだちょっと残ってて(最終的には19時前に終了)、そこで帰った人もいたみたいだけど、おいしいのはそこから。古墳周りを右往左往する以外のアクションがありました。
しかしそこ、本日一番許すまじなのは田崎監督!エキストラ集めて移動以外のシーンを撮るのに、「昭和30年代生まれの人手をあげてください〜。こっち来てくださいー。次に40年代生まれの人〜」って昭和生まれの40代〜それ以上を集めて平成生まれと区切ったことやで!オレ平成生まれの大学生グループと一緒だったのに年いくつかバレるやろ! (;`Д´)ノ オラー!
昭和生まれへのサービス仕事は、詳しくは言えないけど空を見上げて逃げるとこです。なぜか画面内に昭和のおっさんおばさんが密集してますw
平成生まれは別のシーン、ソウゴを覗き込む撮影。
古墳周りをウロウロしてたときは助監督を通して指示されてたけど、この2つのシーンは田崎監督自ら演技指導に来てエキストラに指示してて、その演出の仕方(キャストの乗せ方)を間近で見られたのはなかなか興味深かったです。貴重な体験!
あとはエキストラたちのモブ声を録音して終了。
最後にキャストと監督の挨拶があって、わりとその近くに居たんでラッキー!
個人的にツボったのは、撮影中ずっと祝えって言ってたウォズの渡邊くんに「ウォズ〜祝って〜!!」って 声がかかったけど「祝わない(笑)」っていう渡邊ウォズw
ソウゴは移動中にとても近いとこで見ることできたけど、もうサイコー可愛かったね!あとゲイツの衣装は襟がセーラーカラーかってくらい開くって知ったw ゲイツも超カワイイっす!
後半ウォズはわりと王座周辺にいたけどソウゴが時々やってきてじゃれてたカワイイ ( ´ω `*)(オレは単眼鏡を持って行ってたのだよ。距離的にギリ表情もよく見えた!)


全体には本当に何をやってるのかよくわからない部分が多くて、しかもとったセリフ自体はそんなに多くなかったんで一体どう言う場面になるのかとても謎だし楽しみ。
もちろん今回の分だけで古墳シーン終わりってことじゃなく、スーアクさんたちとソウゴたちのアクションの一部は撮ってた。あとソウゴとゲイツのダブル変身ね。
変身したあとのアクションもあるはずだからもしかしたらキャストたちの演技はエキストラたちの前(早朝)か前日、翌日以降にあるのかもしれないけど。
いやーワクワクする〜


あと白倉さんもいたよ。スタッフに混じって機材の片付けしてた。
だが一番のお疲れさまは助監督のギンカさん(これニックネームなのかな?)彼がずっとエキストラに指示を中継しててとにかく走ってた。いつか彼が監督デビューの日まで令和ライダーが続くことを!


エキストラ参加の記念品。台本ノート!

騎士竜戦隊リュウソウジャー#9「怪しい宝箱」

テレ朝:https://www.tv-asahi.co.jp/ryusoul/
東映https://www.toei.co.jp/tv/ryusoulger/index.html
脚本:下亜友美 監督:柏木宏紀
『大丈夫だ!お前らを信じているからな!』
 
