そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

芦田豊雄さんが… (´Д⊂ヽ

2011年7月25日、夜のことです。

スタジオ・ライブ会長 芦田豊雄は、7月23日に永眠致しました。 故人とご家族の強い意志により葬儀は、ご家族のみの密葬とし、本日執り行われました。ご報告が遅れました事、皆様にお詫び申し上げます。 スタジオ・ライブ代表 神志那弘志
(9:50 PM Jul 25th Twitterより:http://twitter.com/hiroshikoujina/status/95476111814832128

 
なんかもう、まさかまさかの呆然‥‥ ここ数年と言わず今年に入ってからもえーという方々が亡くなってたけど、まさかの芦田さんが‥‥ぼんやり。
まだ67歳ということで、記事には病名等は書かれてないけど、どうやら関係者のツイートなどを拾い読みするに、少し前から病気療養中だったっぽいです。いつの間にかスタジオライブの代表も退いてたみたいだし、仕事関係の人も知ってる人でも知らなかったみたいだから、本当に内輪しか知らされてなかったってことかなあ。
ここ最近はスタッフクレジットに載るような意味で表にはあまり出てなかったみたいだし、上のWEBアニメスタイルの記事にあるように、オレも数年前に「日本アニメーター・演出協会、略称JAnicA(ジャニカ)」を作ったということを知って、ヘーと思ってたくらいで。
今、若いアニオタの人に実感しろというのも難しいかもしれないけど、80年代〜90年代頭くらいまでは、まじめに宮崎監督や富野監督らと同列くらいで語ってもいいようなアニメクリエイターだったんだよね。だよね?
もちろん作品そのものが面白いかどうかとキャラデザインの魅力は同列ではないけど、手がけた作品にオリジナル物が多かったというのもあって、芦田さんのキャラデザインと作品の魅力は切っても切れないものであったのは確かかと。あとあの独特のイラスト手法と絵柄とかね。本当にあの絵、好きだったなあ。
世間的には確実にあの絵の遺伝子を受け継ぐ流れから今の萌え絵に繋がる何かはあったと思うし、いろんな意味でアニメファン系の絵描きとしては影響の大きな、尊敬すべきクリエイターの方でした。

自分的には氏の関わった作品が素晴らしかったという意味でのお世話になったということと、(一度アップしたあとでそこら辺の話を削除しちゃたけど)昔、多少なりとも個人的に知り合う機会があったので、飲み会に呼んでもらったり仕事を紹介してもらったり、いろんな意味でお世話になりましたという意味でもありがとうございましたと言いたいです。最後に会う機会がなかったことが本当に残念でなりません。心からのご冥福をお祈りいたします。

多くのアニメファンへたくさんの素敵な作品(と、くだらないネタの数々をw)ありがとうございました。安らかに眠ってください‥‥ (ノ_-。)

 

Vital signs―芦田豊雄イラスト集

Vital signs―芦田豊雄イラスト集

 
芦田COLLECTION―芦田豊雄イラスト集

芦田COLLECTION―芦田豊雄イラスト集

和田慎二が死んだって…!?

 
夕べからその話が流れてて、もう大ショック!
ハッキリ覚えてないけど「花とゆめ」はたぶん創刊直後くらいからバブル期くらいまで読んでて、中学高校くらいはあの雑誌がオタク女子的には一番面白かったってこともあり、その中でもオレは柴田昌弘和田慎二日渡早紀辺りが好きだったんだけど(作家縛りだと。作品で言えば好きなものいっぱいあった)、和田慎二なんか当然好きだったしコミックスも持ってたしで、まだ61歳ということもあり、そりゃいくらなんでも早過ぎるだろうよと‥‥
といっても、花ゆめ読まなくなったあたりの怪盗アマリリス以降、若手作家とコラボ(というか原作提供みたいな?)ことやり始めた辺りから最近の作品までは読んでないけどね。
自分がメインで読んでたのは「スケバン刑事」とか「超少女明日香」「ピグマリオン」「あさぎ色の伝説」、あと短編の「大逃亡」とか「銀色の髪の亜里沙」とか。読み切りでやってた横溝正史っぽいテイストのものも、あの絵柄だからなんか雰囲気あって良かったんだよな。
本当に、多感な思春期にいろいろと影響受けたよ‥‥ さすがにもう何年も読んでないけど、それでもコマやページはハッキリと思い出せるくらい。というか数年前に実家から引き上げてきたスケバン刑事とかどっかにあるはずだから、この機会に読み返したいなあ。明日香とか短編はどっかいっちゃったんだよなー。 *1
まあだから、作者が亡くなったって聞いても、ショックではあるけど現役読者というわけじゃないからそんなには悲しいっていうんじゃないんだけどね。現役読者の人たちは悲しいだろうなあ。
でもやっぱり面白くて素晴らしい作品は永遠だから、和田慎二先生が亡くなったあとでも、というかこれを機会にスケバン刑事のドラマしか知らない人たちも原作を読んでみればいいと思うよ。
あとぜひ昔、結城信輝氏のキャラデザでアニメ化したスケバン刑事をDVD化して欲しいなあ。あれは絶対残すべきだよな。DVD化されてないよね?そんな記憶はないんだけど‥‥あれはもったいないよ、すごくよく出来た作品なのに。
ということでご冥福をお祈りします。本当に素晴らしい作品をありがとうございました。

