そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダーオーズ#33「友情と暴走と残されたメダル」

東映 http://www.toei.co.jp/tv/OOO/・テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/ooo/
脚本:毛利亘宏 監督:石田秀範
『北村‥‥誰だっけ?』
 
今週は石田監督にしてはおとなしめ?(笑)でもアバンの「なんでもありませーん♡」で笑かしてくれたよw
ていうか、今回やたらみんな走ってない?初っ端のアバンは映司とアンクが走らされinだし、いい大人がフィールドアスレチックで大はしゃぎ、お仲間が拐われたといっては走りまくり。なんか大変だなあ(笑)それにしても巨匠は遊園地ロケ、好きだよなー(笑)
まーそれはともかくとして、映司の高校の時の親友‥‥と言っても、映司は覚えてないみたいよ?隣のクラスの引きこもりの北村くん。「覚えてないなあ」な映司も映司だけど、「人気者で、面倒見が良くていろんな問題に首突っ込んでた」っていうからにはおそらく北村くんみたいな人をたくさん面倒見てて、本当に覚えてなかった‥‥ってことかな。それはそれで映司の人柄としてのキャラ付けにはなるけど、それを北村くんが酷いと思ってないならいいようん(^_^;)
というか、ゆめいろレジャーランド(この名称も大概だなあw)で比奈ちゃんをさらったのは明らかに北村くんだろうけど、その意図は?って感じ。
ヤミーを生み出す欲望と合わせて考えると、映司大好きってこと?えー?(笑)そのわりにヤミーは映司くんにも攻撃してるけどー?
こないだの毛利さんの脚本が「正義を行いたい」という、目的は正しいけど最終的には歪んだ欲望だったから、今回は「映司の役に立ちたい」という、気持ち的には正しいけど結果として歪んだ欲望かなあ。というか独占欲に近いよね。映司の役に立ちたいのはいいけどそれで比奈ちゃんを誘拐って、何がどうなってそんなことに?間違い過ぎてると思うな!
ヤミー産んでからは多分カザリにアンクたちが映司を利用してるって吹きこまれたんだろうけど、他にも罠仕掛けてるから最終的に他のみんなも拉致するつもりだったってことになると、ますます何の目的があって‥‥って思うんだけどさ。だいたい狂言誘拐にしても、そこ北村さんの所有地だし、拉致るのはひとりじゃムリだし、疑われるのは北村さんだよ?まーそこら辺はたぶんきっちり話のオチはつくだろうから後半待ちでいいや。
でも映司のために事業部を立ち上げるっていうけど、それってあくまでも後付けの理由だよね(苦笑)映司の能力とか希望とかじゃなく、自分がうけた恩を返したいという一方的な希望、まあ欲望でもいいけど、そういうことなんだよね?それをカザリは「珍しい欲望」って言ったんじゃね?
でもって自分から生まれた怪物が「欲望」で出来てるって聞いたところで、北村くん的には「え、それって欲望なの?」かもしれないけどw どんな良いことも「それ欲望だよ」って言われた途端、マイナスイメージ大だよなー(^_^;)
 
でもってたぶんこの話のキモは、昔は夢に向かって頑張ろうとか言ってた映司が夢を持てなくなってること、今だって成り行きでオーズに変身してるみたいなもんだけど、昔思い描いていた夢を取り戻すかどうかかな。
ドクター真木と同じように欲望という意味では空っぽだから映司に紫のコアメダルが入り込んでで、映司の意思とは別に暴走してるんなら、映司が叶えたい夢やそれに伴う欲望をある程度もつことが出来れば紫のメダルを制御できるってことじゃないのかなあ。この暴走話の顛末としてはその辺だと思うけどー、どうかなあ?
あとは、アンクは映司を利用してるのは確かだけど、オーズの運用に関しては絶対に譲らない映司に対してどう思うのか‥‥とかかなあ。
ある程度信用はされてるけど、アンクも自分が譲らなければ望むものが手に入らないってことになったらいやでも協力しなきゃいかんだろうしなあ。
映司のことを親友と言いながら当の映司には全く覚えられてない北村くんに対する信頼と、アンクへの信頼は映司にとってどっちが価値があるとかそういうことなのかなー?
てかまあ、紫のメダルはアンクには制御できないみたいだし、やっぱここはアンクに対しては、人間を理解させるとかじゃなく、徹底的に取引の交換条件でいいんじゃないかと思うんだが。映司がメダルを制御してアンクの体を取り戻せるんならアンクも映司のいうことを聞かなきゃいけないとか、自分勝手な行動しないとか。まあ体取り戻しちゃったら話し終わっちゃうから当分アンクはアンクのままで、ロストアンクは行方不明になるとか封印されるとか?
えーとこんなとこかな?あ、後藤くんはせっかくのバースに変身できるチャンスだったのに、控えめすぎるぜ!(笑)変身しなかったのは吉なのか凶なのか?でもあのタイミングで変身しても全然おいしくないと思うから、どうせ変身するなら来週にでも!

とりあえず、アスレチックで遊ぶ伊達さんが大人げなさすぎて笑えるなw
それと北村くんがレジャーランドのオーナーと聞いて雑誌を取り落とす映司とか、遊ぶ気満々の伊達さんに怪訝な様子で首を振る後藤ちゃんとか、細かいところが巨匠演出すぎるw 冒頭の三人で布団に入ってるギャグ的な絵面が、どう考えてもギャグすぎるとかさ(だって知世子さんのカットの流れで普通の状態だしw)
今回は横位置移動の撮影多いし、カメラに向かって飛んでくるヤミーとか、またちょっと妙なことやってたよな。いろいろ試すなあ巨匠は。
そして紫メダルに取りつかれてる映司くんのベストは紫なんだなw
今週のヤミー。白ふくろうはいいけど、なんだかガッチャマンっぽい気が。大鷲の健か?
 
予告。
なんで巣に?伊達さんと後藤くんの愛の巣?(笑)それだけでなんかもう十分w
 
 

ちょこっと映司くんのこと。

先週のオーズで映司くんのこといろいろ考えてたんだけど、映司くんてどういうキャラ造形で作られてるんのかなーといろいろ考えてみた。
今週は高校時代って話だけど、高校の同い年の友達が、引きこもってたとはいえネットベンチャーで成功できるんだからやっぱいい学校なんだよなあ?というか大学卒業してる歳だっけ?
 