メルト、仲間信じてなかったんかーい!と突っ込みたくなるこの展開。
なんだろう、子供向けなのはともかくとしてもなんかいろいろ、こんなにもIQが低い戦隊は初めてな気がするよ?
てかあれだ、ハリケンジャーみたいに免許皆伝前に里が全滅して半人前が一人前を目指すならわかるんだけど、コウたちって一応マスターからリュウソウジャーを継承した立派な一人前の戦士のはずだよね?いやまだ若いんだから迷うのはいいんだけど、彼らは一人前の戦士には思えんのだよなあ。3人とも全然半人前じゃん。
お話というか展開としては、メルトの「もうやめろ、太るぞ」からアスナの「何でこの状況でトワ寝てんの?」とか面白いんだけど、それがIQの低さゆえ(=子供向けってわけでもないと思うけど)のおバカさ加減ならちょっとどうかなあ…
つまんなくはないんだけどその辺のキャラやら設定やらストーリー自体の詰めの甘さをすごく感じるよ。スタッフさんたちは本当にこれでいいと思ってんの?
ところで今回箱庭という命のないアイテムからもマイナソー!?それはありなんだ。
そしてバンバが問い詰めたドルイドン兵士は教えちゃダメじゃん。あれ教えたからって命が助かるはずないよね、そのあと描写されてないけど。てかドルイドン兵士て自我あるの?そういうとこ、あまりにも雑にイージーで気になったわ。
そしてメルトの前に出てきたマスターブルーは妄想だったのか、それとも箱の力だったのかどうなのか。何となく視聴者に預けてる形になってるけど、メルトがマスターブルーにあげた飾りは物体として残ってる(本物?)なんだとすれば、実際に箱庭は魔法の箱だったってことだろうし、だったらそもそもなんでそんな箱が…ってことだし、リアリティラインがわからねえよ。
いいけど「ミミック」って単なる物まねをする怪物で、宝箱=ミミックってのはRPGゲームのせいだよね。宝箱のモンスターがミミックってことじゃないよね。それを何も考えずに箱にして、しかも別に宝箱に擬態したモンスターってわけでもないから何が何やら。(まあ別にいいけど)
とにかくいろいろイージーすぎるんでもうちょっと考えて欲しいわあ。
しかしトワとコウのはしゃぎっぷりはいいねw
 
予告。
やっとアスナの話なのか。

2019アニメ◎4月期新番組◎18

ゲースロその他(映画とか)のおかげでだいぶ遅れてますが先週の分。

どろろ#17

https://dororo-anime.com
シリーズ構成:小林靖子 監督:古橋一浩 キャラクター原案:浅田弘幸 原作:手塚治虫
え、これなんとなくオブラートに包んでるけど寿海→百鬼丸だよね?おっさんずラブだよね?(違)
話はいい話だった。描写も細かくて良し。寿海も業が深いなあ…
 

キャロル&チューズデイ#5

http://caroleandtuesda.com
総監督:渡辺信一郎 監督:堀元宣 脚本:赤尾でこ キャラクターデザイン:窪之内英策(原案)、斎藤恒徳 原作:BONES渡辺信一郎
ものすごくぼんやりとした話だったんだけどー。
まだ5話め、5話目でこれってことは1クールだよね。いや、カタルシスなさすぎてびっくりするわ。
 

からくりサーカス#29

https://karakuri-anime.com/sp/
シリーズ構成:井上敏樹藤田和日郎 監督:西村聡 キャラクターデザイン:吉松孝博 原作:藤田和日郎
ワゴンを押して走るしろがねの走り方が唐突に原作そのままだったんでちょっと吹いたw
ぶっちゃけ原作知ってるから足りないところは無意識に補完して見てるので仕方ないんだけど、これ完全に兄絵mが初見の人ってどう思って見てる?ググって調べるほどではないけどちょっと知りたい。
 

さらざんまい#5

http://sarazanmai.com
シリーズ構成:幾原邦彦、内海照子 監督:幾原邦彦 キャラクターデザイン:ミギー(原案)、石川佳代子 原作:イクニラッパー
うーわーー…一稀のサラちゃん女装がこのシチュでバレるというのは大変痛いんだけど、それ以上に繋がってないのは僕だけだったという一稀の、あまりにヘビーでハードな展開が早すぎてついていけねえ。いやついて行くけどよ。
知られたら恥ずかしい秘密の欲望の話だったのに 知ってしまっても受け止めきれない秘密の話になっていってる。一稀とはるかの話はありがちだけどキツイな。
あとサラちゃんのラッキー自撮り占いネタとカワウソ警官ズの獲物が一致してるのは何か理由が?毎回の警官ズの歌と踊り、バンク的な吾妻橋バトルフィールドが結構な尺があるから話がなかなか進まないけど、確実に毎回心が削られて行くよ。
 

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風#29

http://jojo-animation.com
シリーズ構成:小林靖子 総監督:津田尚克 キャラクターデザイン:岸田隆宏 原作:荒木飛呂彦
こうして見ると第5部のスタンドの形は 心の形だと言うとおり、第3部第4部よりもキャラクター性という意味で深みがあるなあ。
ジョルノの命を生み出すスタンド、アバッキオの時間を巻き戻して見ることができるスタンド、ミスタのピストル、ブチャラティのファスナー
ナランチャの他人の居場所がわかる飛行機などなど。もちろん毒は誰であってもヤバいに決まってるけど!
今回もまた毒系というかカビ。この手の無差別なやつはヤバいよ、フーゴ
 

鬼滅の刃#6

https://kimetsu.com/anime/
シリーズ構成:ufotable 監督:外崎春雄 キャラクターデザイン:松島晃 原作:吾峠呼世晴
2年くらい訓練してたとはいってもアニメだと展開早って思っちゃう。もうプロの鬼殺隊なのか。
鬼退治のエピソード自体は面白いんだけど、鬼って結局何なの?ジョジョのスタンドくらい能力にバリエーションあるのはなぜ?心の形??
 