スケバン刑事は、本編終わって以降の外伝関係は読んでないんだよな‥‥

スケバン刑事 (1) (MFコミックス)

スケバン刑事 (1) (MFコミックス)

明日香も、フラッパーでやってた新しいシリーズは読んでないんだ‥‥
超少女明日香 (第1巻) (白泉社文庫)

超少女明日香 (第1巻) (白泉社文庫)

これは名作だよなあ‥‥沼さん‥‥ (´Д⊂ヽ
大逃亡 (マーガレットコミックス)

大逃亡 (マーガレットコミックス)

*1:そしてうちの相方は少女漫画読みで白泉系も好きでLaLaとか読んでたくせに、花ゆめ作家はコミックス買いだから和田慎二とか柴田昌弘とか完全スルーなんだよ!スケバン刑事の原作読んだのもオレが引き上げてきたからだし!信じられないよw

児玉清と中村光毅

 
アタック25をお休み中だったらしいけど、胃がんが急変って‥‥ (´Д⊂ヽ
Wikiにはもうちょっと詳しく書いてるけど、肝機能障害で入院してたら胃がんが見つかって、転移して急変‥‥らしいです。
アタックは子供の頃は見てたけど今は日曜に時々チラ見してたくらいだったんですが、最後に見たときは児玉さんだったけどなあ。(それってもうずいぶん前だよな)
だから最近はどちらかというとドラマのほうが印象残ってるかな。「美女か野獣」のアナウンサーの役が結構好きだったんだけど、なんとなくアナウンサーとかキャスターっぽいよねー。最後は龍馬伝のお父さん役か。あれも本当にいい役だったー。お父さんが死んじゃう回は龍馬伝マイベスト3に入るよ。
ともあれ、ご冥福をお祈りします。本当に残念です。

 
それとちょうど同じくらいにTLに流れて来たんだけど、美術監督中村光毅氏もお亡くなりになられたようです。
オレらくらいの年代のアニオタにとっては、80年代のSF系アニメの背景といったらこの人ですよ。何見ても中村さんだった気がするw
なんとなく印象だと割とソリッドというかポスカで描いたってかんじの、いかにも美術背景っぽい背景ってイメージなんだけどな。
ご冥福をお祈りします。

田中実が自殺だと!?

聞いた瞬間 Σ (゚д゚|||)えーっ!と思った。マジでビックリしたよ‥‥なんで自殺って‥‥ショック。
そりゃもうワタクシ的にはサコミズ隊長@ウルトラマンメビウスですが、ドラマでもいい味出してる役者さんだったのに‥‥
そして今、田中実が仮面ライダーアクセルドーパントで出てたって知りました。アクセルスルー気味だったんだけど、田中さんが出てるんなら見なきゃ。
田中さんって同い年のはずだけど、なんかスゲー大人ーって感じなんだよなー。メビウスの時なんかいかにも頼りになる隊長って感じだったし。そんなサコミズ隊長が自殺だなんて信じられないよ。
ああ本当にどうして‥‥ご冥福をお祈りします。
 
追記。
そうだよ思い出したけど、メビウス映画の舞台挨拶(2006/10/7の)でご本人さんは見たんだよな。五十嵐くんと田中さん目当てで舞台挨拶取ったんだけどw
役柄の通りの爽やかでユーモアあってそれでいて優しい雰囲気の感じの方で、まさにサコミズ隊長にはピッタリだと思ったのでした。
というか念のため記事読み返したら、やたら隊長カッコいいを連発してた。サコミズ隊長はよほどカッコよかったらしいw
 

さらに追記。4/27分。

 
遺書なし、昨年移籍したばっかだけど仕事は半年先まで入ってて順調、前日もマネージャーさんと打ち合わせしてる、誰も思い当たることがない‥‥一体どうして自殺なんか‥‥
周囲の人の無念はどんなにか大きいことかと‥‥
あとこれはオフィシャルのブログ。

