そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021

http://movie-ranger.com/
f:id:korohiti:20210305000401p:plain
3本立てのスーパー戦隊MOVIEレンジャー、予想してたより面白かった!
えーと、キラメイジャーは最終回はオンタイムで見たけど、コロナ中断以降の分、まだ見られてません〜 (∋_∈)
でも今回久しぶりにキラメイ見たらやっぱり見たくなったんで、なんとか時間作って見たいところ。
なのでスーパー戦隊ムービーの方もうっかり忘れてました。てへ。
祭りはいいね。
 

魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム

監督:山口恭平 脚本:荒川稔久
f:id:korohiti:20210304235850j:plain
 

東映スーパー戦隊シリーズ44作目「魔進戦隊キラメイジャー」の劇場版。魔女ヌマージュの妹で、テレビシリーズで一度だけ登場したミンジョが再登場し、キラメイジャーの前に強敵として立ちはだかる。夢の世界を共有できる「ドリームストーン」を悪用したミンジョによって、眠りについた人々が夢から覚めないという事件が発生。充瑠、為朝、宝路、そして魔進ファイヤと魔進ショベローも夢に閉じ込められてしまう。彼らを救うべく瀬奈、時雨、小夜、マブシーナは夢の世界へ入り込むが、そこは現実ではありえないことばかりが起こる何でもあり世界。さまざまなトラブルに見舞われながらも、夢の世界に閉じ込められた人々を救うため戦いを繰り広げる。敵役となるミンジョを壇蜜が演じる。(「映画.com」より)

 
キラメイジャー、去年のコロナ以降録画溜っぱなしだったけど全然大丈夫だった!
てか何の前情報もなく見てたんだけど壇蜜さんの声がしてえっと思ったら敵幹部でビックリだよ。敵なのに顔出しだしなんか知らんけどわーいヽ(・∀・)ノ得した!って気分(笑)
んでこれお祭り描写があったから本当は夏映画予定だったんだよね?ヌマージョの妹ってことは~と思ったけど(見てない)コロナ中断がなければヌマージョが出たらしい18話あたりだとってちょうど夏だもんね。
悪夢の世界ってことだけど(微妙に鬼滅と被ってるし←考えすぎ)、夢の中に入ったキラメイジャーたちが外に出る合図がまさかの博多南博士@古坂大魔王PPAP!(爆笑)
いや本当なら夏にお披露目されて話題になるべきネタが放送終了後になってしまった不運を言うべきか…(本編では使ってないよね?PPAP
いやそれ以前に歌が目覚めの合図って「インセプション」だし!大音量wwwwまんまやかww
ミンジョさんの下っ端闇獣と合体してみせる根性も素敵だけど、「やっておしまい!」とか言ってるってことはお姉さんのヌマージョはまだ見てないけどどう見てもタイムボカン的なドロンジョオマージュなのか?
そしてオチがガルザ叔父さんなのもいい。みんなが踊るエンディングでクランチュラはノリノリなのに徐々にリズムに乗って行ってても最後まで踊りきらないのもいいww
しかしドリームストーンの声の緒方恵美かー。シンエヴァ
充瑠の煌めきは相変わらず眩しいなと思ったんで本編見たくなったよ(はよ見ろや)

 

騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ

監督:坂本浩一 脚本:丸山真哉
f:id:korohiti:20210304235831j:plain

東映スーパー戦隊シリーズ43作目で、2019年3月から20年3月まで放送された「騎士竜戦隊リュウソウジャー」の劇場版。テレビシリーズ第32話「憎悪の雨が止む時」でリュウソウジャーの一員となるも、翌週の第33話「新たなる刺客」で戦いの末に命を落としてしまったナダにスポットを当てる。ナダが残していたビデオメッセージの中で「俺、みんなの足引っ張りたくないからちょっと修行の旅に出ようと思ってます」と語っていたことの真意が、テレビシリーズ終了から1年以上の時を経て明らかにされる。(「映画.com」より)