進撃の巨人season3#52

https://shingeki.tv/season3/
シリーズ構成:小林靖子 監督:荒木哲郎 キャラクターデザイン:浅野恭司 原作:諫山創
この時のライナーは確かにおかしかったよね>過去回想
この辺の展開は本当なら一気に見たいところなので、ベルトルトのやりたいこと、ライナーの状況がわかりにくいのは仕方なしか。
そんな中でベルトルトの「全員死んでくれ」「ちゃんと殺すよ」はキャラ変っぽくてちょっとわかりにくいよね。そして世界ベルトルトが思うよりも残酷だよ…
この展開でこの仲良し104期生のEDはツラい。

TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY「No Pain, No Gain」

監督:牧有太

俳優・山田孝之が30歳を迎えた2013年からの約5年間、2045日を追ったドキュメンタリー。
山田の所属事務所スターダストプロモーションのグループ会社で、山田の主演作「闇金ウシジマくん」などを手がけてきた映像制作会社・配給会社の「S・D・P(スターダストピクチャーズ)」が主導となり山田に密着。
30歳という人生の節目を迎えた山田が、自身の信念に基づき挑戦を続け、懸命に生き、苦悩を繰り返しながらも「人生を楽しもう」ともがく姿が映し出され、本心の読めないミステリアスさで人々を惹きつける山田の実直な素顔や本心を垣間見ることができる。(「映画.com」より)

 
シネマカリテ一舘、しかも夜一回上映。意外と男性も多いのは興味深かった。
5年間のドキュメンタリーというか、メインはプロデュース作品の「デイアンドナイト」(https://eiga.com/movie/87609/)のメイキングっぽいドキュメンタリー。

山田様のインスタはフォローしてるはずだけど全消し?騒動は特に知らなかったし、俳優業はチェックしてるけど映画をプロディースしてたのはあんまり詳しくは知らんかった…ってくらいの山田様の追っかけなオレだw
内容は結構濃かった。なんかいろいろ濃い。5年と言ってもウシジマくんの2作目あたりからデイアンドナイトまで。長いようで早い5年間。結構重い。
でもこの5年くらい確かに山田様は急に俳優以外のことも手広くいろんなことを手がけ始めてた気がするけど、それがこれかという感じ。地味に、知らない間にいろんなことやってた。
ドキュメンタリーなので見せられたもの以上には特に何か言うこともないし、あまり詳しい事情は語られないけど(詳細はカットしただけかな)デイアンドナイトの脚本でもう1人のプロデューサーの伊藤さん、脚本ができてない、ストップかけたとかこの1ヶ月で本気出すとか、ふざけつつも殴りあいしそうになってた緊迫感とか(絶対山田本気だったよあれ)、クランクアップに立ち会えないかもしれないと心を病むとか、思った以上に真面目な山田様の良い意味の怖さを感じたよ。いや赤羽とかカンヌへ行くとかもかなり真面目で怖かったけど。
でもあの脚本ができないってのは、普通になぜ?とは思ったけど。なにが引っかかって脚本がいつまでも出来ないのか。仕事だよねえ?>脚本家&プロデューサー
山田がいなきゃなにも出来ないのか、そんなわけないだろう…とは思うんだけど、そこが結局出資者に「脚本に金を出すんじゃない、山田孝之に出すんだ」って言わしめるとこよねえ。
って、これカンヌへ行くでも同じことやってたじゃん?w