青臭い正義感から始めたことが親に迷惑かけて、しかも美談として利用されてってことで心が乾いちゃって物事に拘らなくなった映司くんが、あえて自分の手の届く範囲でしか責任を持てないから‥‥というのは、実際は「負けてる」ってことだと思うんだよね。親とか世間とか自分の理想に。
今までの映司くんのスタンスって、自分が責任持てる範囲以外は関知しないということだけど、それを「自分の目の前のことだけ、責任持てる範囲だけに責任もつ」という言い方すると番組的には妙にカッコよく聞こるし、映司の生き方は正しいんじゃないかと思わせる何かがあったんだよねー。
だからこそ映司のいうことを聞いて、自分のやってることがただの空論でしかないと後藤くんがショック受けちゃったりしたんだけど、机上の空論の後藤くんがショックを受けた本当のところは、たぶん何もそれに続く努力をしないで気持ちだけで世界を守れると思ってた後藤くんと、未熟であっても自分で動いてそれ故挫折した映司という人間の「経験の差」だと思うんだよね。
映司の言葉は実際の理想と挫折の経験から出てきたことだから、その点だけでも映司が言ってることが後藤くんより重みがあるのは当然だとは思う‥‥ってことだよね。
というか結局映司って、自分が無力なこと知ってるんだよね
ああそうだ、オーズに変身できててもそれを自分の「力」として認識してなかったのは、ひょっとして「それ」は自分が苦労して得たものじゃないからだと思ってたからかなあ。
今はホントかどうか、アンクに映司じゃないとと言われて否応なく戦ってはいるけど、映司にとってそれって比奈ちゃんの兄さんを助ける、つまり比奈ちゃんのため、とか、アンクの事情を知ってからはアンクの体を取り戻すとか、そういうことのためだよね。自分の欲望や理想で動いてるわけじゃないし。しかも自分の力じゃないし。
だから戦っていても伊達さんのいうようにどこか他人ごとだし、心が入ってないと。欲望は生きることに繋がってるから、つまり映司は今、本当には生きてないってことなんだよね。
それでも今回の話で、高校時代の映司には夢があり、他人の面倒を見てた人気者だったということがあり、やっぱり実際自分の手の届く範囲で誰かを助けることを実行していた映司だからこそ、実際自分の手が届かなかったことがショックだったんだろうし、その上自分のあずかり知らないところで物事が動いて、自分の命だけが助かってしまったということが許せなかったんではないかなと。お金のことはともかくとして。
 
あと某所でコメントしていろいろ考えた映司くんの過去、オレ妄想。
母方の祖父と世界中を旅してたってことと政治家一家ってことから、どちらかというと家に居場所がなく子供の頃から母親になついてて実家にも出入りしてて、そもそもおそらく出来のいい年の離れた兄(想像)と子供の頃から比べられてた‥‥って感じではないかなと思ったんだよね。
たぶん政治家一家でお母さんは実家の方もそこそこの資産家で、でも政略結婚で家族内では発言権がないとかないがしろにされてたりとか、そんな母親を映司は子供心に守ってあげなきゃと思ってたりで母方の実家に出入りが多かったりとか?
それで長期休みのたびに祖父と旅に出て、世界のそういう現状を目にするたびに実の親兄弟と溝が出来て、毎日親たち政治家のやり方見てるから余計に反発心が高まって〜とか?
まあフィクションではありがちな設定だけど。(自分的にはひょっとして妾の子かなとか思ったりしたんだけど、それはさすがにないかなw)
たぶんお小遣いも相当もらえてたとか、もしくは半放任で言うままに貰えてたとか、高校生くらいになれば映司の方もどうせ汚い金だからと知ってて、義憤であちこち寄付して回ってたとかかなと思ったり。
あえてそこに突っ込んでんだから、寄付金の金額と入手経路くらい明らかにして欲しいかなあ(笑)

仮面ライダーオーズ#32「新グリードと空白と無敵のコンボ」

東映 http://www.toei.co.jp/tv/OOO/・テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/ooo/
脚本:小林靖子 監督:諸田敏
『映司くんがつらいときは私が映司くんの手を掴む!お願い、元に戻って!』
 
靖子たんの主人公は、いつも自分の目の前の、出来る範囲でのことだけが問題なんだなあー(いい意味で)
映司の過去が明かされたけど、なんと政治家の息子、しかもボンボン?親や兄弟が政治家ですか!
確かに言葉使いは乱暴じゃないし、前に放浪ネタのことに触れたときも思ったけど(そういやあれも諸田監督だったな)、おじいちゃんに連れられて世界各国放浪って、どんなお金持ちだよ?とは思ったけど。(公式によると、放浪おじいちゃんは母方らしいですな。しかも火野の名字も母方)
あとこれも前に言ったような気がするけど、欲がないっていうのは物質的にも精神的にもある程度満たされてたからだと思うのね。生活においてたいして困ったことがないから明日のパンツと小銭だけの放浪生活が出来るんだろうし、精神的にしっかりしてるのはおじいちゃんのお陰だろうね。
平成ライダーにしては(笑)キャラの造形がしっかりしてるなあ、ああ本当に今回は靖子たんグッジョブ。
 
てなことで、ゲストの話は特に〜って感じだね。まあ映司のことについての前振りみたいなもんで、冒頭でもう終わっちゃってるしw
いや、これくらいで十分ですよ。映司のことを知ってた伊達さんが「危なっかしい」っていう理由もまったくですよ。
伊達さんのいうことは大抵いつも正しいし、医者としてもまともだから、映司が戦う理由‥‥や、理由じゃないな、戦うことについてどういうつもりなのかってのをなんとなく見抜いてたってことか。いつ気が付いたんだ、映司がその政治家のボンボンだってこと。
まあ平成ライダーに於いては、自分探しする主人公が戦うのは、自分探しをすることに命を賭けるだけの価値がある上での利他的な自己犠牲で成り立ってるんだけど、映司のそれが理由不明に見えたのはそもそも命を賭けてない、自暴自棄な気持ちからだってことだよね。だからオーズの力だって自分でなくてもいいってのは、人を救うことに対して本気だとか真剣じゃないからだと思うんだよ。そういう人間って、強くはないんだと思うな。
伊達さんみたいになにか目的あっての金のためとか、後藤くんみたいに平和という大きな理想のためでも、それは命を賭けてやり遂げたいことだから納得できるし共感できると。でも映司のそれは共感できないって話だよな。理解はできるけどね、伊達さんが言ってる程度には。
そういう意味で映司が仮面ライダーとしては相当変わり種だってことだけど、この造形自体は靖子たんの独断なのかなあ?それとも東映の上の方からしての総意?そうだとすれば、これはこれでかなり面白いなー。
そういう理由で投げやりで自暴自棄になっちゃう、つまり自分のやったことが意味を成さないどころか、誰かの欲望のために使われた‥‥ということが映司にはショックだったんだよな。東映公式にあるように「火野」の名字が母方なんだとしたら、そのことで実家と確執があるか、もともとそういう政治家一家に馴染めなくて母方のじいちゃんにくっついていたか‥‥かな。
結局映司くんのあの「拘らないスタンス」は、内戦の村の目の前の少女を助けられなかったんではなく、善意が誰かの欲望に利用されそういう状態を引き起こしたこと、しかも自分はそんな状態からお金で助けられたことなわけね。うーむ、映司がまどマギ世界の魔法少女なら十分に魔女化するレベルw
その結果としての映司のポリシーが「自分の手の届く範囲だけ」「欲望もその程度ならなんとかなる」ってのは、なるほどねーって感じ。ただ、その考え方はいかにも「若い」よな。若さ故の挫折レベル。
いいけど、映司の善意の募金が悪用されたり内戦の資金になったり‥‥に、「どんだけ出してんだ‥‥」という坂田さんのナイスなツッコミw オレも思った、ホントにどんだけ出してたんだ?
というかそれは誰の金?映司が稼いだ金ならいいけど、もし親の金なら親に利用されて美談にされたこと自体、親を恨む筋合いはないんだよな。もしかして、だから怒るでもなく腐るでもなく、気持ちが乾いちゃったのかなー?
そんでアンクがなんだか気の毒そうに映司のこと見てるのが〜(笑)
「お前がバカでよかった」に (*゚∀゚)=3 ムッハー 褒めてんのかなー?褒めてねーだろよーw でも本当に映司は「もういい」のか?そんなこたーないだろよ。ちょっと期待。せっかくなのでもうちょっと突っ込んでください。
 