 
リュウソウジャー、冒頭の金城茉奈ちゃんの名前だけでもう泣く。
撮影は去年みたいだけど(放送終了後から1年後って去年ってことだよな?)、当時はまさかあんなことになるとは思ってなかったよ…(´;ω;)
ナダメインの話で15分くらいだけど、フルメンバー揃っててたった15分!?マジで?ってくらいみんな活躍したし坂本監督だった。ロボが出ないだけで1話分観た感じ。(ロボ分はほかで十分)
本編に入っててもおかしくない出来だった。ありがとうリュウソウジャー、ありがとう坂本F監督!(マイコの蹴りがカッケーですさすがですw)
しかしあの話の流れで卓球か。本編ではそこまでできなかっただろうナダの気持ちとか間のエピソードが見られては良かった…エンディングがモンタージュすぎでちょっと散漫、本編キャラ紹介かこれの続き(つまり本編33話)かどっちかにして欲しかったけど、あの流れは最後、鼻の奥がツンときたぜ…うううナダ…

 

機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!

監督:中澤祥次郎 脚本:香村純子
f:id:korohiti:20210305000217j:plain
 

東映スーパー戦隊シリーズ45作目として2021年3月から放送開始の「機界戦隊ゼンカイジャー」の劇場版。カッコよく敵を倒し、市民にも大人気のゼンカイジャー。ところが、そんな彼らの世界に過去のスーパー戦隊シリーズに登場した怪人たちが現れる。悪者たちの世界を築こうともくろむ歴代の強敵たちに、ゼンカイジャーは苦戦を強いられる。すると、大ピンチのゼンカイジャーの前に、今度は歴代44作品のスーパー戦隊のレッドたちが大集合。歴代のレッドと怪人たちによるバトルが勃発する。ゼンカイジャーとレッドたちは、力をあわせて悪者たちに立ち向かう。初代スーパー戦隊秘密戦隊ゴレンジャー」のアカレンジャー/海城剛を演じた誠直也も出演。(「映画.com」より)

 
ゼンカイジャーの主人公以外ロボット着ぐるみってやつ、これ完全に今年のコロナ禍撮影を折り込んだ企画だと思ってるんだけど(そういうとこの動きと読みがすごい東映さん)、主人公が意外と出来るアホの子?っぽいしロボットたちのキャラも立ちすぎててちょっとノーテンキなとこが明るくて良かった。
なんとなくゴーオンジャーの炎神がロボキャラだったら~っぽいなーと思って見てたけど、これがありだとなんでもできるなw
でも5人のうち主人公以外がみんな着ぐるみすごいと言うけど、よく考えなくてもキュウレンジャーで9人いるうち着ぐるみ4人だからな。今さらかw
えーとキラメイもちゃんとコンプしてないくらいだからゼンカイも全く前情報入れてないんだけど、キラメイがエピソードゼロだっタノに対してゼンカイはもう街の人にも認知されてんの?最初から全力全開かよ。このオールレッドの話って本編的にどう位置付けすんのさ。
そして45作記念ゲストすげー。まさかジョロキアとかザミーゴ、アカレンジャーの中の人まで出てくるとは。楽しんだ!
なんとなくノリとしては不思議コメディみたいな変なギャグノリが入ってるけど、こういうテイストでいくのね?
というか戦隊赤大集合なのに新主人公は白×ゴールドとレインボー!しかもそこに突っ込むーwww
というか赤ロボの「ちょ、待てよ!」ってキムタクかよ!的な突っ込み待ちも含めて、アニメみたいな過剰なキャラ付けが着ぐるみだと許されてる感笑うww
こんな時だからこそ明るいオトボケノーテンキな戦隊はいいね。
全体にはディケイドとかジオウみたいな多元世界ネタっぽいの?そういう設定?って思ってたら何気にエンドロールのプロデューサーのとこに白倉さんの名前あって「あーー!」って気持ちになった (苦笑)
そうか、ジオウ的な感じかー(了解)