役者仲間との繋がりや絆みたいなのはとてもよくわかる。みんな山田孝之が好きなんだなあと深く感じ入るところもあったし、バンドとか他のプロジェクトに関してはあまり突っ込まないし断片を見せられただけだけど、わかるところはあるかなあ。
一番心に残ったのは「デイアンドナイト」で役者になにを託すのかってあたりを語るとこ。
まあオレとかドラマ見て感想書いててそれなり俳優の演技について批判したり褒めたりするけど、山田の思ってる役者の演じる範囲ってのは思った以上に深くて、演じるにあたって「その役を考えろ、俺は考えてる」って言ってるのが彼の本音と演技メソッド的なとこなのかなと。
オリジナル脚本のストーリーとキャラクターを作ってるプロデューサーで、その役に対して「俺はプロデューサーだからここからここまで(作品の始まりから終わりまでの意)しか考えないけど、役者は話が始まる前までおどう生きてきたか、この作品が終わった後どう生きていくかも考えるし考えて欲しい」(だいたいこんな意味だったと)って言ってたのが本当に真面目だなあと。そのあとに「(俳優やってるときは)俺は考えてる」って。
バンドやってる綾野剛とか内田朝陽赤西仁、役者仲間として阿部進之介安藤政信とかは出てきたけど、小栗旬のことは全然出てこなかったんだけど、おぐりんは監督として映画作って、プロデューサーってわけじゃないからまた違うとは思うけど、山田様はやっぱり役者バカではないんだよなあ。
「人生60年と考えてもう30歳、半分過ぎたわけだけど」と言う山田孝之がこれからどう生きるのか、大変興味ありですよ。
あと役によって髪型変えたり髭があったりなかったりするけど、見た目思った以上にいろんなパターンがあって戸惑うw。ウシジマくんの時はやたら大きい人に見えてたんだけど、あれは山田マジックだろか。
そういやヨシヒコの時は作らないで現場に入って、撮影はじまってから作っていく(=キャラとしての成長を見せる)ってのはちょっと面白かった。そうだったのかw

ゲーム・オブ・スローンズ最終章(第八章)#5

 
あああ~何てことを…何てこと… としか言えない…
リアルタイムのTLは阿鼻叫喚、悲鳴しか聞こえなかったような。
OPの映像が毎回ちゃんと今その時の現状に更新されてる〜 ああ、ウィンターフェル… あと何気に思ってたけど、もうバラシオンの鹿じゃないんだよね。完全にラニスターの獅子。
第八章溜めて後で一気見しようとか思ってる人、すぐ見るべきだよ!もう来週で最終回だよ、あと1話で終わっちゃうんだよ!?みんなで全世界同時最終回を共有しようよ!
ああ、来週月曜日の11時半(日本時間)まで、全世界で何も起こりませんように…!!

当然以下ネタバレです。







あー…ヴァリス…( ;´Д`)
まさかここではヴァリスがドラカリスされるとは…
最初のカットで彼が 映った時にああこれは…とは思ったけど、その後数分間でフラグ立ちすぎ絶対ヤバいと思ってたよ。まさかドラカリスとは…
正直もう当然彼が一番正しいこと言ってるよね。これ全世界共通認識だと思いたい。デナーリスの方が正しいと思ってる人、いる?
ただここでヴァリスが彼女を毒殺しようとしていたという記事をちらっと見たんだけど(食事のくだりで)、確かに様子だけならともかく食事を聞くってことはその可能性ありよね。手紙と指輪を外すってのも意味があると思うけど。(覚悟を決めたってことか)
ああでもヴァリスはドラカリスされちゃったんだからもはや何を言っても意味のないことか…


というか、ずっとデナーリスが孤独だってのは描写されてきてたのはあるから、北にいるときに自分が愛されてないと思うのはわからんでもない。(あの3話の宴会、旦那の職場の飲み会に連れてこられて所在無げな奥さんって感じで何となくわかるわー)
北部にいてジョンが愛されてるのは当然で、でもそもそも北部どころかウェスタロス大陸においてターガリエン家のデナーリスという人は何も成し遂げてないし、むしろ狂王の娘だから恐れられてこそ当然なわけよね。
デナーリスに非がある話ではないけれど、でも今この状況でそれを孤独だと思うのも考えすぎというか。いやジョンの出生の秘密を知ったからこそ、もしかしたら自分の地位が脅かされるという気持ちと焦りがあったのかもしれないけど。
だからこそヴァリスやティリオンが言うように、サーセイの独裁から民を守れば良い女王として認められる可能性はあったはずなのに、ああ、本当になんであんなことを…