出崎監督が死去

 
うわー…ショック。
こういう時は三段繰り返しのストップモーションで驚くべきだろうか?(いやスマン)
「宝島」「家なき子」「エースをねらえ」「あしたのジョー」「スペースコブラ」辺りかなあ、すぐ出てくるのは。「ベルばら」はオレちゃんと見てないのと(なぜって、裏の「ザ・ウルトラマン」を見てたからw)「ガンバ」はリアルタイム視聴でなかったはずだから思い入れがあんまないってとこで。
でもたぶん作品的に自分は「おにいさまへ…」あたりでストップしてるんで、やっぱり好きなのは過去作品ですね。だからなんとなく「残念」じゃなくて「ショック」。
あ、劇場版の「ブラックジャック」はちゃんと映画館に観に行ったかな。基本的には杉野昭夫氏とのコンビの作品が好きです。
Wikiとかには監督がやった詳しい演出手法や描写が出てるんでまあそちらを見てその功績を‥‥といっても、たぶん当時からのアニメオタクじゃないとあんまりわかんないよね、きっと(苦笑)
劇画的なアニメ絵はタツノコとかもやってたけどそうじゃないアニメ絵、シャープな方向にリアルでしかもキラキラしてて泥臭くない作画との組み合わせに於いて、アニメっぽくない表現を発見していった‥‥てことでいいのかな。
3回繰り返してストップモーションは有名だけど、あれ、当時自分的にすごいと思ったのは多分「画面を縦に引いた」からだと思うんだよね。漫画でいうと上下ブチヌキの縦のコマ割みたいな効果というか、そういうのが新鮮だったなあ。
あとは光(透過光やハレーション)の効果の使い方とか、音の省略っていうのかな、効果音で登場人物たちの会話が聞こえないとか、斬新だったんだよね。
まあ斬新といえばあしたのジョーで吐瀉物がキラキラだってのは当時も話題でしたがw 汚いものをきれいに表現することで全体的になんか美しく感じられて悲壮感漂うのもアニメならではというか、汚いものを見てそっちに意識が移らないって意味ではそのシーンに心情的に集中できるってことだし、いろいろ映像演出的には偉大でした‥‥。
ご冥福をお祈りしたいと思います。

野沢那智さんまで‥‥!

(´Д⊂ヽ
オレら世代からしたら本当にあんな二枚目セクシー声いないって人だよ‥‥。
やっぱブラックジャックはこの人がだよなあ〜(大塚さんでも全然文句はないけどさ、好きだから)、コブラだよなあ〜(顔とのギャップがイイ)
ラジオは視聴習慣があまりなかったから聴いてないんだけど、声だけってなら「エロイカより愛をこめて」の昔出たイメージアルバムで伯爵をやってたのが良くってすごく記憶に残ってるんだよなあ。 *1
少佐が中田浩二さんで、音楽が大野雄二で歌が水木一郎なの。あれCDで復刻してくれんかとずっと思ってんだけど。(主題歌の「ロマンチック・アゲイン」が好きでねえ、未だに覚えてるよ)
野沢さんの声ってそういう感じのロマンチックなセクシーさだよなあ。
ご冥福をお祈りします‥‥

*1:他所のブログさんですがこれ。http://ameblo.jp/from-eroica-with-love/entry-10351538725.html オレは高1の時かな、先輩が持っててダビングしてもらったテープをグルグル聴いてて、すごく出来良かったの。でもエロイカファンの相方も知らなかった‥‥本当にマジで復刻して欲しい!

首藤剛志さ〜ん!!

いまTwitterのTL見ててビックリ!外だったんだけど思わず「えええっ!」っと声が出てしまいました。ホントにもーマジかよヽ(゚□゚;)ノ
ありえない、あまりにも早過ぎる。記事見るとまだ61歳だったそうですね。やっぱりありえない。
その前に倒れて緊急手術ってニュースもあったんですね。これで助かってれば‥‥

オレの多感な(笑)10代に「ミンキーモモ」と「ゴーショーグン」をやった‥‥ってだけで十分です。ポケモンも首藤&湯川だって知ってた初期はチェックしてたけどな。でもとにかくモモとゴーショーグン。魔法少女ものとかSFロボット物というにはあまりに首藤テイストとしかいいようがない小洒落た大人びた会話とか無国籍風な雰囲気とかキャラの軽妙なやり取りやそれが成立するような世界観とか、とにかく大好きでした。スゲー影響受けたし。
ミンキーモモはなぁ、これ、カテゴリは魔法少女ものだけど、オレの中ではずっとそういうカテゴリの作品じゃなかったというか、もうちょっとメッセージ性の強い、うーん、何つか児童文学的なものだったかなあ。
ゴーショーグンはその後の小説版もずっと追っかけてたけど、こっちもまあロボット物の枠の話じゃないと思うし。あ、これもやっぱり児童文学カテゴリだな、自分的には。子どもがオトナになるための通過儀礼としての自己発見とか、もっと言えば次世代への飛翔的なSFだよね。そういうちょっとだけ子供目線よりなところが好きだったんだよな。
ほんとうに信じられないけど、ご冥福をお祈りします。