書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜#3

https://www.tv-asahi.co.jp/kakenai/
脚本:福田靖 演出:豊島圭介

 

スカした大学生脚本家の如月翔、本名が所寛平ってのに爆笑www結局逃げたのかよ笑えねえー

てか圭佑の「あのー、第2話ってどうなるんですか?」に「第2話あるよ!連続ドラマなんだから!時間ないんだよ吉丸くん!!」って畳み掛けるプロデューサーwww北村有起哉www(爆笑)そりゃソーダ

書けないという割にネタ出しの速さはすごい圭佑、冴えてんなあ!でもさらに泥沼…かと思ったらあの場で概要をあっという間に決めて行くプロデューサーズと監督の3人のノリの速さよ。ブレインストーミングの重要性ww

プライド高すぎ問題、学生脚本家あるあるすぎるーけど、如月くんはプライドとかそういうことじゃないからたぶん普通に小説家デビューすると思うよ!だから圭佑は心配しなくて良いと思うな!(あるあるすぎる)

ああ、そして、奈美さん倒れた!頑張りすぎ!

それなのに圭佑のことをサポートしてあげたいというその気持ち尊すぎる。人気作家なのに…ホロリ

 

男女逆転してるけどいつも主夫をやっている圭佑に、「家族の健康管理は主婦の役割だろう」というお父さん、仕事があっても家族の面倒をみろというある意味何気に吉丸家のジェンダー役割問題がサラッと。これ女性の主婦なら当然だけど、男性の主夫でもそう言われてしまうとはというのは本題じゃないのでサラッと子供たちの協力で切り抜けると。

絵里花ちゃんも空くんもお父さんのために家事を分担して引き受けるなんてみんなええ子や…

てかさ、絵里花ちゃんが肉じゃがの作り方を習ってるぐらいで花嫁修行というお父さん考え方が昭和そのまんま。そこもまあ突っ込まないか(30分だしな)

 

如月翔改め所寛平と比べて落ち込む圭佑に、「プライドがあったって才能があったって現場の人にとってみれば投げ出さないで最後までちゃんと書いてくれる人の方がありがたいに決まってるんだから」という奈美さん、全くもってすごく実感的。本当にこれ福田靖が「HERO」で急遽代打のピンチヒッターになってで登板したのを思い出すな(実情は知らないけどそんなだったと記憶)

今週のツルツルと対決の圭佑、描くことに集中したら消えたじゃん。勝てたじゃん!でもまた出てくんだよな。邪魔しに来るのになんでポップコーン?ww

しょっちゅう書けないという圭佑、大ざっぱなプロットで出来る気になってディテールで悩むあるある、わかりみしかない!てか口述筆記なら内容がすらすら出てくんだから、基本的に考えることより手が遅いつまりタイピングが引っかかってるって早く気がつけ。執筆が口述筆記ありきってのもまったく福田靖そのまんまやん。

てことで仙川に目をつける圭佑、もう表情が、斗真の表情が全てを物語すぎて家族の話が入ってこない、てかみんなお父さんをサポートしようというその気持ちがええ子らや~(泣)

って思ったらもうエンドテロップ!早いよ30分~

「富豪教師Q」、Qは吸血鬼のQ!神宮寺尊、岡田将生カッコヨすぎるwww(爆笑)来週も楽しみすぎる!