いや理由はわかる。ミッサンディだよな。
それについては前夜グレイワームとも認識を新たに心の中で同盟組んでたんだろうけど、じゃあ王都が降伏して無血開城になった場合何をすれば彼女らは納得できたのかと言うと、それがサーセイの独裁に反乱も起こさない無力な民衆たちに怒りが向かったとしてもそれはそれで納得。全く何も持ってない状況から何もかもみずからが戦って勝ち取ってきたと自負するドラゴンの母ならなおさらそんな民衆を許しはしないだろう。
とはいえその衝動を抑えられないのはターガリエンの血だからといっていいんだろうか。本当に苛烈だし激しすぎるよ、その情動…
というか、デナーリスは単に奪われた(と思ってる)王座を取り戻したかったってだけで、民衆を収めることにはそんなに興味なかったんでは?

そういやミッサンディが死んだ時思ったこと、モヤモヤして書き忘れてたから言っとく。
第七章でミッサンディがダヴォスに「女王は私がおひまを下さいといえば即座にそうするだろう」(確認してないからウロだけど)みたいなこと言ってたけど、ミッサンディが自分の元を去ることになってもそれが彼女の望みなら確かに止めはしないと思う。でも彼女が望まないのにデナーリスの元を去らねばならない時(しかも命を奪われる)は、その相手を絶対許しはしないだろう…と思ったんだよ。
しかもミッサンディの今際の際の望みは「ドラカリス」。彼女はサーセイに対して何の因縁もないはずだけど、自分たちの思う通りにならない相手ってことで許さなかったんでは。それはデナーリスも同様、そういうなにかを奪われた人間の理不尽な怒りという点で、デナーリスとミッサンディやグレイワームってのは完全に繋がってたと思うのよね。


ジェイミーは、うーん、ちょっとばかり期待はしてたんだけど、結局サーセイと逃げようとして(ティリオンも2人を逃がそうとしてたし、その点では甘いと言わざるを得ないんだけど)2人ともお亡くなりに。
城門のとこでもなんとかギリギリ滑り込んだアリアとハウンドに比べて間に合わなかったジェイミーの間の悪さよ…とは思ったけど、まあうん、最後に2人会えて抱き合って死んだから良かったねとしか。ジェイミーはバカでも愚かでもないよな、もう呪いだから仕方ねえよな…


城門のシーンから開戦までは、ずっとあの重低音な感じのベースだかドラムだかの響きがすごく緊迫感を高めてて、鐘が鳴るまでついついものすごい前のめりで見てたよ。
ともかくドラゴンがものすごい殺戮兵器すぎて何もいえねえ。勝てるわけがないとしか。ユーロンがスコーピオンで一頭倒したのはまぐれだったよ。サーセイを勘違いさせただけだった。一体ドラゴンはどんだけの火袋持ってんの?てか生物なのに火を吐くってそもそもどういうことよ(怪獣解剖図的な興味で)
そして鐘、早く鐘を…みんなが鐘を鳴らせと叫んでるし、鐘が鳴ったら戦争試合終了〜だと思ってたのに!まさかここからが本番だったとは…
ああデナーリス、何でそこで止められなかったんだよ。マジで予想もしてなかった(だって最終回前の回だよ?)最悪の展開に。まさかそんな、本当にまさか一番ダメな展開になるとは。グレイワームも槍投げてんじゃねーよ…あああ〜
というか、ドラスクとアンサリードは町の人を殺すわけないと思うけど、じゃあ王都の人々を殺してたのは誰なんだ?北部の兵士?ゴールデンカンパニーが町の人を逃がそうとしてたのは知ってる。上をドラゴンが火を吐きながら飛んでるのに女襲ってるやつとか何なん?
上空からドラゴンファイアー、街は阿鼻叫喚って、何でこうなった、何でこうなった…?
いやサーセイが一番悪いのは知ってる。
でもデナーリスも、ドラゴンに乗ってると自分が一番偉いと思ってしまうのか?車運転すると人格変わるあれか?
ずっとティリオンやヴァリスが無辜の民の虐殺はするなと言ってたのって、ダチョウ倶楽部の押すな押すなよってやつか?やるなやるなって言ってたことはやっぱりやりましたーってやつだったのか?おおお…
本当にジョラーが亡くなっててよかったと思った。こんな彼女だと知ってもついていったのかどうか。知らないと言うことは幸いだよな。