伊達さんは頭いい上にいろいろと見てきた大人だから、そんな映司のこともわかるんだろけど、アンク言うところの映司が「バカだ」ってのはそういうこともあるんじゃないかと思われ。よかったかどうかはともかく。だよな?
だから伊達さんはそういう目にあったとしても欲望を失わない、まさに鴻上会長のモノマネじゃないけど「欲望こそ生きるエネルギー、素晴らしい!」じゃないかなと。
まあ本人が突然現れて(聞いてたのかよw)『その通り!』とか言っちゃう辺り、番組的にはさすがだけどw
しかし映司の欲望の空白こそがメダルの器だって言われても、じゃあそれ最初から‥‥って話じゃん。やっぱり会長が裏で映司がオーズになるように仕組んでたんじゃないのかよ?違うとは言わせねえw
状況が変わったのは、ドクター真木が紫のメダルを持ってっちゃってそれが取り込まれちゃったってことだろうけど、それでグリード化ってありなのか?と思ったらドクター真木も?つーか、メダルが取り込まれるってそういうことなんだと言われても、初耳ですよ(^_^;)それは鴻上会長の想定内ですか?想定内じゃなくても対策はしっかり立ててそうだけどw
 
まあそれはおいといて、今週は比奈ちゃんが大変に可愛くて、オラァ大満足です。
何気に比奈ちゃんのここら辺の気持ちって、ずっと小出しにしてたよね。靖子たんグッジョブ!今回は本当にオレ好み。だからこそこのセリフって説得力あるよね。
『映司くん…いつも誰かのために手を伸ばして…お兄ちゃんにも私にも ‥‥じゃあ、映司くんには誰が‥‥』
『私、映司くんの気持ちがわかるなんて言えないけど、でも手を伸ばすことはできると思う。映司くんがつらいときは私が映司くんの手を掴む!お願い!元に戻って!映司くん、お願い!』
ヒロインがあからさまに主人公を救うポジションだってのもちょっと珍しいし、はっきりとそう言われるくらい隙のある主人公ってのも珍しいんじゃないかと。仮面ライダーとしては。(ヒロインと主人公でなきゃ、睦月と望美ちゃん@剣ってのもありだけど)
映司の暴走云々はドクター真木のグリード化もあるし次でいいけど、比奈ちゃんで正気に戻る辺り、映司がこれからどうなるのかってとこなのかなあ。
つか、単純に比奈ちゃんのビジュアルがオレ好みなので、大変満足です、この展開w
 
今週のプテラヤミー’s、ステキー!(笑)
「渦巻いている‥‥」「渦巻いているな、欲望が」とか「ここだな、欲望の渦」 「全てを無に…」とか、いろんなところで呟きたいですよ!(笑)あのなんかわかんない相似形なところもよし。常にコンビ?造形は戦隊モンスターみたいだけど@出渕デザイン
おまけにプトティラコンボ!「プ・ト・ティラ〜ノザウル〜ス♪」って!何その歌!(笑)
しっかも「ゴックン」ギミックが謎すぎる(笑)誰があんなの作ったんですか?(いろんな意味で)
「プットテラのひっさーつ!」なんかONE PIECEのルフィの「ゴムゴムのぉ〜○○」思い出したw 歌は気にするなと言われても気にせざるを得ませんw
ついでに伊達さんのお友達の医者が窪寺〜w わかんなかった!OPテロップ見て気がついた。何でそんなチョイ役w
 
予告。
わーい毛利さん! ヽ(´∀`)ノ おまけに監督は巨匠! (*゚∀゚)=3 ムッハー なんて俺得回!(きっとみんなも総得!)
ビバ映司くん月間!映司くんネタは続くのね?高校生の時の映司くんって!まさに新学期応援フェア的な?いやいいとこの坊ちゃんならブレザーか? (*゚∀゚)=3 ムッハー

仮面ライダーオーズ#31「恩返しとたくらみと紫のメダル」

東映 http://www.toei.co.jp/tv/OOO/・テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/ooo/
脚本:小林靖子 監督:諸田敏
『立つ真木、跡を濁さず‥‥か。いやぁ、まいったね』
 
ビバ!新学期応援フェア! ヽ(´∀`)ノ
渡秀の学ラン姿、 (*゚∀゚)=3 ムッハー カワエエ。アンクも白いガクラン着ればよかったのに!それじゃ555の世界かw ここに後藤くんがいないことが悔やまれてなりません。ついでに言うなら伊達さんもなーw
てか学ランコスプレのせいか、映司が普通のカッコして街中歩いてて変身してて、なんだかすごく変(苦笑)そういや新宿あたりをフラフラ歩いてても映司みたいなサルエルパンツ履いた男の子はいないけど、この間表参道歩いてたらたくさんいたよ。アレはアレでリアルだったんだなw(ついでに言えば表より裏原のほうが遭遇率高かったような‥‥)
今回の諸たんの演出はちょい散漫だったけど、話の方もなんか説明回っぽくて散漫‥‥そこら辺は後編に期待しとく。
ドクター真木が退職金がわりに持ってったものは紫のメダル10個。うーん、会長はドクター真木の動向にはまったく気を配ってなかったのかなあ?それでなきゃわざとだろうけど、カザリとくんでることは知ってるのになー。なんかこないだからそこら辺のポジションが曖昧だなあ。もうちょっと会長に突っ込んで欲しいんだけど、ひょっとして単純に宇梶さんのスケジュールの問題なのか?って気がしてきた。
ただそこにいて意味ありげなことをつぶやいてれば成り立つ電王のオーナーと違って、鴻上会長ってそれなり話の根幹に関わってるのに話に絡めないのはちょっと問題じゃね?今まではなんとか上手く処理してたけど、実際撮影的にも会長ってあの部屋から出てないよね(笑)
まあそれはともかく。(話題を切り替えるときの常套句w)
 