さんかく窓の外側は夜

https://movies.shochiku.co.jp/sankakumado

監督:森ガキ侑大 脚本:相沢友子 原作:ヤマシタトモコ


f:id:korohiti:20210126234827j:image

 

映像がすごくスタイリッシュで、邦画っぽくなくとても良かった!監督あまり知らないけど完全にPV系かCM系だよね。(>CMディレクターらしいです)

原作未読だけど帰ってきてから試し読みを読んだけど、原作は絵柄込みでいかにもBL誌に載ってそうな漫画だったんでちょっと苦手かな。(そこは好みの問題なのでごめんなさい…)

ただこれ原作の冷川と三角のビジュアルだとなんとなくディーン・フジオカ(もうちょい若い頃の)と松坂桃李になりそうだけど、よくぞ岡田将生と志尊淳にしてくれたって感じです。

この映画の岡田将生は本当に顔がいい。スタイルもいい。見惚れる。演出的にワンカットが長めでやや寄り気味の顔アップの静的なシーンが多いせいもあって、非の打ち所がないくらいビジュアルにボンヤリうっとり。岡田将生は本気でとても顔が良いのだ!(2度いう)

それを十分に堪能できるし、顔が良いゆえのナイスなソシオパスっぷりもよい。(パンフで本人がそこを気をつけたって言ってるからあまりに乱暴だけどそれでいいのだ)とにかくこれはただでさえルックスが良い岡田将生が素晴らしく完璧に美しい映画だよ!(断言)

原作の絵柄だと絶対冷川って岡田将生じゃないよね?三角も志尊じゃないけど、志尊淳のあの眼鏡も佇まいもとても良いものだよ。堪能。

てことでキャスティングが大変好みでした。

以下ネタバレ気味で。ホラーってことだけど“怖いのは霊じゃなく人間“なのでその点は大丈夫。でも血塗れ分はかなり多いよ。

とにかくネタバレなしで言えるのは岡田将生の顔が大変良いってことくらいです。平手友梨奈もよかったよ!BLだとすればだけど、平手友梨奈が岡田・志尊の邪魔にならずそれなり存在感あってよかったよ。

 

 

 

一応ホラーだけど、レーティングがPG12なのは残酷描写がそこそこあるから。原作がそうなのかどうかは試し読みでは分からんかったけど、絵柄からしてもそういう感じではなさそうなので映画の方向性としてそういう表現を選んだってことかな?

映画の映像のスタイリッシュさはCMディレクターってことならものすごく納得で、前作(デビュー作)は見てないけど、映像のトーンや描写の処理、カット構成なんかは邦画っぽくなくかなり洋画っぽい気がする。邦画のあのなんとなく黄ばんだ照明というか画面のトーン好きじゃないんだよねー

わかりやすいスタイリッシュさとしては登場人物のみならずモブのエキストラまでみんな衣装が真っ黒で幽霊は白(グレー?)。ところどころ白や赤を着たり、あと後半出てくる教団の紫など印象的な色使いが面白かった。衣装もスゴく良い。冷川のフリルシャツ、高貴すぎるww

こういうのあまり映画でもやってない気がするけど発想としては面白いよね。ほんと洋画っぽくてカッコいい。

ただまあ、例えばシャマラン監督作品のように色自体に意味があるってわけでもなさそうなので、スタイリッシュ表現としての見た目だけなのかな、どうなのか。ついつい色の意味を考えて話が頭に入らなくなりそうだったw(特に法則もなさそうだったから後半からはスルーで)(※パンフによると、生きてる人間は黒、幽霊は白、これから死ぬ人間はカラフルに~ってことらしい)

いいのか悪いのか、映像的にスタイリッシュ狙いすぎてるせいで冷川が三角に「運命の出会いだ」って言ったり、除霊の時に抱き締めたりする感じはかなりBLみが強いのに、全般的にエモさをあまり感じさせないのは計算なのかなどうなのかな。

でもその分岡田将生のソリッドな美しさが際だつし、ワケあり過去を持つ志尊淳と平手友梨奈のウエットさは逆に抑えられてるせいか、意外と込み入った展開のストーリーなのにスルッと頭に入ってきて上手く捌いてる感はあるかな。

 

