そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

おんな城主 直虎#40「天正の草履番」

http://www.nhk.or.jp/naotora/
脚本:森下圭子 演出:渡辺一貴
 
虎松が主人公の完全に違う番組になったwwwもはや女城主でもないし直虎でもない。すでに時代は直政!(今は万千代)
あんな見事な草履芸を見せられたのでは松下の父上も認めざるを得ないではないですか。
というか、状況的に家康がいいと言って、むしろ虎松のことを後世たいした武将になると見込んでる以上、井伊も松下も何か言えるわけがないと思うのだ。いやもちろん最初は卒倒するくらいショックを受けてた松下の父上の懐の広さもだけど。本当に良い人だなあ(>紀行)
まあ結局なんだかんだ虎松の策略勝ちと言うよりは彼のポテンシャルが正しく認識されたがゆえの処遇じゃないかと。
なのでこれでいいのだ。
そしてこれからの爽快な虎松の出世劇のためにこそ今まで30何話分の井伊の小国ゆえの不遇とままならなさがあったわけで、この大出世が華々しいほどカタルシスがある…ってことよねえ。これから井伊は強国の事情に翻弄され抑圧された分を取り返すのか?歴史的な行く末確認というより直虎はじめ井伊の方々の気持ちの問題としてだけど。
それにしても虎松、つまり菅田将暉のドヤ顔力すごい(笑)柳楽のドヤ顔も相当な威力があったけどそういう意味ではドラマの見どころとして正しく引き継がれてるw
あと何気に伊之助の安定感すごいというか、彼なら虎松を押さえられるだろうという謎の安心感すごい(いろんな意味で)
そして来週のサブタイトル笑うwww

おんな城主 直虎#39「虎松の野望」

http://www.nhk.or.jp/naotora/
脚本:森下佳子 演出:渡辺一貴
 
菅田将暉顔芸の極地wwwww
涼やか爽やかな若武者スマイルからの夜叉顔にドラマのバランス大丈夫か?と思ったりw(でもしかし渡辺さんが演出なので信じる)
主役が変わったから全体に雰囲気も変わったけど、BGMがずいぶんゴージャスになった気がする。新録?
先週おとわが龍雲丸と別れてガッカリ残念…と思ってたんだけど、そっからもう6年経ったという事実もちょっと寂しいと思ってたのに、全部虎松が持っていったよ。あんな癇癪持ちの派手なパフォーマーで大丈夫か?(笑)
しかも松下家のはずなのにいきなり裏技使って家名チェンジをしてしまう大胆さ。才走りすぎてどう考えても古舘寛治の松下家では無理。収まらねえと素直に思える上に、自分でまだ15歳の子供を大人が寄ってたかって虐める!!!と暴れるとはwww面白キャラすぎるw
面白いからいいけど全体にちょっとオモシロ寄りになりすぎてるのは気になるトコロ。年配の人たちはどう思ってんだろ。視聴率はそこそこなんだっけ?今wiki確認したら企画意図は「エンターテイメント性の高いゴージャスなドラマ回帰」らしいけど、こういう方向でいいのかな?
オレは当然菅田将暉の虎松改め万千代の野望と動向は気になりすぎるから、これから毎週チェックや!
もちろん細かい所、虎松出仕で着物が必要、井伊で作りましょう、真綿の織物と素晴らしい詩集も売り込みましょうみたいな描写が入ってるのもとても楽しいので戦はなくても楽しめる大我やりきって欲しい。というか最後の締めは大阪冬の陣なのかな?と素で思ってしまったけど主人公は直虎だよなwてことはあと数年?どうまとめるんだろ。
wikiの直政の逸話もけっこう多いので後でじっくり読もう。