そしてそして、今回一番グッときたのはアリアとハウンドのコンビ。異論は聞かねえ。
なんかあの2人で「サーセイを殺しに」って城に入って、あの地図の広場でサーセイを殺しに行こうとするアリアを止めて、復讐という考えを捨てさせるハウンド。誰の話も聞かねえアリアがやっとここで憑き物が落ちて、ハウンドに「サンダー…、ありがとう」というこのシーン、ハウンドの方もそれにちょっと微笑むって、グッときたよ、きまくりだよ。ハウンドもといサンダー・クレゲインはアリアを救ったんだね…
ここでアリアは生きて帰ろうと、死にに行くサンダーに別れを告げたってことだけどそれって「死ぬのは今日じゃない」じゃなくなったんだよね。
だからそのあとのドラゴンの大殺戮大会でいつ死んでもおかしくない状況で、見てるこっちはハラハラしててもアリアが生きるって決めたからそれを信じることが出来たのかも。殺すといったら絶対殺す暗殺者なんだから生きると思えば生き抜くよね。
そしてサンダー・クレゲインとマウンテンことグレガー・クレゲインの兄弟対決。一度死んだものは二度と死なないを地で行くフランケンなクレゲイン兄をどう倒せばいいのかと。
クレゲイン兄の目潰しがきた時はオベリンのこと思い出してもうダメかと思ったし、脳を刺しても死なない相手をどうしろと…と絶望的になったけど、起死回生のタックルでクレゲイン兄を炎に道連れにしたクレゲイン弟…良かったね、やっと本懐遂げたよね…と涙ホロリ。
本当によかったと泣きそうになったけど、なんか清々しさと爽やかさすら感じたよ。ありがとうサンダー・クレゲイン。サンサといいアリアといい、何気にスターク姉妹と関わり深かった。ありがとう…


てか、ジョンって何もしてないよね。この期に及んで言うけど。甘いのは甘すぎるし、そもそもデナーリスにもうちょっとマシな妥協案とかもっと説得力と納得感のある今後の展望を出せてたら、この顛末とは違ったかもしれないのに。
そういう意味ではデナーリスの言う通りジョンは裏切り者だったし、この状況の責任もジョンにないとは言い切れないし。
しかしこれ、もうこうなると狂王、というか恐女王のデナーリスを倒してジョンが七王国を統治するしかないのでは?何をどうしてもデナーリスは受け入れられるわけがないし。と思ったけど、もう最初からターガリエン家の落とし胤が七王国を手に入れるなんてことは無理ってことかも。もちろんジョンも。公表した瞬間に人々に恐れられるに決まってる。
まさかアリアってことは…ないかな?
しかしこの戦場を生き延びたアリア、王都に降ってるのは雪ではなく灰だったとは… 予告編からしてフェイクかまされてたわー。
てっきり王都に冬来たるかなのと思ってたらむしろハレンホール再びだったとは。どっちにしてもすべてが無に。ドラゴンに焼かれた城は廃墟になるしかないじゃんよ。


良いこともあった!
クァイバーンのあまりにあっけない死に様に笑ったww まさにサーセイが好むポエティック・ジャスティス、詩的正義ってやつじゃね?因果応報だよ!
もちろんユーロンもな!最後まで自分が王だと思ってたらしいけど残念、サーセイのお腹の子供は目の前のキングスレイヤーの子供でしたー!ザマあ。
ゴールデンカンパニーの隊長さんは、よくあんなんで隊長務まってんなーと思うけど、ドラゴンじゃなくても普通にドラスクとアンサリードが突っ込んできたらあれじゃ助からんだろよ。何であんなの連れてきた…と思ったけど、ドラゴンファイアーに逃げ惑う町の人たちを助けようとしてくれてたので、気持ち的には傭兵軍団も悪い人たちじゃないのかなと。
ティリオンもオレの一押し玉ねぎ騎士サー・ダヴォスも何気に生き残ってて良かった。
来週は北の話かしら。あと1話でどうやってデナーリスとサンサの対立とジョンのことを終わらせるのか。これ以上、誰が死ぬのか。


仲良しクレゲイン兄弟(の中の人たち)
https://twitter.com/gameofthronesjp/status/1127982477811699717?s=21

名探偵ピカチュウ

https://meitantei-pikachu.jp/
監督:ロブ・レターマン 脚本:ダン・ヘルナンデス、ベンジー・サミット、ロブ・レターマン、デレク・コノリー
f:id:korohiti:20190514012133j:plain