スタイリッシュな映像押しだけど、原作の試し読みざっくり読んで映画のストーリーを思い返すとかなりまとまってるね。

除霊はともかく謎解きミステリーかと思ってたけど何が謎なのかわからないまま、冒頭から予想したストーリー展開とは違っていくのはほどよい意外性もあって面白かった。

何よりわかりやすく敵だと思ってた「ヒウラエリカ」が訳ありなのはともかく、“敵“ではなかったのは意外だった。だとしたら教団と親父に指示され?流されてたにしても人を呪い殺すことをどう思ってたのかにちょっと描写足りないとは思ったけど、状況でわかるからよしです。(冷川は三角より先に入り口で倒れてるエリカの方を気にしてやれよと思わんでもなかったw)

 

映画の運命の出会いの除霊師コンビ成立と教団の存在、ヒウラエリカの立ち位置のあやふやさに、終わってない?まだ続くの?というラストはちょい謎だったけど、ストーリー自体は冷川と三角の話としてちゃんと終わってるから中途半端さはないし、そもそも原作がまだ終わってないんなら納得かな。

最初クールな冷川が三角に対して上目線で優位にいたけど話が進むにつれ関係性が変化し、逆に冷川に助けられてた自信なく弱かった三角の方が最後は冷川を救う(しかもそれを2人で幻視する)とかかなりBL的な流れで、表面的にはそういう触れ込みじゃないんだろうけどその辺丁寧なのでわかる人にはわかる感がいいね。てか印つけて「僕のものだ」はヤバいでしょw(人としてもBL的にもw)

あと原作では除霊の時に魂に触るのが(エロ的な意味で?)気持ちいいってのがあったけど、映画で除霊仕事の後に焼き肉を食べるのは、もちろん冷川の子供のときのトラウマの反動もあるだろうけど、2人で除霊したあとに~で深読みするとエロいよね…と思わんでもないw

3人の過去の話をわりと細切れで入れてくるけど、構成が上手いせいかとっ散らからないで頭に入ってくるし、原作知らないで観に来てる自分みたいな俳優目当て勢からしても、過不足なく終わっててきれいにまとまってたよ。

てかあの2人のビジュアルはかなり魅力的で、正直原作の絵柄より岡田&志尊の佇まいと演技の説得力が優ってて、ストーリーの足りないところを補っててくれてる感じなのかな。やっぱりキャスティングの勝利?w

平手友梨奈の非浦英莉可は教団に対して利用されてるのか何なのかよくわかんなかったんだけど、自我が揺れてる感じといい暗い目力といいとても印象的だった。

 

あとほんと画面の見映えがいいと役者さんもみんなカッコよく見えるけど、これの滝藤さんもマジカッコよかった。途中、冷川のことを信じてるって言うから「えっ?」て思ったけど、この尺でそこまで話入れるのは難しいか。信じてるけど“信じない力“はいいね。

どうでもいいけど、平手友梨奈マキタスポーツの並び(親子設定)頭身バランスがおかしすぎて青年誌にありがちなリアル絵柄のギャグ漫画かと思ったwwある意味奇跡の絵面だったわー (苦笑)

あとキャスティング、北川景子のちょいなカメオ加減と筒井道隆の教祖様にはビックリだよ!誰かと思った。教祖様はもうちょっと何か説明欲しかったけど、あの3人の話でまとめるならギリこんなとこかなあ。冷川の教団と非浦英莉可の教団の関係は説明なしなので微妙に誤魔化してる感あるけど仕方ねえ。あとちょとだけなんだけど、多分やると収集つかないよねw

基本BLものっぽいわりにウエットさやエモさは感じないけど、なんか全体のトーンや除霊の時の△の中の雰囲気、最後が自分を認められたから他人を癒せるみたいな話になってるんで、雰囲気がだんだん柔らかくなっていって全体にロマンチックなのはいいね。

こういう映像のスタイリッシュさは邦画にもっと欲しいところ。とにかく画面の黄色みを排して欲しい!