おんな城主 直虎#12〜38

http://www.nhk.or.jp/naotora/
脚本:森下佳子 演出:藤並英樹
 
やっと追いついたw
たまたまだけど、ちょうど龍雲丸退場で虎松再登場の入れ替わりデスよ。まさか2クールも溜めてしまうとは。
でもそこで「嫌われ政次の一生」じゃないところがオレっぽい。でも政次の最後は泣けた。(マジ)
龍雲丸は使い勝手の良いオリキャラでだからこそ便利にカッコイイわけだけど、だからこそほぼ創作のこの大河ドラマの中で2クールもヒロインの相手役ポジションにいられたとも言えるのかしら。というかもう出てこないのかなー…そもそも1573年ってことはあと9年くらいで直虎も死んじゃうんだよな(ネタバレ)
ちなみに現時点の真田信繁はまだお子さんてことか。今wiki見て菅田将暉直政よりも堺雅人信繁のほうが年下って知ってちょっとした衝撃を受けてるよw
1クール目はなんだかいろいろ微妙と思ってたけど2クール目からはだんだん面白くなって来て(なのに溜めるし感想も書かないという)と言っても5月くらいの展開か…まあとにかく戦国の大勢の話ほとんど関係ない小国の女領主の話はこれはこれでとても楽しいね。
そんで2クール目に入ってから、サブタイトルが映画や小説のタイトルのもじりだって気がついたんだけど、一番笑ったのは「死の帳面」ですよ。デスノートwww内容も寿桂尼が書いたデスノートの話だったし、あとは「ぬしの名は」かw(しかし天下のNHKがこういうことやっていいのか?w)あーでも3クール目のタイトルはどれもいいね!
ところで井伊家がなくなり農民になった直虎もといおとわさんということで、ラブラブな柴咲コウ柳楽優弥というのも大変に良いものであったけど、前にも言ったかもだけど柴咲コウ柳楽優弥ってガリレオ第3シーズンスピンオフで共演してて(たぶんこれがいろいろあったあとの実質的なドラマ復帰だと思うけど)、それを考えるとなんかとても感慨深いです。(あれの柳楽優弥なんで殆ど話題にならなかったのかなあ?スゲーよかったのに)
とにかく龍雲丸は堺へ行ってしまったよ。来週からマサキッスの虎松が出てきてもそれはそれこれはこれなのでとても寂しいですよ?ああ、女子のドリームを詰め込んだ架空の好男子(つまりオリキャラ)は何処。
あ、まさかの展開、あやめ殿と方久がくっつくとは思わなかったw どう考えても銭の犬関係ないと思うが、あやめ殿の詩集をいくらでどこに売ってるのかはちょっと気になる。
今週からは菅田将暉も出ることだし、あと1クールなのでなるべく溜めないようにしたい。

おんな城主 直虎〜#11

http://www.nhk.or.jp/naotora/
脚本:森下佳子 演出:渡辺一貴
 
ああ〜 春馬が〜 (´Д⊂ヽ
ちょっと溜め込んでたのをまとめ見したけど、TLがなんだか不穏な流れだなあと思ってたらここで直親退場かよー。
しかし話はつまらなくはないんだけど、今この流れがどうなってるのかという理解は7割程度です。
直親が今川の策略に嵌められたのはわかるし政次が止められなかったのもわかるけど、それが話のどこにどうつながってるのかいまいちよくわからん。
加えてどうしてもやっぱり次郎法師のおとわがうぜえ。なんだろう、柴咲コウだからうざいのか、柴咲コウだからこそな納得できてるのか、どっちにしてもあのキャラだから成り立ってるってのはわかるんだけど、全然共感できないよ。おかしいなあ、井戸での別れとかとても儚く悲しいシーンのはずなのに全然トキメかねえ。春馬にはぐっときたけど。
そもそも井伊直虎の話に興味があるかといいえばそんなでもないし…といったら終わってしまうんだけどさ。
一応戦国ものだからってのはあるけど、家康はともかく同時に展開されてるはずの織田信長や秀吉の動向があんまり良くわからないから今この現状が頭に入らないってのもあるかもしれない。オレが歴史音痴なのはともかくとして。えーと、まだ武田のお館様が頑張ってる頃だよね?真田は昌幸の父上が頑張ってる頃だよね。
それはともかくとして、まあ罠だとは思ったけどうっかりそれに乗ってしまった直親の迂闊さを責めるわけにもいかないし(一瞬ほっしゃんは今川の罠なのか、ホントの家康の影武者なのかって思っちゃったのもあるんだけど)、政次がそれをして直親を裏切る判断をしたのも、なんでそこで逆に今川を裏切るために上手くやれなかったのか…と思ってしまうのだが。井伊谷には頭使える人が政次以外にいないのか。(なんかそれっぽいけど)
しかし次郎が「自分が男だったら」というのに、「もしおとわがおなごでなかったら、俺のたった一つの美しい思い出もなくなってしまう」という直親が気の毒すぎて… いや男であってもいい思い出ができるだろうよとはとても突っ込めねえ。というか、結局直親っておとわと一緒になりたかったんだなあ。絶対井伊谷に戻れないとわかってて、戻ったら一緒になってくれというのはもう儚い夢過ぎてとても咎められねえ。(オレどちらかと言うとおしの好きじゃないし)
しかしこれ、時間的なことも言ってるのかなあ。子供の頃に戻れるならおとわと一緒になりたかったってことだと受け取りました。ああ…
でもどちらかというと泣けたのは直親と忍野と虎松の別れよ。 (´Д⊂ヽ
そしてこれでやっと井伊直虎、おんな城主直虎爆誕ってことか。

