そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

宇宙戦隊キュウレンジャー#36「ラッキーの故郷に眠る伝説」

テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/kyuranger/ 東映http://www.toei.co.jp/tv/kyuranger/index.html
脚本:毛利亘宏 監督:柴崎貴行
『王子〜!?』
 
ついうっかりで週回遅れになりそう…と思ったけどそういや今週はお休みだよ。ふぃ〜
いやラッキーが王子って、たぶん知ってた。どう見たって回想シーンのラッキーは王子だよ。そしてラッキーが王子ならラッキーのお父さんは王様だよね、そりゃそうだよねw
というかそれ以上にこのストーリー展開の設定というか心づもりがまったくわからない。理解できないって方のわからない。なんでこんな話になってんだ?なんかプロットではちゃんと色々想定してたんだろうけど、脚本撮影の間に何もかもすっ飛ばして出来上がったらよくわからないものになってたみたいな?釣った魚を料理にしたらいつの間にかかまぼこになってたよ!みたいなウヤムヤ感と雑さ。(かまぼこは雑な料理じゃないけど)
「よっしゃラッキー!で爺やにわかられてしまうラッキー…どう考えてもバレないわけないし、家出だし、父親捜しだし。爺やもラッキーが王子ってことはよくありがちに20歳になったら素性を明かすとかしとけばよかったのに。あまりにもそこにあったはずのドラマを想定すると何もかにもに突っ込めねえ。オレたちの見たかったものを返せ。
それよりも爺や、そこで言うか〜?えー?なぜわざわざ戦闘中のそこで言う。敵だって聞いてるだろよ。
そしてラッキーの〈唯一の友達〉シーザーにやたら反応するガル。友達でも仲間でもいいけど、そこで聞くか?つかお前ラッキーの自称・彼女かよウゼエエエwww というか〈友達〉じゃなく〈仲間〉でいいのかガル子ちゃんww
それよりもあのこぐま座系ルースって星、ラッキーが十数年暮らしてて一度もジャークマターのこと知らずに済むくらいに辺境だったの?つかテレビとかラジオとかないわけ?住民はみんな宇宙のアイドルホシ★ミナトのことも知らないわけ?そんなことあり得るのかよ。それとも爺やとラッキーの暮らしてる村がよほど辺鄙なのかなぁ、いやでもラッキーはあんな宇宙バイクに乗ってるわけだし、村から出ないってこともないよなあ?ルーク・スカイウォーカーかよ。
この際ラッキーの運の強さはそれはそれで。当たらないって信じてるから当たらないって、いやそんなよっしゃラッキーな男ならせっかく守役の爺やが出てきたんだし、子供時代から今に至るラッキーのラッキーさを語って欲しかったぜ。そもそもラッキー一度自分の運命をアンラッキーだって落ち込んでたじゃん?確か星が滅んで生き残ったのはアンラッキーだとか言ってなかったっけ(どうだったっけ)
だったら生まれてこの方ずっとラッキーだったし自分を信じてるかrあラッキーだというエピソードを爺やが語ってくれれば信用できるし説得力も違うんだけどなあ。
まあどちらにしてもそんな辺鄙な星にも伝説のマシンを探してカローはやってくるわけだし、というかサブタイの伝説って何だったの結局。マシンが伝説なの?その伝説のマシンの子供があのシーザーって、いやそいつマシンなのか友達(ペット)なのかはっきりして。もしかしてAIBO的な何か?いやだから〈マシン〉の〈子供〉って?(混乱)
どうでもいいけどカローのウンジェットのデザインは最高だなwどこのクロダコブラザーズだよwww(古っ)
しかも戦闘機乗りなのかサカナくんなのか幽霊船のタコ船長なのかはっきりして欲しい。なんという中途半端さ&見た目の中佐感にミスマッチなあの喋り。何もかもがオレの心を捉えて離さないよ。でも倒されちゃって残念!
どうでもいいけどしし座星系惑星カイエンとこぐま座のルース、カイエンとルースって、えーと、ファイブスター物語
一応アスランといえばナルニア国物語のすべてを収めるライオンの王だけど。
 
予告。
何だよラッキーのお父さんは来週かよ。ラッキーの王様のお父さんは山崎銀之丞だけど、王様かと言われると微妙?(いやイメージ的に)

宇宙戦隊キュウレンジャー#35「宇宙No.1アイドルの秘密」

テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/kyuranger/ 東映http://www.toei.co.jp/tv/kyuranger/index.html
脚本:下山健人 監督:竹本昇
『いやこれは、悲しいという感情だと思う』
 