 

 

レッドアイズ 監視捜査班 #1

https://www.ntv.co.jp/redeyes/

脚本:酒井雅秋 演出:水野格 

 

一応亀梨好きなもんでチェックはするよw

クライムドラマとしてはオーソドックスでベタだけど、脚本がベテランの余裕かキャラや状況の説明も自然でスルッと頭に入ってくるし、設定も話も普通に面白かった。(普通にってのは褒め言葉ですよ?)

主人公、伏見響介の婚約者を殺した事件現場未解決のままで、それを追いかけるためには警察組織の監視カメラシステムが必要だってことで古巣に舞い戻る、その最初の事件が上手いフックになってて飽きさせないし、結局手がかりである犯人の「青いコート」は偶然でしたーって展開だったけど、そうとも言えない黒幕らしき男がその「青いコートの男」らしい…って、そう、ありがちなんだけど普通に興味を引くよね。

誘拐事件も引っ掛けありだし、程よく猟奇な連続殺人で今後の展開への引き方も上手いので見てしまうな。

引っかかったのは、あの殺人サイトは今までにも人殺してるっぽかったけどそこは事件として引っかかってなかったんだろか?とか、婚約者を探しに行った響介が彼女を見つけられず、霊安室でご対面とか、誤認逮捕で免職とかはサラッと流しすぎてて、そこはもうちょいちゃんと見せてくれてもいいんじゃないかなーとは思ったけど。

あとこれ近未来設定だったのね。wiki見て気が付いたけど、変だと思ったよ。2021年の3年後〜の話ね。てっきり響介は松下奈緒のとこで潜入捜査中だと思って見てたから、え、探偵事務所?3年後?って戸惑った。やっぱりその辺はにわかりにくかった気がする。

結局松下奈緒のKSBCセンターに響介の探偵事務所のメンツがそっくりそのまま移籍ってことで、癖ありメンツのキャラの把握もしやすくてよし。シシドカフカかっこいいー!

これなんとなくだけど、WOWOW制作とかだともう少し本格的な重めのシリアスドラマに出来るかもしれないけど、それだと逆に重すぎるから、地上波でこれぐらいの雰囲気でちょうど程よいのかもね。ネタといい、ちょっと洋ドラっぽいもの目指してる気はする。

バイプレイヤーズ 名脇役の森の100日間 #3

https://www.tv-tokyo.co.jp/byplayers/
脚本:ふじきみつ彦 監督:松居大悟
 
ドクターXのパクリ(おいおい)なのにドクターZ・5は8チャンなの?
てことでコンプライアンスは難しい編www
テコ入れでコンプライアンスファーストの医局長に寺島しのぶ!ありがちっぽいwww
そして観月ありさ、デビュー時から好きだったのに(伝説の少女ももう44歳…)名前の由来が「あかるく・りはつで・さわやかな」って知らなかった!(Wikipediaより)
そして滝藤が「ありさちゃーん」ていう度にレイクのCM思い出すwwww(たぶんわざと)
どう考えてもテコ入れ失敗というか無意味だったパターンだけど、結局コンプライアンスに振り回されて元通り。まあテレ朝のドクターXも途中どう考えてもおかしな展開になってたシリーズあったし、あながちフィクションでもないような? (苦笑)

