そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

東京センチメンタル

http://www.tv-tokyo.co.jp/official/tokyo_sentimental/
監督:三木康一郎 脚本:三木康一郎ブラジリィー・アン・山田
 
今さらというか放送は去年末だから随分寝かせてしまったけど、やっと見ました。
何となく録画しといて何となく見なかった理由は番組表のアオリ文句が「花子とアンの…」だったからですよ!うっかり花アンのスペシャルと勘違いしてたよ!(その辺もうちょっと考えたほうがいいと思うよ)

この作品は、東京・言問橋の老舗和菓子屋『くるりや』の職人・久留里卓三が繰り広げる日常を描いた、完全オリジナル脚本のドラマです。
ひょんなことから憧れの女性に再会し、ほんのひとときをその女性と一緒に過ごす卓三。昔から変わらない東京下町の景色の中で描かれる淡い恋心…。その想いを成就することができるのか?ちょっぴり切なくて、ノスタルジックな気分になるようなおとなのストーリーとなっています。

てことでこれはとてもいい吉田鋼太郎萌えドラマでしたw
公式サイトのコメントによると久留里卓三さんは素の吉田鋼太郎に近いらしいけど、そういや鋼太郎さんはおぐりんと親友だっけ…ということをトーク番組とかで拾い聞いたエピソードとともに思い出したよw
「谷中の恋」編と「深川の恋」編。谷中の方のゲストが高岡早紀で深川の方は黒川芽以
他のキャストは高畑充希片桐仁鈴木亮平谷村美月カメオ出演
両方の話もおじさんの妄想が先走ったあげくにあーあ…(^_^;)って結末になる話なんだけど、両方とも女のほうが気を持たせすぎて言い寄ってくるからそりゃ勘違いしても仕方ないよねえ…って内容で、それに振り回される吉田鋼太郎の卓三さんがとてもかわいらしいオッサンなのが良い(笑)
とにかく彼女ら二人ともが相当ひどいことしてるしありがちといえばありがちなオチなんだけど、まあそういうのに振り回されちゃうイケオジのダメ感がいいってドラマでしたw ダメカッコイイからしょうもない妄想してても許されるというか、見てくれからしてダンディだもんなw
和菓子屋さんのバイトが高畑充希ごちそうさんで、デートで使う豚しゃぶ屋の店員が鈴木亮平花子とアンで、そこは何気に朝ドラ繋がり。どう考えても確信犯w
個人的な備忘録として、ちょうど去年谷根千辺りをぶらついたんで何となくあの辺の地理とか雰囲気は分かってたし(オシャレうどん屋とカヤバ珈琲には行きそびれたけど)、門仲のイベリコ豚しゃぶしゃぶの店は一昨年たまたま入ったとこで知ってたんで、余計に見てて楽しめたってのもあるんだけどね。
でも静かな画面で雰囲気あるBGMが流れてくる中、実際のお店やちょっとした名所とかを吉田鋼太郎が蘊蓄垂れながらお散歩して説明してくれるのがBGV的で、ちょっとした癒し系和みドラマなのも良かったんで、またスペシャルでやって欲しいなー。
和菓子屋が言問橋ならあとは築地や月島辺りとか、上野が範囲内なら御茶ノ水や神楽坂とかもいいんじゃないかしら。下町ネタがネタ切れにならないようにたまにでいいからw
あとたぶんバイトの充希ちゃんは卓三さんが好きだから辛辣でツンデレだと思うので、そのへんももうちょっと突っ込んで見てみたいですw あのカップルはありだよ!w