世界的人気を誇る日本発のゲーム「ポケットモンスター」シリーズの「名探偵ピカチュウ」をハリウッドで実写映画化。
子どもの頃にポケモンが大好きだった青年ティムは、ポケモンにまつわる事件の捜査へ向かった父ハリーが家に戻らなかったことをきっかけに、ポケモンを遠ざけるように。ある日、ハリーの同僚だったヨシダ警部から、ハリーが事故で亡くなったとの知らせが入る。父の荷物を整理するため、人間とポケモンが共存する街ライムシティへ向かったティムは、自分にしか聞こえない人間の言葉を話す“名探偵ピカチュウ”と出会う。かつてハリーの相棒だったという名探偵ピカチュウは、ハリーがまだ生きていると確信しており……。
デッドプール」シリーズのライアン・レイノルズが名探偵ピカチュウの声を担当し、「ジュラシック・ワールド 炎の王国」のジャスティス・スミスが主人公ティム、渡辺謙がヨシダ警部補を演じた。また、日本語吹き替え版でティムの吹き替えを担当した竹内涼真が、ポケモントレーナー役で本編にカメオ出演も果たした。監督は「グースバンプス モンスターと秘密の書」のロブ・レターマン。(「映画.com」より)

 

ポケモンは世代じゃないのと、あと最近ポケモンGO!はやってたけどゲームが好きなわけでもなかったから漫画とアニメしか見てないくらいの認知度。なんとか主要ポケモンの名前はわかるくらい。
 
リアルCG というよりはアニメっぽいファンタジー生物としてのポケモン描写。どちらかというとモンスターズ・インクみたいなファンタジー画面なんだけど、それでもポケモンが画面いっぱいに出てくるのはある意味リアルポケモンGO!の世界かしら。
アニメそのまんまのカラフルでマンガチックなポケモンと人間が共存した画面は昔あった実写にアニメを融合させた(なんかそういうハリウッド映画あった気がするけど)感じで、オレは割と微妙。(でもオレはたぶんお客さんじゃない)
ただまあポケモンたちはとても可愛い。ピカチュウも可愛い。なんとなくCGアニメの方の長靴をはいた猫(CV:竹中直人)を思い出す。声がおっさんだからか。
ただ話も脚本ももうちょっとなんとかしてくれレベル。あらすじ読んでないと見ててわかるって感じでもないような?気にしない人にはこれで良しだけど。
ぶっちゃけピカチュウの声がライアン・レイノルズ(日本では西島秀俊)のおっさん声なので実際「テッド」みたいなものを期待してたんだけど全然違ったなあ…
サトシが大人になったみたいなポケモントレーナー竹内涼真カメオ出演なのはジャパン向けサービス?この時点でもう吹き替え決まってた?それとも後から編集で入れた?でももうちょい見たかった。

うーん、一応謎解きものなので一応いつも通りネタバレで。




正直子供向けの作品だよね。いやそれは知ってる。
でもそれにしたって正直脚本とストーリーがあまり出来が良いとは言えないのはすごく残念。せっかくのポケモン映画なのに。
映画として、ポケモンがいる世界(「ポケットモンスター」という作品を知ってる)前提なのはわかるけど、メインになるライムシティはポケモンと人間が共存してるって言われても他との対比がないから世界観がさっぱりわからない。そういやポケモンワールドって普通の動物っていないんだっけ?(そこから?)