きみと世界が終わる日に#2

https://www.ntv.co.jp/kimiseka/
脚本:池田奈津子 演出:菅原伸太郎
 

笹野さんを生かすか殺すかよりも、ガソリン調達班のことを考えてあげてー?あの世界で一週間以上ゾンビ相手に生き残ってる人たちと思えない行動の数々、イライラすんなあー。ゾンビは昼間は活動しないのがわかってんなら、昼間の時間をもっと有効活用しようよ。あまりにも行き当たりばったりに見えるのはどうよ?
てか噛まれた笹野さん絶対発症すんだよね?いつ発症するかわからない人をなぜ隔離しない??女子供もいるんだぞ?ソファに寝かしとくとかバカなの?
まあ笹野さんは最後はああなると思ってたし、なんつーか、考えられる対策をちゃんと全部やった上で発症しました、でも人間として死にたい〜みたいな話なら納得できるんだけど、ワクチンはとりあえず置いとこうや。それもうちょっと先の展開でしょー。ああ全てが感情優先の話運び。
こういう感情だけで展開していく話だってのはドラマの方向性だからいいんだけど、今この時点でこういう話を持ってくるこの構成がおかしいっていってんだよ。でもこういうの好きな人たちもいるんだよなあ。地上波プライムタイムでゾンビモノをやるというトレードオフがこれか?うーん。
そちらかというとこの世界の謎とかまず知りたいし、そういう状況がわかって初めて人間の尊厳とか大切な人を守るとかって話だよね。今のところあの生き残りパーティーメンツのキャラすら立ってないし。
もうちょっと、せめて正味50分くらいの尺の中で20分はそっちに割いて欲しいよ。どう考えても怪しいドクターの滝藤と軍の人たちの怪しい動きを見ても、謎解きサスペンス部分でついていけない。
世界(なのか三浦半島だけなのか)がこんな状況になって一週間くらい経ってるというのに、離れ離れの主人公カップルはそんなことお構いなしにお互いの安否のことしか考えてないし。これ恋愛モノとしてもいい話?いやオレはお客さんじゃないからいいのか?
しかも響と来美のトランシーバー、繋がってないはずなのに演出として繋がってないように見えなかったから一瞬戸惑ったよ。そして警官の大谷亮平(覚えられないから俳優名ね)、あそこで来美の名前は聞かなかったんだ?軍の人たちに駐屯地来てもいいって言われた?
そもそも響たちって来美たちが立ち往生した交差点の場所とか聞いてたし、まずそこに向かおうとしてたんじゃなかったの?どういう話の繋がりなんだ。てかガソリンどこまで探しに行ったのか、その辺にあんなに車転がってるのに。ホース一本あれば抜けるんじゃね?
しかし最後に駐屯地についたと思ったら大谷亮平が撃たれたって、なぜ!?どんな展開だよ。だからちゃんと言ってもいいかどうか聞いときゃよかったのに。
とにかく今三浦半島とそれ以外はどうなってんだよ。あと三浦市に住んでる人達のはずなのに土地勘なさすぎるよ。都会ならともかく響もお友達もジモティだろー?どうなってんだ。
あ、また批判するためだけにこんなに書いちゃったよ。もうリタイヤでいいよね、答えは聞いてない!(>お約束)

ここは今から倫理です。

https://www.nhk.jp/p/rinri/ts/WKL8N2Z561/

脚本:高羽彩 演出:渡辺哲也 原作:雨瀬シオリ『ここは今から倫理です。』

 

山田裕貴だからと思って録っといたけど、ドラマ見たあと、原作が10話まで無料配信してから読んでみたよ。

絵の癖が強いけど話は面白くなくはなかったんで、ドラマも続けて見てみる。

クールぶってる高柳先生がチラッと見せる隙がギャップ萌え案件? (苦笑)

ていうか原作読んで思ったけど、よくこの主人公の先生に山田裕貴持ってくるって思いついたなあ!すごいハマってる!

ドラマの1話は原作の1話と3話の話をくっつけて(元々繋がってる話だけど)見せてるけど、あのメガネの生徒が主人公ってわけじゃないんだよね?原作通り毎回違う生徒で話は回していくのかな。

2話目は今日だったのにうっかり予約してなかったので、来週の再放送まで待つか NHK プラスの配信を見るしかないっぽい。

まあ急いでるわけじゃないからゆっくり見るよ。全8話だし。感想は書かない他もしれないけど。