経世済民の男 第一部「高橋是清」後編

http://www.nhk.or.jp/dsp/keisei/
脚本:ジェームス三木 演出:田中健二
 
うーん、すごい面白そうな話なのでマジで1年の大河とかで見たいです。
ジェームス三木の脚本はやはり凄いなー。お話としては完全にダイジェストなのでそういう感想しか出てこないんだけど、それでもちゃんと高橋是清という人を描いてて凄い。
ざっくりとした感想。ペルーの話はどうして頼まれただけの是清さんが責任取らなきゃいけないのかよくわからない。酷えw
日銀の建て直しで辰野金造@林遣都が。そういや名前に見覚えがあると思った。しかもペルーで失敗したから正社員はなしって言ってたのにそこからたった6年で副総裁って、どんだけ優秀なのか。スゲェ。つーかやはり天才?
そして日露戦争の戦費のための公債発行で半分以上を引き出したってのもありえない手腕。(ところでフライパンでネズミを焼いた話は一体何なんだw)
まあその辺の政治と経歴的な話をそれなりに描くのは当然だとしても、このドラマはそれ以外の人間関係の話がとても良かったです。前編でも言ったけどそういうところのバランスとエピソードの取捨選択が本当に上手いよなあ。
妻の品子や女中のケイコとの関係は妻を愛していたということ、女中の子を実子として育てることの品子さんの理解とケイコさんの控えめな献身さが当時の価値観的とはいえ双方納得して仲が良いというのはやはり是清さんの人柄か。(実際はどうだったのかはともかくドラマとしてね)あと品子さんが今にも死ぬかと思ったのに是清さんより長生きしてる?
墓地でのお君さんとの再会の切なさと情景の美しさ。足手まといになりたくないから去ったという昔の恋人と多くを語らずただ手を取って階段を降りるだけというシーン。セリフは極力少ないけど含みは多い二人の表情とその情景。オダジョーと壇蜜の二人の節度ある美しさときたら。名残惜しそうな是清さんというのも絵になりすぎる (*´д`)=3
佐藤直紀龍馬伝のBGMがまたなんとも雰囲気があって、正直このシーンが一番心に残ったよ。
そして喜寿のお祝いで多くの家族に囲まれつつという昭和の初めのシーンで、皆に楽しいことを語らせることで是清さんのポリシーと同時に当時の風俗、活動写真や少女歌劇、地下鉄が一般的だったということをさらっと織り込む脚本の上手さ。
犬飼首相とのやりとりから戦争に向けての軍部の力が強くなることをにおわせつつ551事件から、最後の226事件はあそこで止めておくという演出のクールさといい、最後まで見応えありました。本当にスーパーダイジェストなのがもったいない。
もちろんオダジョーも良かった。新島襄より高橋是清のほうがなんかオダジョーの雰囲気には合ってるような。飄々としててユーモアが合って、時として大声で怒鳴るけど常に一般の民衆のことを真剣に考えてたという地に足の着いた役をしっかり演じきってたし、やはりオダジョーはスゴいのだなw 最後はちゃんと達磨さんっぽくなってたメイクも良かった。
本当にこれ、もう一回焼き直しでいいから大河でやってくれないかなあ。オレこの時期の歴史にも疎いので226事件に至る流れとか昭和の出来事としてちゃんと知っときたいよ。(ドラマがらみでないと覚えられないw)というかせめて5回分目いっぱいでやって欲しかったわー。もったいない。

経世済民の男 第一部「高橋是清」前編

http://www.nhk.or.jp/dsp/keisei/
脚本:ジェームス三木 演出:田中健二
 
内容はすごい面白いんだけど、ものすごい駆け足のダイジェスト感がw
これ、どうして5話分×3回の経世済民の男シリーズとしてやらないのかなあ〜といいたくなるような企画。
ざっくりwikiで見てみても高橋是清ってものすごい波瀾万丈で面白い人じゃん。それをこんなにざっくりした流れの前後編で…もったいない。
オダジョーなのはともかくってかNHKでオダジョーでこのキャラだからこそ新島襄?とか思ったりするし、大河で見た顔があちこちに…気になるw
てか風間俊介とかあれだけ?みたいな。芸姑にフラれ先妻があっという間に亡くなって後妻はミムラで(ビギナー!かよw)妹ちゃんのその後とか生徒の林遣都とか気になるんだけど。
しかしダイジェストにしてもある意味ちゃんと高橋是清の人となりが分かるようなエピソードの取捨選択はさすがベテランジェームス三木、と変なところに感心したw 演出は「風林火山」とか「カーネーション」(見てないけど)の田中さんなので、話はすっ飛ばしてるけどストーリー展開に安定感はあるような。
本人の達磨のような肖像画とはまったく似てないオダジョーの飄々とした印象なせいか、騙されたとかさらっというから優秀な人(官僚)というより変な人という印象なんだけど、ペルーでまたまた騙されてそこで引きってw というか騙されすぎだろ。しかも是清産のせいじゃないよね?どうなるの?後編も楽しみ。
てかこれペルーロケしたんだ!えー、てっきりNHKお得意のCGかと…(;´Д`)だったらやっぱり5話分使うべきじゃね?
 
