そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダーゼロワン#17「ワタシこそが社長で仮面ライダー」

テレ朝 https://www.tv-asahi.co.jp/zero-one/
東映 https://www.kamen-rider-official.com
脚本:高橋悠也 監督:中澤祥次郎
『よっ、初笑い〜』『いや、笑えないよ!』
 
1000%ZAIA社長に「1000%じゃないんですね?」と言って小首を傾げる或人カワユス!そして笑ったw 或人じゃないと〜!チーン
いいけどあの素敵に寒そうな屋上オープンカフェがどこか知りたい。都心じゃなさそうな…?
1000%社長もといZAIA社長=サウザー(中身は永徳さん)が参戦して新展開…なんだろうとは思うけど、未だにこの番組が何をやりたいのか把握できないですよ。
なぜAIロボットであるヒューマギアと、ハズキルーペ…じゃないザイアスペック(あえてGoogleグラスとは言わん)を掛けた人間がお仕事5番勝負をしなきゃならないのか。てか最初の1番目から展開しないんだけど?いつものギャグ回ノリなら1〜4番までサクッと進めて5番目で問題発生展開じゃないの?あ、それは戦隊のノリか。
にしてもお仕事勝負なのになぜ生け花?生花は仕事じゃないよね、芸術だよね。才能の問題なことをお仕事とは。プレバト?格付けでもするのか?
しかもAIメガネの花道の家元と、華道をラーニングした一般的花屋ヒューマギアとの対決って、なぜ?なんの意味が?
いやAIメガネ使ってAI補正(実質ネットデーターベースの集合値だよね)する花道の家元自体がどうよ?そんなのが家元でいいの!?激しく疑問。
その上花道の家元の性格が悪いから作品が良くないって、意味がわからない。たとえ家元さんの性格が悪かったとしても、才能の前には無意味だよ。人間性がクソでも悪意があっても才能があればいいって話じゃん。一輪サクヨがそれをよしとしないのは”お客さんありきの花屋だから“だよね。でも作品の美しさと人間性は関係ないだろ。ましてやそんなことヒューマギアに言われても。
家元さんが怒るのも無理はないし、その花屋ヒューマギアがどうかしてるよ?花屋ヒューマギアは花屋に帰れ。オレの言ってることおかしい?オレが家元でも怒るな。
まあそもそもこの状況が最初から“お仕事”勝負ではないけどさ。まじめにこの話、何やってんのか何をやろうとしてんのか、ワケがわからないよ。
これあとの4番勝負はちゃんとやるの?あとは俳句と絵画だよね?(違)
そして不破さんは復活の滅に人類とヒューマギアについて問われてるけど、そんなこと不破さんにわかるわけないだろう。不破さんだぞ?脳筋ゴリラだぞ?
つかA.I.M.S.もなんで滅を復活させた?テロリストなんだからさっさと解体しろよ、必要なのはAIの頭脳だけだろ。だから逃げられるんだよアホが。
 
サクヨが急にアークマギアになり、新しい敵はアークマギアなのね(>公式)
これつまりもう前みたいな有線接続は必要なくなったってことで?アークとは5Gとかで繋がってるのかな。最初からそうしとけば別に滅亡迅雷いらなかったんじゃないの?
と思ったらサウザーのなんかデータを吸い取る武器は一体。てか結局物理接続…
ところでザイア社長が必殺技を出すたびに画面に「©︎ZAIAエンタープライズ」って出るの、メッチャオモシロwwww このアイデアは意味はわからないけど最高だな!
ただオレは画面的に面白くても演出・設定的に意味を見いだせないものはあんまり評価しないけど。あの画面って何を現してるの?ゲーム画面?なんでサウザーのだけ出るの?ゼロワンも「©︎HIDEN」とか「made in HIDEN」とか出れば良かったのにー。
いいけどZAIA社長っていくつなの?どう見ても若いし中の人22歳だし、是之助社長と一緒に開発って、あの写真が何年前か知らんけどザイア社長歳取ってなさそうだし、もしかしてヒューマギア?
 