おんな城主 直虎#4~7

http://www.nhk.or.jp/naotora/
脚本:森下佳子
 
このドラマ、テーマ曲がやたら壮大すぎて毎回イデオン発動編観てる気になるよ? (苦笑)
ここ数回、なんとなく見る気がしなくて溜め込んでたけどいろいろ微妙かなあ。
大人キャストになってもイマイチ視聴モチが上がらん。
子役のおとわの子は可愛いいんだけど、あの演技自体はイラッとすんだよな。傍若無人な感じが。いやそういうキャラなんだろうけど。
あとなんかね、このドラマは大河ドラマで、コメディでもないのにコメディっぽい見せ方が多くてすごい違和感なんだよね。
特におとわの次郎法師、オレが柴咲コウの何がダメかってやっと気がついたけど、コメディやってるわけでもないしコメディエンヌでもないのに演技が全部コメディ演技なんだよね。だっておとわのやってることって全然笑えないじゃん。だからなんか空回り感激しいよ。
そのわりにドラマとしては瀬名様の手紙の演出とか完全にコメディで、しかもやってるのがコメディエンヌができる菜々緒だし、しかも阿部サダヲ徳川家康正室になるとかおいしすぎるし面白すぎるからバランスが。杉本哲太とかも大仰でコメディっぽい演技でやってるから、どのへんにリアリティレベルを持って見ればいいのかさっぱりわからん。
まあそこでやっと戻ってきた亀改め井伊直親が春馬で、屈託ない爽やかイケメンなんだけど屈託なさすぎて胡散臭い(やってることはとても計算高いから)っていうギャップもなあ。
この話はどこに持っていきたいの?鶴こと政次の高橋一生だけがなんかドラマの身の丈にあったリアリティというかw
そういや大人キャスト編を見る前に直親が爽やかイケメンサイコパスってのちらほら見かけたから、どんなサイコパスかと思ってたら普通に機知に富んだ計算高いできる跡継ぎにしか見えなかったけど、ほんとどの辺がサイコパスだったんだ?あの時代であの年ならそれくらい色々腹芸しても普通じゃないの?うっかり思い込み激しいネットの書き込みとか見ないほうがいいんだろか。
んで一応大人キャストも出てきたのでwikiサーフィンして歴史的事実を押さえてみたけど、なんかもう色々打ちのめされたw しばらくしたらイケメンみんないなくなるじゃんよ!もうすぐ関が原だよ!
でも直政@菅田将暉が出てくるまで頑張る。あと柳楽くんも出てくるしなあ。あ、ムロツヨシもw
そういや誰も言ってないみたいだから言うけど柴咲コウ柳楽優弥だと「ガリレオ」番外編、内海薫最後の事件コンビだよ!確か結婚後しばらく見かけなかった柳楽くんの復帰ドラマだよ。
とにかくなんかチグハグ感があるんだけど、誰が悪いんだろ。脚本のせいだけでもないと思うけどハンドリングの問題?