どうでもいいけど最近やっと幕末〜昭和あたまくらいまでの出来事がいろんなドラマで思い浮かぶようになってきて、出てくる名前の関連性がわかるようになってきたんでそういうのを考えるとちょっと楽しいです。相変わらず日本の近代史的な歴史的重要事項はまったく頭には入ってないんだけどw(その上wikiなしには怪しいくらいに記憶力もヤバイけど) 近代史はもっとドラマでやればいいよ(面白いこと前提)
おばあさんが死んでからの高橋是清邸は江戸たてもの園かと思ったけど(一回しか行ったことないけど雰囲気が)、そこは使ってないみたいね。すごい似てるけど。
邸宅跡地は高橋是清翁記念公園て、青山にあるんだ?むしろそこら辺だけピンポイントにあんまりいかないから知らなんだよ(;´Д`)行ってみたいなー

かもしれない女優たち

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/kamoshirenai/index.html
脚本:バカリズム 演出:関和亮

日本を代表する女優たちが、今とは違う人生を歩んでいればどうなっていた?
女優たちが“パラレルワールドの世界で生きる自分を女優本人が演じるというオリジナリティ溢れるバカリズムの脚本を、新しいアイディアが満載の撮影手法で表現。
盗撮・本人目線・モノ視点、、、新しい映像体験を視聴者に提供する。

 
もっとオムニバスなドラマかと思ってたら”かもしれない”をドンドンと掛けあわせていく形式で、ぼんやり見てると意外と「?」になるかもしれないかなあ。
真木よう子の”かもしれない”から始まって、次の水川あさみもその世界観での”かもしれない”だし、そこから最後の竹内結子の”かもしれない”で結局最後はあの3人が「売れっ子メジャー女優じゃなかったら」の”かもしれない”世界になってるけど、それ自体はありだけどもう少し捻っても良かったんじゃないかな。そういうとこでいうと構成はもうちょっと洗練されてるほうがいいかも。
でもまあ企画としては面白かったし、バカリさんの脚本もちょっと意表をつくような定石通りの展開しないとこが良かったんで、こういう使い方ならいいと思う。
ただ演出がイマイチ。どうやらPVとかやってる映像作家らしいけど、今公式見たら「新しいアイデアが満載の撮影手法」って(苦笑)正直映像表現のための映像手法が多くて見ててちょっとメンドクサイかなあ。PVってアーティスト本人をいろいろに見せること自体が目的だけど、ドラマって画面表現とリンクした文脈があるから映像的に面白けりゃいいってもんじゃないと思うんだよね。ドラマやるならもう少し考えたほうがというか、実験映像はほどほどにとしか。あと映像センスもちょい古いし。
それとクライマックスのバーのとこは完全に舞台劇っぽい展開なんだけど、舞台劇っぽくやってないのはいいのか悪いのか、バカリさんがどういうつもりだったのかにもよるけど、あそこはベタだけど舞台っぽいほうがいいと思うな。カメラグルグル回す必要もなし(そういうとこが古い)(あと完全に回してるんじゃなくカット割ってるのはどういう意図が?席の位置の問題?)
映像自体は色みや奥行き感とかが好きな雰囲気の画面なので(テレ朝金11枠とかにありそうな)もうちょっと統一感欲しいかも。
ただああいうのって映像が情報量多くて気になりすぎるし、よほど演出手法が上手くないと話の内容が頭にはいらないから両刃の剣かしら。
しかしあの3人の女優をワンフレームに収めるって結構おおっと思うし、オレの好みから言えばあの絵面の中だとこの話に一番あってるのは水川あさみかなあ(笑)あのあくなき独り言(モノローグ)の毒づき加減がすごくツボるw 真木よう子はあの手持ちテロップみたいなのをもっとやればよかったのに。
各人別々のコメディ手法にしてみるとか?その辺もう少し色々出来たかもしれないんでは。テンポがあんまり良くないからずっとあれだとちょっと飽きるし。
あと気になったのは3人の最初と最後の衣装。タイプで変えてるわけでもないし、かといって竹内・水川が同じようなシンプルドレッシーなのに真木よう子だけライダース風ジャケットにデカいセリーヌのバッグってのもよくわかんない。私服?
どちらかというともう少しまったく違う個性だっていう見せ方にすればいいのになんであの衣装だったんだ?本人役ということで私服なら私服でいいけど、それでも見え方ってのはあるからもう少し考えたほうが…そういうとこも全体としてセンスがイマイチな感じ。
でも企画はホントに面白いので改変時にまた違う女優でやってほしいなあ。というか、見たいです。