鴻上会長が正月休みのヨーロッパ旅行で持ち帰ったものは、アンクの体の本体部分とこの紫のメダル一式ってことですね?
だれも知らない紫のメダル、しかも10枚揃ってるって、そしたらあのアナザーアンク(もしくはアンクダッシュ?)の頭の部分の意思って誰?てっきり紫のメダルの持ち主だと思ってたんだけど。頭半分紫だし。それとも単純に元のアンクの意思が抜けた純粋な部分=子どもキャラってこと?まさかホムンクルスだから子どもいれとかなきゃってことじゃないよな?(笑)
よくわからんのは、10枚揃ってたら安定してるけどそこから1枚抜いたらグリードになる‥‥って意味がわかるようでわからない(^_^;)
そもそも揃ってる状態はどう認知してるんだ?そういや「1枚抜く」っていう表現もおかしいよな?完全体から一枚抜いたらグリードになるっていうけど、そもそもグリードというかホムンクルスって完全になったことじゃないんじゃね?てっきりいつもやってるように体に手突っ込んで一枚取られたのかと思ってたよ!w
そんで紫のメダルが勝手に飛んでって映司に入って暴走?暴走‥‥かなあ、あれ。どっちかというと乗っ取られてるって感じだけど。
800年前の王のオーズが暴走したのは欲望のメダルを取り込みすぎたからだよね。
それってグリードたちがいう「完全体」かと思うけど、えーとグリード自体がメダルが一つ欠けた存在、完全でない存在であるなら、完全体を目指して欲望のメダルを取り込み続けている状態の「器」は常に何かが欠けてるから「グリード」だってことなのかなあ?そういう意味での映司がグリードにっていうならわからなくはないけど。
というかそれってまんま今の映司が「何か欠けた状態」ってことなんだろうけど、映司に欠けてるのは「欲望」だから、それが欠けた状態の器のほうが都合がいいとか?欲望を取り込むことで完全体になるグリードが、粗kの良凹いうが欠けた状態って、設定としては面白いけど。んでもって結局最後に「悪いのは全部会長で、会長が仕組んだことだった!」とかってことになったらますます剣崎‥‥ってかブレイドなんだけど(笑)
今回もまた映司の何か含むところはちょこっとあった、『ただ、人を助けるときはそのたまたまがあるってことを、忘れないほうがいいですかね‥‥』って、明らかに助けられなかったトラウマと違う話なんだよね?それよりも来週伊達さんが映司のことを思い出すのか?これ関連?このタイミングで映司の秘密が明らかになるの?ほんとに明らかになれば楽しいけどなw
今週の後藤くん。『一応言っときますけど、あのお金は拾わないでくださいね』後藤くんは伊達さんを金の亡者かなんかだと思ってるのか?(苦笑)
そして知世子さんにもどってきてと言われる後藤くん‥‥あそこのバイトたちはひどすぎるw 仕事しろw
それにしても比奈ちゃんのお友達の鈴香ちゃんちのお母さんはひどすぎる(苦笑)お父さんが立派な先生だったのになんでそんなことに?お父さんが死んじゃったショック?
 
予告。
人がグリードになる‥‥ってありなのか?意味が分からない。というか800年前の王はどうだったんだ?グリードになったのか?

仮面ライダーオーズ#30「王とパンダと炎の記憶」

東映 http://www.toei.co.jp/tv/OOO/・テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/ooo/
脚本:小林靖子 監督:田崎竜太
『話すだけでセルメダルなんて絶対お得だもん!いや絶っっっ対お得だって!』
 
節目っぽく、すんごい話が動いた!面白くなってきななあ、ワクワク (*゚∀゚)=3 ムッハー
ドクター真木の過去とアンク&オーズの過去の話。
せっかく後藤くんが財団に戻って嫌な仕事をやりながら秘密を探ろうとしていたのに、映司や伊達さんはあっさり本人からその話を聞いちゃったよw 後藤くん骨折り損!いや、会長目線の話もあるから無駄ってこともないか。アンクのコンドルメダルを手に入れた経緯とか会長がどれくらい知ってるのかっていうのは、視聴者的に必要だよね!
というか会長のお正月休みのヨーロッパ旅行でアンクの体を手にいれてコンドルメダルを抜き取って‥‥ってことは、やっぱりあの状態のアンクの体をわざと外に放り出したってわけね。どこまで何を考えてるんだろ。
それはともかく800年前のオーズはまさに「王」だったと。オーズ→「王’s」ってこと?王の物であるメダルが3個で「OOO」→オーズ。東映さんの設定力は今年も遺憾なく発揮されてます!すげーマジすげー Σ (゚д゚ )
そんでそのオーズに加担してたのがアンク。でもオーズが欲望のままに力を取り込みすぎて暴走し、アンクは右腕だけそれのとばっちりで封印されてしまったと。
てか、田崎監督はちゃんと見せてくれてないけど、オーズにメダルを取られる前のアンクの顔の右半分ってプテラ‥‥じゃないよねえ?取られた瞬間半分プテラになったの?よく見えないんだけどー。でもプテラの紫のメダルは赤じゃないよねってことは、プテラとアンクは別だよね?アンクがもともとプテラの紫のメダルを取り込んでたってことかなあ?意思の強いほうが主導権を持つって言ってるから、アンクが体を支配してただけで。
だからアンクの「頭」が体から抜けちゃっても、ひょっとしてプテラの頭のメダルを取り込んでたからそっちが意思を持って、頭がなくなった(意思のない)アンクの抜け殻の体を乗っ取っちゃった‥‥ってことじゃないのか?
そして右腕に宿ってた意思=タカメダルは、まんま頭ってことか。あの3つの組み合わせのパーツってちゃんと決まってるんだ?(でもタカって2枚なかったっけ?)それであのラスタカラー。ひょっとしてラスタというかオウムカラー?アンコってオウムなんだよね?どこまで意図的なのかよ、東映さん(苦笑)
というか気が付いたけど、グリードのメダルが10枚なのは、セフィロトの樹のセフィラが「10個ある」ってことかな。あ、前にも言ったけど、グリードが作られたのが800年前なのは、たぶんその頃にヨーロッパで錬金術が流行ったからですね。
でもアンクと会長の話だとオーズが欲望のままにメダルを取り込むと暴走するというのは、「欲望」と関係があるわけで、会長自らオーズになろうとしないのはそういうことか?そしてそこに欲望をもたない映司がたまたまいて、たまたまオーズに変身したのは、本当にたまたま?じゃないよねえ?w(きっと会長の計画の一部だよ!)
つか暴走というより映司って単にコンボという負担の大きい変身をしてシンドイくらいにしか思えないんだよな。伊達さんはやめろって言ったけど。
だって過去の王がオーズによって暴走したってことと、変身の相互関係が説明されたわけじゃないというか、カザリがやってた器にメダルを集めるっていうのは過去の王がやってたことをなぞってるけど、コンボの負担は負担としてメダルは3枚しか使ってないよな。
最終的に鴻上会長の目的がオーズを器としてメダルを集約することだってのはすでに明言してるけど、なんとなくまだ繋がらないなあ‥‥って感じで。
 