予告。
やっぱりよくわからないんだけど、AIメガネであるザイアスペックを掛けた人間とAIロボットの対決って、つまり何を比べての勝負なの?

半沢直樹Ⅱ エピソードゼロ 狙われた半沢直樹のパスワード

https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/
演出:松木 彩 脚本:槌谷健、李正美、丑尾健太郎 監修:福澤克雄 企画協力:池井戸潤
 
吉沢亮カッケー!
オタクな隠キャもさすがの演技力で難なくこなす目ヂカラすげーよ。
ストーリーもわりかしちゃんとサスペンスだったんで最後までハラハラした。
確かにあのメンツの中で怪しいのは誰だよってのはあるけど、顧客データをクラウドに上げるってのは怪しいと思ってたんでそれを忘れた頃のトロイの木馬からの犯人発覚には納得。
それにしてもハッカーこええな。
何をどうしたらあの作業をあんな短時間で(というか瞬時時に対処)出来るのか。ちょっと前まではハッカーといえば三浦春馬だったけど今やもう吉沢亮だよ。
いいけど上司が吉沢悠でそのイメチェンぶりには一瞬えっと思ったけど、もう吉沢悠吉沢亮は兄弟と言われても違和感ないわー(何いってるかわからない)
まあただ高坂の昔のお友達の黒木、自分が引き入れたフィッシング詐欺なのに何であんなに強気なのか。むしろ彼の方が罪としては重いんじゃないのって気がするけど、なんで高坂の方が割食ってんだろ?不起訴なのに名前出て犯罪者扱いかよ。大学の人たちもひどいなーって思うけど、要は隠キャ高坂に人望がなかったのね。(ってことだよな)
今回は東京セントラル証券の話で半沢直樹は部長だけど最後にしか出てこない、てか最後に及川ミッチーともども出てきただけでもおおー!って感じだったけど、半沢がそこに至った経緯はすっかり忘れてました。
前シリーズ、すごい長かった気がしたけど1クール10話を2部構成でやったせいか。下町ロケットもだけど前半と後半で続いてるけど違う話だからすごい長かったように錯覚するわ。
大和田常務に土下座させて倍返しした半沢が飛ばされてさらに倍返したけど大和田が残って半沢が飛ばされて今に至るってことだっけ。実時間で6年かー。すっかり忘れてても不思議ではないよ。
 
ともかくまああのまま高坂と浜村は付き合っちゃうんですかね。
浜村さんちょっとチャラい系女子って感じだから性格合わなそうだと思うけど、肉食系な雰囲気あるからもしかしたらキャリア系にクラスチェンジもありかしら。
高坂の上司の井上芳雄は何かありげに別会社に移ったけど、あんまり出なかったスパイラル社長の尾上松也の方が本編にも出るのかなあ。むしろスパイラルのお仲間の方が気になる。
最後は尾上と半沢がすれ違ってなんとなくそういう感じで終わったけど、iPhone 11落としたけど大丈夫か?ちょっと心配。装いや浜村さんもiPhone 11だったけど機種変に意識高い系女子?
来栖社長の玉置玲央最近よく見るなあ。小綺麗にしてても胡散臭さプンプンでナイスキャスティング。

ゴッホ展

https://go-go-gogh.jp
https://bijutsutecho.com/exhibitions/4678
場所:上野の森美術館
会期:2019年10月11日(金) 〜 2019年1月13日(月)

 
ゴッホ展を見に行ってきました。一応メモ的に。
さすがお正月、いくなり50分待ち(実際は30分ほど)中も結構な混雑でした。
 
ゴッホはまあ普通にそこそこ知ってたけど、実はゴッホが“ゴッホ”になった経緯はよく知らなかったんですよ。今回の展示は弟の手紙とともにゴッホ周辺の人たちの作品も展示してあり、ゴッホの画家としての10年ほどの流れを見せる展示。
有名な絵画は最後の数枚だけ、糸杉と薔薇とかでひまわりや星月夜などはなし。
ぶっちゃけ印象派がそんなに好きじゃないのでゴッホって印象派から影響を受けたとかそのレベルでしか知らなかったんで( ゴッホの映画は観たのに)、なのでその辺も改めて学び直したって感じもありました。(ウィレム・デフォーゴッホ映画は観に行きたかったけどまだ観てない)