ラストコップ

http://www.ntv.co.jp/lastcop/
脚本:佐藤友治 演出:猪股隆一 原作:DER LETZTE BULLE(英題:THE LAST COP )
 
日テレ×Hulu共同製作で今回の1話以降はHuluで…という企画番組だったけど、予想外に面白かった!これ続き見たいーみーたーいー。課金でもいいからパソコンじゃなくTVで見たいよ。(パソコン視聴は苦手) *1
というか年末辺りに普通に地上落ちしてくれれば一番いいんだけどw
 
22歳からの30年間を奪われて、妻は後輩と再婚、娘は全然覚えてないというあまりにも悲惨な境遇をものともしない熱血バカ、京極浩介(唐沢寿明)。
知識も気持ちも昭和の刑事が現代に…というネタ感以上に、30年前のギャグが唐沢によってちゃんと滑らずに笑えるし、それをスルーする現代の若者・望月亮太(窪田正孝)の気持ちもわかる今に生きるオレたちアラフィフ視聴者という図式w てか昔のギャグにふなっしーとか壁ドンとか今のギャグも混ぜてくるしw
このドラマ、まさかここまでコメディだとは思わなかったんだけど、むしろここ十何年か日本のドラマでは見たことないようなベタなコメディドラマよね。ここ十何年というかぶっちゃけ雰囲気やノリは70〜80年代のハチャメチャコメディ?
でも2時間(正味1時間半か)あったけどその2時間の長さを感じさせないテンポとスピーディーさ、疑問はすべてツッコミ上等でかわしていく真面目バカ展開が大変清々しく気持ちよかった。突っ込みながら笑ったw
浦島太郎というよりリアル原始人な京極があまりにも愛すべきお馬鹿中年だし、いくら中の人は22歳ったって30年前の1985年の22歳の刑事があんなバカだと思われても困るというか(笑)
最初、京極が30年経って俺、老けてる!?っていうけど、いや唐沢寿明52歳、全然老けてないですけどー?としかw(若い時は当然若見えメイク、今は必要以上の老けメイクはしてたと思うけど)
そこがギャグだといえばそうなんだけど、ちゃんと相棒の亮太のツッコミで相殺される上に窪田くんがやってる亮太のキャラもちょっとヘン。いつもの窪田くんじゃない。というかカワイイ。
そしてあの亮太の部屋イイなー、素敵にセンスの良いワンルームロフト風な男の部屋と思ってたら、そこに転がり込む非常識人京極。え、バディ夫婦もの?体は52歳中身は22歳、仕事が出来るのかそうでないのか判断に苦しむ昭和感覚の中年バカ刑事と現代的ゆとり電脳派な青年刑事のバディ夫婦ものでしたか(違)
しかしその掛け合いもテンポが良くて、京極が当然のように非常識なことを言うから亮太どころかこっちもえっ?と思っちゃうよ。髪の毛と髭の山への亮太のツッコミワロタwww完全にキャラ勝ち。京極あいつ、昏睡状態になる前もこんなんだったのか?奥さん可哀想www
これ原作ドラマもこんなキャラなのかなあ?これはこれでもちろん唐沢×窪田の奇跡のコラボのせいもあるけど。
おまけにアクションもそこそこに楽しめた。(去年「イン・ザヒーロー」やったせいもあるのかしら?)というか飛び蹴りとか完璧なライダーキックだったよ?さすが唐沢さんですね!というか和久井映見が妻ってそれイン・ザヒーローやん。なんか既視感と思ったw
見終わったあと内容はまったく頭に残ってないけど面白かったのは確かw むしろこれくらいのほうが何も考えなくていいかも?スペシャルなのに連ドラ的に引っ張るというのと違って、完全に続き者の1話だからこれから感ハンパない。2話以降どういうノリかはわかんないけど、ぜひとも続きが見てー。
あとまあどう考えても佐野史郎が黒幕よねえ。それ以外考えられないw