そしてドクター真木は過去を精算かな。
というか、姉さんが本当はどうだったのか‥‥ってのはドクター真木の記憶の中の話でしかないよねえ。
本当は優しい姉さんで、でも結婚して離れることを嫌だと思ったドクターが、自分の姉さんを焼き殺したことの罪悪感を隠すために、姉さんが別れ際に酷い人間だった‥‥と思い込もうとしてるってこともあるよな?もしくは、本当に酷く突き放してたとしても、姉離れしないドクターのことを思ってわざと冷たくした‥‥程度を、真木が豹変だと思い込んでたとか?
ただ『物語がエンドマークで完成するように、人もまた死で完成する』なんていう姉さんはもしかしたら本当にクールでダークな性格だったのかもしれないし、ドクターの記憶の中の「優しい姉さん」のほうが、そう思い込もうとしてる擬似記憶ってことも考えられるけどさ。
どちらにしてもドクターの記憶ってどっかで歪められてるような気はするな。
そして鴻上会長のもとを勝手に離脱してカザリと手を組んだとは、なんかちょっと意外というか、ストーリー展開ってことでなく、うーん、会長の目的がはっきりしてないのに離反されても、なんでとしか思えないというか‥‥
まあどう考えても誕生派の会長と終末派のドクターじゃ考え方自体違うのは当然かも知れないけど、やっぱりそこはドクターが会長から離反する理由はハッキリさせて欲しかったなあ。なんとなくモヤモヤ感。
まあ会長的にはもしかしたら「新しいドクター真木の誕生だよっ!」ってことかもしれないけど(笑)お誕生日はこないだですが、まさか誕生日に合わせて離反?ハッピーバースデー?
あの取り合わせは対立組織のメンツとしては妙に面白いから、今後の展開もたのしみでやんす。

今回カッコよかったのは伊達さん!『メダルの価値はある話だったよ』カッコイー! (*゚∀゚)=3 ムッハー
そしてシャチでパンダなヤミーはカンフーパンダでもあったのだ。パンダ拳って(笑)というかあのパンダヤミー、なんか体型が不安定で怖いなあ(苦笑)頭のデカさと体の細さ、足の長さの対比がなんかコワイw
えーとあとは、映司は自分が暴走するかもしれないってことよりもアンクが消えちゃうかもしれないってことが大事なの?ペットから格上げ! ヽ(´∀`)ノ
ちょっと笑っちゃったのは、知世子さんに『帰って!』というその言い方が傷つきやすい乙女すぎるドクター真木!それとも手に人形を持ってるのがイカンのか?(笑)あのポーズが乙女っぽいのか?(笑)
んでまさかドクター真木が左腕に怪我したのはキヨちゃんを乗せてる神尾さんの左腕が耐えられなくなったから?(笑)右腕にチェンジするため?なんか腕がおかしいとか言ってたし、見るからに大変そうだし、そりゃそうだよなあ〜(苦笑)
 
予告。
なんでウヴァ?
何がどうしたのかまったくわからないんですが、マジでどういう状況なんだと思ってたんだけど、今はっと思ったがもしかしてクスクシエの学ランコスプレフェア?後藤くんは‥‥あれ普段着‥‥だよなあ?w むしろ伊達さんの学ランコスプレ番長を見たい!見たいです!
どうでもいいけど相方に「オレが男なら伊達さんみたいなりたい (*゚∀゚)=3 ムッハー」といったら頭オカシイ呼ばわりされました。おかしいかなあ?

仮面ライダーオーズ#29「姉と博士(ドクター)とアンクの真実」

東映 http://www.toei.co.jp/tv/OOO/・テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/ooo/
脚本:小林靖子 監督:田崎竜太
『笑わせんな、お前は俺だ!』
 
おおおー、アンクの本体カッチョいいなあ!でもあっちもアンクなのか。
今週はネタ、盛りだくさん!ドクターとアンクの秘密と過去!盛り上がる!
それはともかく、パンダヤミーはドクター真木の欲望だったんだ(笑)上野のパンダも公開されたばっかで、ナイスタイミングだなあ。
というか、よく見たらパンダとサメ?イヤ海のパンダ、シャチか!(笑)ついでにパトカーも白と黒w
片方、変な耳だと思ったらフカヒレね。でもってパンダは大熊猫だからなー…って、パンダは熊だろよ、カザリーw
カザリとドクターの関係もなかなか気が許せなくていいなあ。姉さんに執着するドクターの欲望を『あんたの欲望でしょ?』というカザリのそれは肯定、つか「世界を終わらせる」のは崇高なる使命ってw カザリじゃなくても視聴者もわかりません、使命は欲望じゃないのか。てことは暗に姉さんへの執着は欲望だと認めたわけねー。まあ終末とか終わりに執着するのも姉さん絡みだろな。そっちは後編待ちで。
ところで会長の一番重要な欲望は、つつがなく社員の誕生日を祝うことかと思ったヨw ドクター真木とキヨちゃんも大迷惑w というかあの状態までは我慢したんだ?なんか猫とかがコスプレwさせられたり弄ばれても実害がないとじっと耐えてるのに似てる気もw
 
『火野とアンコはどうも危なっかしい』って伊達さんがいうと違う意味にも聞こえなくもないけどそんなことねーかw ちゃんと心配してるように聞こえるよ?(腐ー!)
とりあえず映司も比奈ちゃんもアンクの体のことは心配してるみたいだけど、伊達さんは映司の体の変化もわかってるってことか?それってバースと同じってことなのかなー。でもオーズが作られたのは800年前だよな。同じようなシステムなの?てか、鴻上会長はそれ知ってて映司にオーズを使わせてるのかよ。さすが「自分の欲望が一番重要」な人!そうでなきゃ会長なんか務まらねえ!w
んで、もう一人のアンクの腕と頭の紫色ってなんだろと思ったけど、プテラノドンか。児童誌の表紙見ちゃったからプテラノドンコンボがあるんだとは思ってたけど、それか。
それってつまり、プテラノドン→進化して鳥ってこと?始祖鳥かい。取られてるというより退化ってことも考えられなくもないというか、それとも鳥のほうが進化なのか、だいたいなんでプテラのメダルとかあるんだよw
ガラの悪い方のアンク、なんで頭と右腕だけっつー中途半端なことに‥‥一応頭のある方が本体なんだろか?あれ見る限り、右腕だけに見えるけど頭もだよな。それも右脳だけ?w だから感覚的で短絡的なのか?(おいおいw)
まあこれも後編待ちか。ちゃんと説明してくれるみたいだし、珍しいよなー30話くらいでこんなにサクサク中核の謎を披露してくれるとは。
あとはたぶんアンクの秘密かオーズとの関わりか、でもバースの伊達さんの体調のことと映司の体調のことは関係あるのかどうか。というかリスクのある変身は燃えるなあ!映司がまだそれを実感してないっぽいのはあれだけど、変身が命かかってるんだとして、それでも今までみたいな助けられなかった後悔からの「目の前の出来ることをやるだけ」って言えるのかどうかってとこ? だんだん好みな展開に! (*゚∀゚)=3 ムッハー
初っ端からいい感じのバディものだったけど、今回の靖子の仕掛けは好みだなあ!
アンクが復活できないってわかるまでの野良ペット的な邪険な扱いから、アンクを心配して食い物持ってきてくれてる映司とか、映司とアンクの関係もちょうどいい感じになってきただけになんか高まる!映司、ピクニック気分?アンクってフルーツとアイスしか食わねーの?いや〜ん、なんか今回の靖子たんはツボすぎて萌え萌えする〜いいバディものだ! (*゚∀゚)=3 ムッハー
あ、後藤くんも戻れてよかったよかった。里中ちゃんのフォローでもいいとは、新しい後藤くんの誕生だよ!w
 