だけどゴッホ自身趣味的に独学で絵を始めて、オランダにいるときは灰色の絵画・ハーグ派に影響を受け、フランスのパリ・モンマルトルに行ったら 明るい印象派に影響を受け、最後はアルルでゴーギャンと共同生活して心を病んで最終的にサン=レミの療養所であの糸杉を完成させるという変遷。絵のことを考えすぎて頭がおかしくなったって言われてるのは分かる。
ただその有名なもん~のすごい個性的な作品に至るまでのそれぞれの作品が微妙すぎ。
よくゴッホの絵画は 生きている時には一枚も売れなかった、認められなかったって言うけど、こうして初期のものを見ていると、ゴメン、なんかわかるわーとしか思えない。
むしろ初期の「ジャガイモを食べる人々」とか知らかなったからいうけど本当に落書きレベルにしか思えん。
モネが睡蓮で大人気だったりシャガールが素敵ななんかいい感じ~な作品を出してるころにジャガイモ食ってる貧しい農夫の食卓の絵って、売れるわけね~って感じ?
農民たちの日々の暮らしを描くことに対する深い考察はわかるけど、あの絵柄自体は、様式美的なハーグ派や華やかな印象派に影響を受けてなんでそうなるのかと。
そういう意味ではすごい目から鱗で勉強になったわ。
 
ゴッホはその時々で独自の方法や自分らしさ、俺流はあるんだけどそれ自体もあっという間に変わっていくから評価できないよね。
しかも対象に対する深い洞察はあるけどあの絵で上から目線で批評されたらそりゃお友達も怒るわ…としか思えん。今回展示されてるお友達や師匠たちの作品を見ても、みんなゴッホになんか言いたくなるのわかるし(苦笑)
というか、そんな状況なのになんでアルルに画家の共同体を作ろうだのみんなでシェアハウスして切磋琢磨仕様だの言えたんだ?実績がない(売れてない)、様式的じゃなくヘタクソに見える、性格もちょっとヤバいって、いや無理でしょとしか。
弟のテオが画商をやっていたから兄弟だし美術的な才能はあったんだろうと思うけど、あの絵は本当に分かりにくいとは思うなあ。確かに売れると思えん。すごい落書きっぽいよ?
ただよくそういうネタになる生きてる間に売れた作品は1枚だけという話、糸杉とかひまわりとかが売れなかったのはさすがにわからないな。あのゴッホタッチの完成形は今見ても美しいしすごいとは思うから余計に、なぜあれが売れなかったんだろうと。
その時の画家自身の評判や傑作をものした時の制作期間の短さ、療養院にいたという状況のせいかしら。
あと当時の絵画の流行がよほど様式美的だったのかな。なんか本人もだけど、むしろずっと支援してきた弟くんの目は間違ってなかったよ!といってあげたい。(あと最終的には弟の妻が売ったという話は最近知った)

あけましておめでとうございます2020!

あけましておめでとうございました!
 


 
いろいろやりかけのまま残してしまったものを取り戻せないままだった去年ですが、今年もよろしくお願いします。
映画、とくに映画の感想が壊滅的でしたね… かろうじてTwitterにつぶやき残すことだけはできたけど、その分を下書きに入れたまま年を越したものが何本も。
やっぱり映画は見てすぐ出しでアップしないとダメだなあとはわかっちゃいるけど、どうにも集中できなかったのが昨年でした。
やっぱり去年のはてなダイアリーからの移行に失敗したのが致命的じゃったわー…(モチベーション的に)
 