主人公のティムが父親を嫌っている理由もよく分からないからなんで確執があるのかさっぱり。
というか、ライアン・レイノルズの息子ってことになるよね?年齢合ってる?
タイトルも父親の死んだ謎を探っていくから(そして父親の仕事が探偵だから)名探偵ってことなんだろうけど、タイトルから受ける印象と全然違う内容のような…くどいようだけどタイトルからはテッドっぽいものを想像してたよ?
まあこの手の作品だとスピルバーグの「レディプレイヤー1」とかみたいな、その世界観をビジュアルで見せてくれれば OK ってことだと思うからあまりストーリーには突っ込みたくないけど、それにしたってこの脚本はないと思うなー 。もうちょっとなんとかならんかったものなのか。
ヨシダ警部補もせっかく渡辺謙なのに全然活躍してないしー。
どう考えてもおかしいだろっていうところ、一番大きいのはCNM会長のハワードがティムを呼んでおきながらその場でミュウツーに精神移転をするところ。なぜその必要があるのか、しかも抜け殻の肉体がそこにあるって無防備すぎだろ。何考えてんのさジジイ。
しかもその体を人質にしてこの事態を収めようとしないティムもボケボケだけど(子供ならともかく21歳だよね?)、てかどうしてティムを中学生、せめて高校生くらいにしなかった。さらにいうと、ティムってそもそもこの事件にとってのキーマンじゃないよね?ハリーが何かを預けたとか彼のスキルが役に立ったとかないし。なんでピカチュウと話せるのかもわかんないし。
CNMがメディア系なのにポケモンの遺伝子研究所を持ってたり、理由はわかるけどちょっとややこしい。だったら最初からベタだけど製薬会社とかでいいじゃん。なんで会長の設定だけ捻ってくるのさ。
ハワード会長と息子のロジャー社長の関係性もいまいち分からないし、ストーリーとしては息子が研究所のボスでハリー殺しの犯人だとミスリードするようになってる(つもりだろう)けどそういうわけでもない。研究所はハワード会長のだろうし、てことはミュウツーを捕まえたかったのはハワードだよね?
ロジャーが悪いように話持って行きながら、ルーシーがメディア王のボスが一番悪い人に決まってるとかいうのもあまりにも乱暴すぎる。何の根拠もないじゃん。
それと結局“R”って何だったの?本当に息子ロジャーが?てかあれ何?ミュウツーと関係ないよね。てかティムがピカチュウの人語がわかるのはそれのせいなのか、本当に他人には人語として聞こえてないの?もっとはっきりと他人は聞いてない(わかってない)って描写がないから、結局ルーシーとかには聞こえてたのかどうかよくわからないし。
ヨシダ警部補も活躍しないのなんかなんで?って文句言いたいレベル。あれじゃほんとただの無能なおっさんだぞ?
この辺の雑さも言いたいことあるけどめんどいからいいや。(というかもうだいぶ語った)普通ルーシーとロジャーの関わりとしてロジャーが酷いやつってもっと見せるよね。そうしないとミスリードにはならないよね。
というかたぶんハワードとロジャー親子って、ハリーとティム親子の対比だろうけど、でもどっちの問題もはっきりさせてない上に解決もしてないからなんの意味もなかった。(普通観客はそこに意味は見出そうとするよ)


しかもミュウツーが全ての原因だというミスリードがミスリードになってない、ミュウツーが悪いと見せかけるのもうまくいってないし、彼が人間を信用してないって話もハリーは逃してくれようとしたから信じる、その息子に合わせろって流れ、意味がわからないんだけど。
まあそういうところが ちょこちょこどころかかなりあって、ストーリーとしては本当に支離滅裂。なんでこれでいいと思った?下手な王道でもないし捻ってるわけでもないし…
でまあ、喋るピカチュウがなぜおっさんなのかは途中でわかるけど(わからん方がおかしい)、いや“あの”ピカチュウの人格はハリーだってのもどうかと思うし、そもそもだからミュウツーのその能力がなんだか全く説明ないからよくわからんってことだよ!
ミュウツーの逆襲はちゃんと見てないけど漫画は知ってる。せっかくミュウツーも出してるのになんだかわからない ポジションだし、最後とかむしろ単なる便利キャラ。そのキャラ設定でいいんだ?
あー、なんかもったいないと思う作品のレビューほど書きすぎてしまうんだけど、なのでまあこんなとこでいいです。
あとティムよ、乗らなかったチケットは払い戻せよ。もったいねーw
そして元に戻ったピカチュウは単なるカワイイピカチュウで、ハリーパパ、なんでピカチュウを相棒にした?


面白いかと言われれば面白くないとしか言いようがないけど、映像としてはああいう世界観でいいのならいいんだと思うかなあ。アニメっぽさとリアルのあいだのCGはとてもぬいぐるみっぽかった。リアルじゃなくていいんだけどさ。
そういやコダックの目、あれめっちゃ感心した!
大きな白目に黒い点というマンガチックな目は、CGだと白い虹彩だったのだ!そのやり方があったかーと地味に驚いたw
そういやピカチュウの表情もライアン・レイノルズだってね。うん、映像の方のみに注力したんだね!まあそれはそれで。