おんな城主 直虎#3

http://www.nhk.or.jp/naotora/
脚本:森下佳子 演出:渡辺一貴
 
おとわ視点でのストーリー展開だからかもしれないけど、2話3話と実は今ひとつ話の背景がよく分かってないんだ。(感想はたまにしか書かないと思うけど)
井伊家の婿第一候補が謀反の疑いで追われ、今川と親しい和泉守が嫡男の鶴丸をおとわとくっつけようとする陰謀を井伊家およびおとわが嫌がって、人質にされそうだったところを無茶言った挙句出家成功って話だよね。いやそれ、戦国の世にそれが通るんかいっていう。
しかも今回今川家で龍王丸と蹴鞠リフティング勝負をやって、勝てば褒美で願いが叶えられるっていわれた、だからおとわは龍王丸に勝つまで勝負を挑み、勝った途端に褒美褒美って浮かれるのはさすがに誰か止めろよと。子供の遊びにしてもあまりにおとわのやってることは理不尽だよ。龍王丸が気の毒。(あとあそこのシーン、おとわしか映してなかったから龍王丸が無茶に付き合わされてる感が見えなかったのもちょっとなあ)
しかもそのおとわの出家を許したのって、今川の人質に取られ慰みものにされて捨てられた佐名殿の尽力だよね。そりゃ佐名さんからしたら自分は人質として差し出されたのにその人質を逃れる手伝いって、納得いかないよなあ。そりゃ怒るよ。
まあでもおとわが破天荒すぎて、いいなづけや人質を良しとしなかったからってのもわからんでもないけどさあ。
ただドラマ的にはそれが通ってしまったということよりも、その相手の迷惑考えず勝つまでやる、糧がこっちのものというおとわの負けず嫌いというかその猪突猛進な考え方が嫌なんだよね。なんでそこで無茶でもなんでも抗弁すれば通るっていう成功体験与えちゃうのか。
もともと史実に乏しい主人公だからか、創作とはいえ不公正な感じなのはどうかと思うなあ。

おんな城主 直虎#1

http://www.nhk.or.jp/naotora/
脚本:森下佳子 演出:渡辺一貴
 
よく考えたら「おんな城主 直虎」っていうタイトルダサくね?なんで「おんな」をひらがなに開いちゃうんだろ。
でもドラマはなんとなく面白そうな感じで良かった。1話めの演出がオレの好きな渡辺さんだったんで、あ、これは大丈夫かなとは思ったけど。渡辺さんがメインなのかなあ、だったらいいなあ。
あとはとにかくおとわの子役ちゃんが一生懸命演技なのがなんとなく微笑ましかったし、カワイかった。
許嫁の方の亀之丞は子役なのにイケメンでカッコイイし可愛いし、鶴丸の方も賢そうで可愛かった。大人になったら三浦春馬高橋一生になりそうな感じw
特に鶴丸の子がすごく高橋一生になりそうな顔で、よくこんな似た子見つけてきたなあと思ったよw 日本のドラマって洋ドラと違って子役と大人俳優が似てるかどうかって気にしないキャスティングが多いけど、これは似てるw
てことで子役の子3人ともカワイかった。相関図見ると子役時代は4話目まで?っぽいから楽しみ。最近の大河ドラマって早く大人キャスト出したいんだろうけど、子役時代短めが多くて描写不足なことが多かったけどやっぱりこれくらいあったほうがいいよね。
話の方は、前情報そんなに入れてなかったせいもあるけど実はちょっとメインの3人の関係がわかりにくくて。(オレがちゃんと見てなかったのかもしれんが>前半はご飯食べてたから)えーと哲太が殿だから娘のおとわが姫だけど、宇梶さんは叔父さんってことになるのかな?亀之丞はいとこってこと?(よくわかってない)
あとひこにゃん彦根城ゆかりだってことすら気に留めてなかったから、最後でああそうかって思ったw まさか小林薫の坊さんが抱いてた猫がひこにゃんに…?(そんなわけはねえ)
おとわが姫様のわりにずいぶんお転婆なのでほんわかした雰囲気に見せつつ、実際のストーリー展開は結構物騒だよな。
おとわたちが極楽小僧を捜しにいったら山伏の死体を見つけてしまったり。そこから密告だの謀反の疑いだの(しかも鶴丸のお父さんが?だの)、そこがあの3人の子供時代の終わりって感じでまさにスタンド・バイ・ミー
しかも亀之丞の父上は今川に首刎ねられるし。(まああえて首を送り返してくるなんて優しいなあと思ってたら、普通はさらし首とか領地取り上げだのらしいからやっぱり異例の優しさだと知って戦国恐ろしいとしかw)
まあ殺伐とした1話の展開のわりに今のところドラマ自体はおとわメインで明るい感じで描いてるから暗くなくていいかも。やたら重厚でも見るのしんどいしな。
あとなんとなく井伊直虎の子孫があの井伊直弼だって紀行でいってたことで、井伊直弼といえば桜田門外の変で暗殺された政治家という(昔は悪いといわれてた)イメージを払拭しようとしてるのかなあと思ったり。(そもそも攘夷派の水戸藩士が刺客なら日本国としてはたぶん良い政治家なんだよなw)
感想は書くかどうかわからないけど(真田丸ですら書いてないのに)今年も視聴は継続できそう。