いいけど田崎監督さー、伊達さんを足元ショットでカッコよく登場させておいて、なんでそのままカメラ上に振ってズームかけないのさ。カメラ一位置同じなのになんでカット割りすんのー?そこちょっと期待しただけに、カット割るってカッコワルー。
 
予告。
なんか期待するんですけどー!
アンク、800年前にもオーズを利用してメダル集めをしようとしてそんなことになった‥‥とか?もしかして自業自得?何がどうして暴走?期待高まる〜! (*゚∀゚)=3 ムッハー
前も言ったけど、アンクの右腕だけ封印の匣の外にいた(というかあの直前がどうなってたのかわかんないんだけど)ってのは、需要だよな?ベルトは封印の鍵みたいだけど、もしかしてアンクの右腕って封印されてなかったんじゃね?どのみち腕以外もあそこに入ってなかったし。アンクがオーズの力で他のグリードを匣に封印したとか?
1話のあれって分かりにくいんだけど、壊れた匣からアンクのメダルって出てきたの、そうじゃないの、どっち?ライダーって時々見た目映像優先すぎるからなあ。しかも田崎監督だしー。まあアンクも匣に入ってました‥‥と言われたらそれまでだけどw
てか、今ちょっと1話目見返したけど、渡秀って1話からほぼ変わんないなあ!確かに1話からいい意味で初々しさがないというか違和感はなかったけど、完成されすぎてるw

オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー

http://www.all-rider.jp/
監督:金田治 脚本:米村正二(脚本協力:小林靖子

 
あーもう、デンライナーが画面に出てくるだけで、なんかワクワクするんだよー!(笑)
ってのはともかくとして、なんつか、評価に困る映画だなあ(苦笑)
少なくともオレが楽しいかといえばそんなに楽しくはなかった。でも映画としては出来はいいと思う。出来はいいから面白いけど、そんなに楽しくはない‥‥という、どう言っていいかよくわからない映画(^_^;)
ここんとこなんか魂の底から「うわー燃える/萌える〜!ヾ(≧∀≦)〃」と思えるようなものがなくて、感想もなんとなく引き気味の冷静な意見になりがちなんですが、今回もそんなんでスイマセン。
てか、いつも言ってることだけど、一応一見さんとか通りすがりの仮面ライダーファンの人向けに、改めても一回言っとく。
オレ、昭和ライダーって本当に思い入れないんだよねー。子供の頃からどっちかというと戦隊・ウルトラ派だったのは昭和の仮面ライダーの暗く悲しい感じがあまり好きでなかったってだけなんだけど、他の特撮モノとか石ノ森マンガは好きだったから、本当になんでかライダーだけツボにはまらなかったってだけね。見てたけどほとんど記憶に残ってなくて、その中でちゃんと記憶にあるのがスカイライダーとスーパー1だけなのねん。(てかスーパー1のデザインは子供心にもカッコイイと思ってた)
平成ライダーは熱く語るけど、昭和ってまったくなんだよー。今更というか今あんま興味もないから、うんちく的なこともデータでしか知らないし、データでしか知らないから盛り上がれないし。でも物心ついた子供の頃から生粋のマンガアニメ特撮っ子だけどね。
 
とまあ、念入りに前置きをしたところで冷静にいうと、今回の「レッツゴー仮面ライダー」は「仮面ライダー40周年記念・昭和ライダープロパガンダ映画」としては、すばらしく良く出来てたと思う。昭和というかその始まりである1号と2号のね。
これはオーズは出てるけどオーズがオーズとして重要なんではなく、電王は完全に過去に飛ぶための装置でしかないしーという、まあある意味、装置として正しい使い方をされてる通りすがり感からってのもあるけどね。
その上で〜だけど、今回の脚本の米村さん、確信犯的に重要な部分をスルーしてしまう脚本を描かせると本当に上手い(ホメ言葉)ということでしょうかね(苦笑)
これはオーズや電王が出るからと思ってそのつもりで見に行っても、ほとんど楽しめないレベルという意味な。キャストは結構、思ったよりちゃんと出てると思うし、モモタロスたちはいつもどおりのイマジンっぷりだったけどね。ヤツらがワイワイやってるのを見るのが楽しいって人には全然OK。イマジンはいつもどおりだったw
オレはこの映画ってなんで「超電王」じゃないんだろうと思ってたんだけど、これは超電王じゃないよな。だってそういう意味で「電王じゃない」んだもん。
プロパガンダ映画としては出来はいいけど、内容的にはめちゃくちゃ。電王って、あんなでも時間の扱いに関してはちゃんとそれなり辻褄合ってたんだけど、これはそれすら合ってない。そこにこだわる映画じゃないといえばそうだから、あえてそこをスルーしてもこの映画的には正しいと思うけどね。
でもこの映画は少なくともオーズの本編にはまったくつながらないから、時間旅行者であるモモや幸太朗たちデンライナーのメンツはもとより、オーズのメンツも「通りすがりの仮面ライダー」でしかなく、マジで「ここがレッツゴー仮面ライダーの世界か‥‥」という話でしかないという。
だからこの映画がそうなのは別に構わないけど、ただオレは楽しめなかったってだけね。
でも途中で平成ライダーたちが出てきて戦ってるとこでは自然とテンション上って、てんこ盛りフォームでは心の中でニヤニヤしちゃってたから、本当に思い入れがないから全然盛り上がらないってだけかな。オレの個人的燃え度の問題。たぶん普通に昭和ライダー、特に1号2号や、少年ライダー隊に思い入れがあればスゲー楽しい映画だとは思う。オレが平成ライダー見てテンション上がったようにw
しかしこの映画って完全に昭和ライダー世代のお父さんたち向けだと思うけど、お子さんたちは楽しかったんだろうか?確かに子供はたくさん出てたけど‥‥
 