今年はダイエット継続で体も軽くなったし、体力的にも気分的にも(更年期的なあれやこれやから)ちょっとだけ持ち直してきたのでもうちょっとまめに更新できればと思います。
あと去年の積み残し分はなるべくやっつけたい。前は何であんなにブログバリバリ更新できてたんだろう?まあそれもこれもiMacが一昨年からイカれちまってずっとiPad頼みなせいもあるかもしれないけど。
というわけで引き続きの読者様には今年もよろしくお願いします。初めて見かけた方はうちは情報少なく感想は遅く、いつも適当にやってるのでゆるく見守ってくださればと。
ちなみにTwitterhttps://twitter.com/korokitty7/ でやんす。
今年も面白いドラマや特撮、アニメがあればいいなあ。

2019◎10月アニメ49

今年のアニメは全部終わってしまった… 来年は何を見るかなあ、見るものあるかなあー
  

ヴィンランド・サガ#23、24(終)

https://vinlandsaga.jp
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司、猪原健太 監督:籔田修平 キャラクターデザイン:阿比留隆彦 原作:幸村誠
 
23話の感想書いたつもりが書いてなかったな。
つかなんでトルフィンは一応アシェラッド兵団の一員でクヌートの手下になってるはずなのに1人だけ別行動してあんなとこに捕まってんだと。
まあぱっと見からしてなんかヤバい子供にしか思えないけど。
でもレイフさんの説得にはちょっと泣けたよ。おっさんの子供への説教はいつだって泣かされる。(レイフさんの作画もやたら良かった)
トルフィンはそこにアシェラッドがいるから帰らないにしか思えんしな。
王の前で大人しくしてると思ったアシェラッドの誤算は王の故郷ウェールズ侵攻で、いやそもそもなんでこの状況でそんなことする必要がと思ってたら、アシェラッドの出自に当たりをつけてたスヴェン王の嫌がらせか。なるほど。
と思ってたら、アシェラッドがスヴェン王を殺しちまいまった!
挑発しといてやられちゃ世話ねえ〜としか思えないし、アホなのかあの王は。てっきり謀殺系でクヌートが王になるのかと思ってたけど、アシェラッドの大芝居だったわけね。
まあ普通はあんなとこで剣を抜いたりはしないのが当たり前だけど、そこで政権交代を演出するのはアシェラッドの咄嗟の思いつきだったのかどうか。ああ〜、アシェラッド…(´;ω;`)
プロローグの終わり、最終回とはいえまさかこんなタイミングでやるとは。一応wikiでクヌートがアシェラッドを殺してトルフィンが腑抜けにってとこまでは見た気がするけど、そこにあったドラマはこういうことか。もちろんあらすじだけで何かが語れるとは思ってないので、この顛末は見応えあった。
トルフィンはまったくそんなことは微塵も思ってなかっただろうけど、彼アシェラッドが嫌いじゃなかったよね。そこらへん明確に原作とかでは語られてんだろか。
そして今後を予感させる新キャラたちで締め。これは続きはあるのかな。あるよね。

シャーロック アントールドストーリーズ特別編

https://www.fujitv.co.jp/sherlock/
脚本:東山峡 演出:野田悠介
 
本編終わってすぐこれやるってことは、最初から犯罪者たちのその後も描くってつもりがあったってことで、その上で本編の話があれだけ薄かったのはまあそういうことよね。
だったら最初からもう少し獅子雄と若宮の関係性で押せばいいのに、もっというならそもそもがどうせディーン・フジオカありきのドラマなんだろうからもっと獅子雄がカッコよくて良かったと思うんだよね。モンクリの方がもう少しディーン押しだったし彼が目立つような話(でありながら他のキャラもちゃんと描写があるから面白かった)だった気がするよ?
そういう意味ではとても物足りないよ。オレ的には獅子雄がもっと明らかに変なキャラであるべきだと思うんだけど、その“変”さの描写に認識の齟齬があったのかしら?最後まで”常人ではない天才“としての変さではなかったなあ。
 