*1:Huluのデバイスを確認したところテレビでも見られるようですが、うちの はレグザなので視聴可能デバイスに入っておりませんよ…

世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春〜人気マンガ家競演編〜

http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2014/140922-384.html

◆『面』

出演:鈴木梨央袴田吉彦霧島れいか麿赤兒
原作:永井豪
脚本:高山直也 演出:上田泰史

元ネタって永井豪の中でメジャーな作品なの?というかこれ原作通りなの?
演出のせいかジオラマ撮影っぽい周辺ぼかしな画面のせいか、思ったより怖かった (>_<)(ホラー苦手)
麿赤兒がトールマンみたいだったし。
と思ったらオチはまさかのディストピアものだった。いいけど出生率0%だっていうニュースを流してるのはマズイんじゃね?お父さんはあれだったけどどこまで自己認識してるのか。つーか、そりゃ子供生まれないよな(^_^;)
元ネタの話はググったけどわかんねーし、その結果ネタ自体は初音ミクオマージュだと知りましたw
 

◆『自縛者』

出演:前田敦子田中圭
原作:伊藤潤二
脚本:田辺満 演出:河野圭太

それは小林玉美のスタンド、ザ・ロックじゃね?罪悪感で胸が重くなっていく的なw
原作は読んでないけど、ネタのずらしっぷりとか展開とかがいかにも伊藤潤二っぽかった(笑)
前田敦子はやっぱり良いですな。
 

◆『ゴムゴムの男』

出演:阿部寛、ルフィ、北村有起哉
原作:尾田栄一郎
脚本:神森万里江 演出:木下高男

ルフィいらねー、この阿部ちゃんだけでメッチャ成り立ってたんだけど!
ワンピースのコラボネタというより、昔気質な極道だけどワンピースが好きな阿部ちゃんとインテリヤクザ北村有起哉でドラマ一本作ってください!なにかっつーとワンピースのルフィの言葉を引き合いに出して極道を語るの(笑)
この阿部ちゃんは完全にキャラ出来てた、出来過ぎてた!(笑)
そして組長は仁義が通らない酷いゲス野郎ですね。そんな組長のいる組なんか潰れていいよ。
あとなんで最後お台場じゃないんだよ。お台場で本物のサウザンドサニーを…(今ハウステンボスにいるんだっけ?)
 

◆『蟲たちの家』

出演:長谷川京子板尾創路
原作:楳図かずお
脚本:高山直也 演出:松木

これが一番面白かった!怖かった!
板尾もハセキョもイッちゃってる演技上手いなあ。どっちも楳図的なキャラじゃないのに。さすがだー。
何が怖いってとにかく何が本当なのかわからないのが一番怖いよ。
一番狂ってるのはハセキョだと思うけど、結局板尾とハセキョ、どっちが先に壊れたのかもわからないよ(;´Д`)
 

◆『自分を信じた男』

出演:稲垣吾郎手塚とおる
原作:石川雅之
脚本:ふじきみつ彦 演出:城宝秀則

なんで気が付かれてないのに刑務所に入ってんだよ。勝手に出ろよw
そもそもどうやって生きてきたんだ?
物理的な重さや体積はあるはずなんだけど、このネタはつまりドラえもんの「石ころ帽子」ですね。
でもタイトルはイマイチ意味がわからないよ?