本編は、どっから突っ込んでいいのかわかんないんだけど、とりあえずショッカーの世界の2011年の1号2号、「40年間現役かよ!(笑)」いやそりゃ改造人間だから年取らないんだろうけどさー(笑)
というか、最初の最強ショッカー怪人の1号2号とその後の1号2号って違うよね?ナオキくんが過去に行く前は本当に最強ショッカー怪人で、最後に出てきたのはナオキくんが40年前に取り残されて科学者になって洗脳を解いた、あえてショッカー怪人のふりをして悪の汚名を着てた1号2号。(よく考えると酷いことしてるよな1号2号‥‥40年間もだよ?)
てか、ナオキくんが科学者(ささきいさお)になったんだろうなあとは思ったけど、ミツルがナオキの子供ってのはどうなのよ?これが仮面ライダーでなければオレは好きなオチなんだけど。不覚にもちょっとツボを突かれたよ、最後の最後でその運命の不思議さに。
しかも40年後に何が起こるか知ってて科学者になり、自分の子どもにかつての友達と同じ名前をつけるというロマン!(大げさw)そのナオキくんの40年を考えると胸が詰まるよ! (*´Д`)ああさすが米むーだよなー、オレ好みの厨坊さ(笑)
それはそれで置いとくとしても見てる間思ってたのは、これって言っちゃえばさ、アンクがお間抜けなことやったせいでこんなことになっちゃってるわけじゃん。それをまったく反省しないどころかチャンスとか思って好き勝手なことするアンクも、まあそれがアンクといえばアンクというグリードなんだけど、ちょっと本編とキャラが違っててハラハラ。米村さん、アンク好きじゃないの?
そしてそれ以上に、完全にアンクが悪いこの展開、アンクの落としたメダルさえ回収しちゃえば話は終わりのハズのこのストーリー展開で、一体どうやってそうじゃないように米村さんが話を転がすのかと思ってドキドキしちゃったよ。いやもう、よくこんな頭の悪い展開を真っ向きってできるよなあ〜(ホメてる)って意味で。
頭悪いというのがあれなら、微妙にキャラ性無視してるというね。アンクはそこまでバカじゃないと思うし、それを止められない映司じゃないと思うけど〜って意味で、見ててちょっとイラつく(^_^;)

いや映司は映司でよかったんだけどさ。この映画の映司って、常に「正義の味方」だよね、根本が。そういうところ、終わってみれば、変身してなくても彼は正しく「正義の味方」だったと思う。仮面ライダーが正義の味方かどうかは別として。(違う…ような気がするが)*1
米やんの映司の解釈ってああなのかなあ?それともこの映画の役割として?たぶん靖子たんの映司のキャラはもっと含みがあってダークだと思うんだけど。米やんはよくも悪くも単純で少女漫画なんだよね。そこは好きなんでいいんだけどw
でもだからこそ、正義の味方の映司くんと、ちょっと鳥すぎるアンクとの関係がまったく感じられないのが残念でしたよ。途中からアンクのこと自体どうでも良くなってるしな、映司(苦笑)ちったあ、気にしろよw
比奈ちゃんは、ベルボトムっぽいジーンズ姿がダサ可愛いかった(*´∀`*)そしてバース伊達さんはどういうポジションであの非主役ライダー連中に混じってたのか?(笑)別にいいけどw
 
ストーリーには触れないけどネタバレ的に突っ込むとー。
ゴーカイジャーと同じく仮面ライダーが存在した世界で、あえてメタ的にでなくそれを前提にした話だってのは、お祭りだからいいとする。
東映60周年にかけたのか、快傑ズバットイナズマンキカイダーキカイダー01(この二人ってブラックとRXみたいなもんなのか?w)が出てきてるのもいいとする。というかこれ、ウルトラマンゼロ THE MOVIE におけるミラーナイト・グレンファイヤー・ジャンボット的な扱いだよな(笑)「スバッと解決!」は笑ったがw 解決してくれよw

んでもさ、結局映司たちは元の2011年の世界に戻ってないよね?戻らなくていいんだー?
電王的に言えば、ショッカーが占拠した2011年の世界はイマジンが改変した「間違った時間軸」の世界のはずで、本家電王なら事件が解決したら元に戻るはずなんだよね。(記憶が時間を作るから)
でも今回は戻らないままショッカーが占拠していた時間軸の2011年のままで。本来なら歴代仮面ライダーが存在してた世界、つまり人々が失われたはずの本来の時間を記憶によって取り戻しただけであって(しかもあの世界では存在してないはずの1号2号以降のライダーの名前も知ってるという‥‥)、元のオーズの2011年には戻ってないパラレルエンドなんだよな。てか、そもそもそのショッカー世界な2011年の世界観がよくわからないんだけど?
つまりオーズの2011年から40年前に行き、そこで歴史の改変が行われた時間軸の40年後の2011年が正史になってて、オーズの2011年はどっか行っちゃったままなんですけどね。でもそこでオーズの世界に戻っちゃうと一番困るのがナオキくんとミツルくんの関係で、このストーリーで一番キモのそれがあるからあえてそこら辺の辻褄を合わせない‥‥どころか、それを利用して誤魔化したってことになってるというか、それでもいいんだけど、それでもいいのかーという(苦笑)
というか40年前のメダルを落とす1分前にレッツラゴー‥‥はありなのかという(笑)デンライナーが二台存在してるパラドックスはいいんだ?電王ってそういうとこOKだったっけ?それをしないのは暗黙の了解ってやつじゃなかったっけ?(^_^;)というかデンライナー、爆発したのになんで元通りに?
あとまあ、全ショッカーを束ねていた「岩石大首領」って、何?(笑) *2 そのあまりの力業にぼんやりしちゃった(笑)
イヤ、絵的にはあの巨大感とか美しかったけど、大魔神かよ?w それともショッカー首領がなんか宇宙的な意思だったの?岩石だけにw
まあそこら辺スルーしちゃえば、タロスたちは相変わらずだしオーナーもナオミちゃんも、幸太朗もテディもいつもどおりでよかったよかった。テディの献身と幸太朗の信頼感はいつも泣けるぜ!そして爆発したデンライナーに乗ってたはずのウラ・キン・リュウタが走ってくるとこでなんか和んだ(笑)モモがオッケー出しててんこ盛りフォームって、なんかニヤニヤしちゃったよ。相変わらずっていいね〜(*´∀`*)
まあ突っ込みどころはたくさんありすぎるけど、それもひっくるめて仮面ライダー40周年なのかなーと。
個人的な記憶の思い入れがなくても全員がズラッと揃った画は壮観で、なんかもう話も岩石大首領もどうでもいいや〜と思えるほどだったんで、別にいいです(笑)ライダーバイクで空飛んで突撃「40」も妙にカッコよかった!金田監督スゲーなw
というかディテールでは結構泣かされるんだよな。40年前に1号と2号がグリードショッカーと戦ってるのを置いて飛び立つデンライナーの画とか、「仮面ライダーは正義の味方だから」のナオキのタイムカプセルのメッセージとその仮面ライダーを置いていけなかったナオキ、一度は敗れたグリードショッカーに全ライダー集結の力で再び立ち向かう1号2号は、映司の言ってた「諦めなければ〜」の精神だよな。
タマシーコンボは、仮面ライダー魂ってことか?正確にはグリードとイマジンとショッカーの力?ショッカーでグリードを、その敵の力で倒すから、ある意味正統。
そして上でも言ったけど、最後のナオキとミツルのオチもオレは好きなのであれでいいですw
昭和には思い入れなくても平成ライダーが今戦ってるのを見ると胸が熱くなりますよ!マジちょっとテンション上ってコーフンした! (*゚∀゚)=3 ムッハー
Wの二人がわざわざ出てきたのはいっこ前のライダーだからサービスってことだろうけど、これもこれでおおーッと思ったぜ!てか風麺の屋台って、そこ風都かよw