てことでスペシャルは若宮ちゃんがフリージャーナリストの門司かれんと獅子雄との3ヶ月を振り返るという話だったけど、門司かれんは本当に、本当〜にただのフリージャーナリストだったの?最後まで実は彼女は…ってのを期待してたんだけど、全くそんなこともなくて逆に拍子抜け。
そもそも死体が上がらないからって死んだとは限らないわけじゃん。なんで死んだって思うんだと言いたい。自分がいなくなってもいいように後始末してたからといって、獅子雄みたいなタイプが確証もなく守谷らしき人物を道連れにして死のうなんて思うかどうか、心理学やってるならそれくらいは考えてもいいんでないかな、若宮ちゃん?
犯罪者のその後を描くといっても肝心の安蘭世津子(長谷川京子)は死んじゃってるし青木藍子(菅野美穂)は面会拒否じゃあねえ。いや出せないという大人の事情はわかるけど。
でもてっきりワトソンに対するメアリーだと思ってた河本美沙(岸井ゆきの)にまで彼氏ができてたってのがちょっと笑ったw(いろんな意味で)
あと獅子雄の兄も出てきてないじゃんよ。そして何より10話のラストの意味ありげに君が代(だっけ)を歌う江藤は一体なんだったの?オレてっきり守谷に操られてるんだと思ってたよ?
思わせぶりはいいけどわかるようにちゃんとオチはつけて欲しいし、本当に何もなく思わせぶりなことをやってみたいだけだというなら馬鹿なの?としか言いようがない。
そんなこんな、時間があればできればもう一回見返したかったけど削除しちゃったけどさ(やっぱり消さなきゃよかった)このスペシャルも本編を総括するにはやっぱり物足りない。
獅子雄と若宮コンビで2019年の今の東京を切り取るってのがキャッチコピーなら(「満を持して、“令和の東京”を舞台にスリリングかつ痛快なテイストで映像化」←1話目からそうだったけどまったくそうじゃなかったよ!)もっと上手くやればたぶん面白くなっただろうになあ。
脚本からしてどうも噛み合ってないというかグズグズだったけど、正統派ミステリーじゃないにしても推理がメインのドラマなのにこんな練れてない脚本を見切りではじめたんだよ。(そもそもメイン脚本家どうした)
まあ“その後”の話はそれなりには面白みはあったけど、守谷と獅子雄をめぐる話としてはあまりにも不完全なんだよ。
最後はまさかこのドラマって続編あるの?と思ってたらあっという間に3年後。当たり前のように獅子雄戻ってきたよ?
いやその前に若宮ちゃんだよなんだよその変な博士のコスプレみたいな格好wwwなにを思ってそんなパフォーマンスを(苦笑)
まあ獅子雄にはコナンドイルの時代ならともかくこの現代で3年も音信不通、何してたんだと突っ込みたいところだけど。
それより!最後のさいご、獅子雄が推理を繰り広げそれを俯瞰にしていくところ、すごいわかりにくかったけど撮影してるところそのまんまだよね?メタ!?思わず二度見でリピったよ。
えー、いや、画面外にはみ出ることで何かを現したかったことはわからんでもないけどそれをすることでなにをやりたかったのかが全く伝わらねー。しかもあえてあの状況、撮影なのか警察の捜査なのかすごくわかりにくいよ。リアルタイムで見てたらうっかり気がつかない人は気がつかないと思うよ?
すべてはフィクションだってことを強く言いたいの?メタフィクションだからというならもう少しわかりやすい、”そういう“演出して欲しいです。
カメラが引いたまま屋上を映すとそこには獅子雄が…ってことは、今このシチュエーションも含めて獅子雄の想像?予想?の範囲内の出来事だってことを表現したいなら、本編中の獅子雄の推理自体はもっと完璧で全てを見通してる天才だと思わせる何かは欲しかったです。
本当に最後まで何もかも不完全で中途半端。やっぱり1クール12本の脚本を全部書けてない井上さんどうしたのだし内容もあまりに雑だったし(NHKの波瑠と斉藤由貴毒親ドラマ面白かったのに!)、メイン演出の西谷さんが最後をやらないって何かあったの?と思ってしまうよ。
ディーンと岩ちゃんのシャーロックで月9なのに視聴率取れないって絶対おかしいじゃんよ。不満!というかもったいなかった!