放送90年ドラマ「紅白が生まれた日」

http://www.nhk.or.jp/dsp/kohaku/
脚本:尾崎将也 演出:堀切園健太郎
 

昭和20年の大晦日終戦からわずか4か月後の大みそか
紅白歌合戦」の前身となった番組が放送された。その名は、「紅白音楽試合」。
今や国民的行事となった「紅白歌合戦」だが、その発端は、一人のディレクターのちょっとしたひらめきと情熱だった―――。
GHQの占領下、傷ついた人々に歌声を届けようと、奮闘するスタッフや歌手たちの悲喜こもごもの人間模様を描く物語です。

 
主役は松山ケンイチのはずなのに、なんとなく星野源の通訳さんが全部持っていった感じ(笑)
尺が70分ってこともありひとネタものに近いので、ストーリーどうこうってドラマじゃないのかな。下手に2時間ものだと逆にすぐには見られないのでCM抜きで70分とかのほうがありがたいです。きっとこのドラマを見たいお年寄りたちもそうに違いないよw
とにかく戦後、何がどうして紅白が始まることになったのか、しかも最初はラジオだったーという話。(テレビはまだ無いしな)生放送で生オケスゲエw
まあ脚本が尾崎将也なので、すごくおおっということもなかったけどそこそこちゃんと面白かった。史実通りに進めてるからストーリーが面白かったとか以前にネタ自体が面白いんだから仕方がないよな(^_^;)もう少しポイントを絞ればよかったんだけど割りとプロがざっくりやったお仕事って感じかなあ。でもやっぱり終わってみたら近藤さんより通訳の馬淵さんだったかもw
当時はまだラジオをタイムテーブルにそって放送するという概念すらなく、GHQが無理やり時間厳守でチェック入れてたのは日本国民に速やかに情報を伝達するためだったからだとか。そしてハンドサインもこの時GHQから伝わってきたと。 ( ・∀・)ノシ∩へぇ〜へぇ〜へぇ〜
そんな感じでその当時の様子や知らなかった出来事を知ることが出来たのが面白かったよ。男女に別れるのは今と違って男女平等、民主主義的だったとか目からウロコw
あと朝ドラのマッサンで並木路子の「リンゴの唄」を絡めてたのは、余市のリンゴ繋がりってだけでなくこっちのドラマとの兼ね合いもあったんだなーと。並木路子のmiwaがカワイイかった。
ヒロインは本田翼だったけど、オレ本田翼はまだ判別できないやw 
古川ロッパが六角精児だと何をやっても宴会芸に思えてくるけど、男装の麗人水の江瀧子大空祐飛がやったのはカッコよかった!さすが宝塚。水の江瀧子って名前くらいしか知らなかったけどああいう人だったのね。なんか戦前の昭和華やかりし頃の匂いがしてステキ ( *´∀ `* ) 水の江瀧子のドラマが見たいよ。あと帰りに水の江瀧子並木路子が一緒に帰ろうとしてたのはふたりとも同じ松竹歌劇団だったからか。なるほど、後輩ね。
紅白の状況はこのドラマだとかなりドタバタコメディだけど、wiki見るともっとグダグダだったらしいね(^_^;)まあ大空祐飛はともかく六角さんが歌うくらいなら星野源に歌わせれば…と言うのはお約束的突っ込みかw

そういや清盛以来松ケンってほとんどテレビで見てないなーと思ったんだけど、小雪と結婚して子供が立て続けに生まれたりしたんでそのせいかしら?子育てしてんのかな?(確認したら結婚してそのまま子供生まれてちょうど2歳と3歳の年子だから一番手がほしい時よねえ)
久しぶりに松ケンも堪能したわー ( *´∀ `* )