そういう細かいところはツボ突いてくるってことは、もういっかい見るとまた違って見えるのかなあ?なんか不思議な映画だったw
とにかく米村さんの確信犯的なスルー力と、金田監督の力業な「カッコよければいいだろ!」的な思い切りがなかなかに見ごたえはありました。それはそれで満足。ブラック将軍の福本さん、藤岡・佐々木・宮内のオリジナルキャスト、ささきさんもお疲れ様と言いたい。そしてやっぱりオーナーはいいなあ(笑)石丸さん、胡散臭すぎる得体が知れなさ過ぎるw
自分でも何言ってるのかわかんなくなってきたけど、意外とこの映画好きなのか?もう一回見るべきか?

*1:ガメラを「子供の味方」(正確には純粋な魂の…だと思うけど)と言っちゃうくらいのむちゃぶりかとも思うw

*2:ストロンガーか!w

仮面ライダーオーズ 仮面ライダー 放送1000回記念企画 #28(1000回)「1000と仮面ライダーと誕生日」

東映 http://www.toei.co.jp/tv/OOO/・テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/ooo/
脚本:米村正二 監督:石田秀範
『それこそ映画屋魂だっ!この映画、君に任せたっ!』
 
そうか、これは鴻上会長の欲望!だったのか!(笑)
えーとどうでもいいけど一応確認。地震がなければ本当なら先週が1000回目で、レッツゴー映画があって、今日4月3日の放送開始記念日は新たなるミレニアムを見据えての1001回目になるはずだった‥‥ってことでOK?
その鴻上会長の見てるものは、メタ?メタなのか?あんま考えちゃダメ?(苦笑)
そんな会長の欲望のままに作った映画が、伊達監督の手腕で意外とマトモなライダー映画になってることにビックリよ?(笑)伊達さん、ホントは何者よ。映画人?w 学生時代、映研だったとか自主制作映画作ってたとか言い出すんじゃなかろうか?w
そして石田監督はグッジョブすぎる変すぎる(笑)米村さん、今回の脚本ネタがピッタリすぎる!ドクター真木も変すぎる!(笑)
さ・ら・に!
映司の『変…身…』に伊達さんのアカペラ?『タカ!トラ!バッタ!タットッバ、タトバタ・ト・バ!』にキヨちゃんの変身ポーズ!(爆笑)監督はキヨちゃん好きすぎる(笑)全てのシーンでキヨちゃんにきっちり演技指導が入ってる!やりすぎてる!w
なのにせっかくの映司くんと比奈ちゃんの良いいシーンでサバ折り!映司くん「馬鹿力」って!おまけにドクター真木も『所詮結果が全てです、終わりです』酷い!→比奈ちゃんの『はあ?』って!なんというか、爆笑!そのタイミングとやりとり、巨匠にしかできねえw
ハリセンボンはスーザン・ボイルwww
何つか、千堂さんのヤミーがイカジャガーで、どうしてアンクは千堂さんを親にしたグリードが分からないの?どう見ても鳥じゃないだろよ。
映画なのか本気なのかよくわからないままの戦闘でタジャドルコンボの時の、アンクの後ろでなんとなく他のみんなが背景的になってて、妙にカッコ良すぎるタジャドルフォームとか、いいところにいきなり入ってくる伊達バースとか、石頭で弾ける後藤くんとか、いざという時の馬鹿力でオーズを助ける比奈ちゃんとか、カオスすぎて何がなにやら。
いいところでいいタイミングで変なふうに入ってくる里中ちゃん、まさかの鴻上会長の釣り?釣りかよ!?アンク相手にその言い草って!ギャーン!(゚□゚;)
なのにそんな妙な展開なのにテンション高めでキープ、本筋からは一ミリも外れないままオーズ対ヤミーの戦闘はこなしつつ、伊達さんの1000回映画もちゃんと撮ってるというこの巨匠の捌きっぷりが心底マジでスバラシイィ!
どさくさ紛れに後藤くんは成長して、バースの必殺新形態?というかなんなのあれ?(笑)メダル1000枚がどこに入ったのか気になってしょうがありません。パンツの中?そして水上スキー
映司くんの衣装がよくわからないけど、比奈ちゃんの衣装が昭和っぽくて(・∀・)イイ!! ハイネックセーターにミニスカでパンプスってのが昭和風でそそる!比奈ちゃんの顔は分かりやすくかわいい顔じゃないのが(・∀・)イイ!! 分かりやすく美人顔でもないのが(・∀・)イイ!! 傘投げるとこ、なんかワロタ。石田監督、グッジョブすぎるw
ああもうとにかく石田監督の演出、超好み〜!好みすぎる〜!!ヾ(≧∀≦)〃
最後の夕日の中で分かり合う映司オーズとショッカー千堂‥‥は、ちゃんと番組的にも伊達さんの映画的にもOKな美しい締め!スバラシイ!てかそうだと思ったヨ!
それにしても映司くんの悪ボイス、セクシー (*゚∀゚)=3 ムッハー
あ、知世子さんのことはそれっきり?後半って知世子さん出てこないこと多いよねw
その最後の締めが鴻上会長の『盛大に祝おうじゃないか、仮面ライダー40回目のハッピーバースデイを!』って、キレイに決まりすぎてる!さすが東映さんのやることに抜かりはないなあ!スバラシイ!
 
予告。
バカ回のあとは急展開?アンクの体見えたよー!ヽ(゚□゚;)ノ もう出るのか?
それよりパンダヤミーかよ!パンダもちょうど公開したばかり‥‥東映さんのタイミングの良さって異常っすなー。
東映公式。
神尾さんの誕生日でドクター真木の誕生日でもある!のかw 靖子たん渾身の設定って、楽しみすぎる!今回は本当にいい靖子たんだなーw
ライダー生誕40周年CM。カッケー!゚+.(・∀・)゚+.゚