東京都:12/27上映】「ファイブスター物語+花の詩女ゴティックメード」イッキミ上映@ドリパス

https://www.dreampass.jp/e2251

 
ドリパス上映@池袋HUMAXシネマズでもしかして公開時以来の(そんなことはないと思うけど記憶が…)「ファイブスター物語」とたぶん4、5回目の「花の詩女ゴティックメード」。
最初と最先端を続けて観られて最高です、最高です。
ファイブスターが意外と1時間ちょいしかなかったんで(当時二本立てだったんで)両方連続上映でも2時間半程度。
一応観たメモがわりに感想を。
 
もはやもしかして、劇場に来てる古オタでもファイブスター物語が当時「宇宙皇子」のおまけ程度で作られたものだってことを知る人は少なくなってるのかしら。帰りがけに「ファイブスターの方は普通っちゃ普通だったね」っていってる人がいたもんで。
いや普通じゃなかったんだよ、1989年当時は。超ハイクオリティですよ?(宇宙皇子の惨状はあえて語らない)
ちなみにオレも当時の友達も大抵は結城信輝氏がキャラデザ・作画をやってたから見に行ったという感じ。そりゃそーだ。
もちろんその時「エルガイム」は放送されてたから永野護デザインのメカ、及びキャラがアニメになって動いてるという状況はすでにあったのです。でも結城さんが作画やったらこれかーっていうのはあったのと、そういやオレも原作はまだ読んでなくて映画見てからハマったんだったわw
そんなファイブスター物語、OPとエンドロールの音が相当割れてて酷かったのはともかくとして、久しぶりに観ると思った以上に作画・演出ともに80年代アニメ臭、やまざきかずお監督なのでうる星臭がスゴかった (苦笑)
ストーリーもほぼ原作通りはずだけど記憶以上に80年代的なベタ展開多くて見ててちょっと小っ恥ずかしかった(苦笑)

ただ今見ると、今になってやっと分かったネタなどもあり、これはF.S.S.という物語の歴史のほんの一滴に過ぎないんだなあと思うと観ながら気が遠くなったよ。
やっぱり一番はデコース、当時は完全にやられ敵キャラだと思ってたし、その後重要キャラだったと聞いてそうかとは思ったけど、今もまだいるからね(原作に)
やっぱり今見てもデコースぇ…てなるw
あとリトラーもただの人間じゃなかったって分かって宙に浮かんでたのも納得(笑)
 
そして詩女の旅はいつだって睡魔との戦い。システムカリギュラの攻撃までには完全覚醒するから問題ないけど、見どころは常に聴きところなのが永野護クオリティ。(今回は豪雨のシーンが記憶になかった…)
あ、今回はツバンツヒさんはもとよりブラウニー教授もいたねw やっと分かったw
ドリパスに何度もかかるのはいいけど、とにかくソフトを出して欲しい…
連続上映なのでF.S.S.終わってすぐ同じシーン、ナイトオブゴールド改めマグナパレスとラキシスの3DCG?を見ると技術と作画(含むデザイン)の差があまりに激しすぎて(苦笑)
ゴティックメードについては過去感想も書いてるから割愛ですが、毎回やっぱり最後の最後でクリスティン・Vが出てくると(動いてるの見ると)泣いてしまうよ。
あと皇帝がダイ・グでなくジークボゥなの、公開時はまだ謎の人じゃなかったっけ?(デザインズは買ってるけど単行本で追ってるから余計に)何でフィルモアの皇帝はダイ・グじゃないのかなあと思ってたのが最新刊でやっとわかったんで、やっぱりクリスティンのことを思うと泣けてしまうま…
あとマウザー教授が「見惚れてた(らしい)」1回めってここだったのねw じゃあやっぱこれ魔道大戦の3000年前ってことで?w