アイドルに変装は可愛かったけど、ラッキーってやっぱりキャラ変わってない?誰だかわからなかったよ。
そしてハミィがホシ★ミナトのファンだって言うなら最初からそう仕込んどいてください。それでなくても日常感少ないのに。
しかもそのホシ★ミナトが実はドン・アルマゲに操られてましたーって、いつから?い つ か ら ?
もしかして最初からドン・アルマゲが操ってたの?エンタメ芸能業界もジャークマターが仕切ってたんだ?そりゃないぜベイビー、実力で宇宙一のアイドルだって信じてたオレたちの気持ちはどうなるんだよ。こんなジャークマターに支配された宇宙でもアイドル業界は別モノだって信じてたのに、結局ジャークマターのお抱えアイドルかよ。というか世界観的な大問題として、もしかしてみんなそれ知らなかったのー!?そんなアホな!
それだけならいざしらず、昔の記憶もなくしててアイドル自体が作られた立場だったとかどういうこった。そもそもあの街角の弾き語りを見るに彼が目指してたのはあんな宇宙のアイドルアーティストとかじゃなく、普通にシンガーソングライターだったんじゃないの?なんでジャークマターがそんな彼に目をつけたのかは知らないけど。いやそれならそれで、もう何百年もアイドルやってる謎の存在とかのほうが良かったよ。ホシ★ミナトの素性を探ると消される的な。
ハミィの言うとおりなら数年前は無名だったわけで、そこで語られるべき物語が抜け落ちてるとおもうのよ。ホシ★ミナトの扱いそれでいいんだ?よかないだろよ。納得いかねー。つか彼はこれからどうなるの?
今回脚本が下山さんだからってことじゃなくキュウレンは時々こいう納得いかないキャラあしらいがあるよなあ。もうちょっとキャラ大事にしてくれよ。
そしてハミィの話かと思いきや、思わぬところでアキャンバーが絡んでたせいかナーガの話もちらっとな。つかあの新人アイドルトリオにナーガが入ってるのがそもそもなぜだって話だろ。まあスパーダはどう見てもマネージャーにしか見えないし、ツルギは怪しげな事務所社長にしかならないけどさ。(なんだかんだ人間体の頭数は限られてるw)
そしてドン・アルマゲは実体なのかというと実体だけど何体居るかわからないってどういうこった。何が正体なんだ?群生体でもなさそうだけど、すごく軽々しいよな。本体はどんな状態なのか、よくわからないよ。あとであっと言わせてくれるのかい?
結局今回の話って、ハミィの思い出とホシ★ミナトのいい話だと思ってたのに、アキャンバーがここで倒されちゃったってことでなんでか最後はナーガが持っていったような気がする。もちろんナーガ暴走の話にはハミィも絡んでたけど、なんかすっきりしないなあ。
とりあえずナーガが怒るべきところで怒って、あの状況で悲しみを感じてたってことはだいぶ感情の感じ方がわかってきたのかな。というか、アキャンバーが倒されて笑えるって話ならそれはそれでと思うんだけど(それもいいんじゃね?)少なくともオレはアキャンバーがやられても悲しくはないんだが、ナーガは何が悲しかったんだい?
 
予告。
やっとラッキーの話になるのか。
というか東映Twitterでラッキーの父親役に山崎銀之丞さんが来るって知ったよ!スゲーな、今年は戦隊もライダーもゲストおごってるなあー。

宇宙戦隊キュウレンジャー#34「謎の覆面戦士、現る」

テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/kyuranger/ 東映http://www.toei.co.jp/tv/kyuranger/index.html
脚本:毛利亘宏 監督:竹本昇
『俺、いや吾輩の正体は…チャンプだ!』
 
スティンガーが「暴走したら俺が命をかけて止めてやる!だから俺を信じろ、相棒…」と感動的かつカッコイイこと言ってるところに「…とチャンプに伝えといてくれ」と割って入れるガルの空気読まなさ(視聴者目線)といったら…!天然ボケ極まれりw
そんなガル以外は「みんな知ってた」状態で正体を明かして俺だけが知らなかったーならまだしも、スティンガーまで巻き込もうとするガルの天然さよw
チャンプが姿を隠してる理由も戻ってきた理由もよくわからないけど、こんな時こそラッキーの「なんかよくわかんないけどよっしゃラッキー!」はまさに正しい使い方。オレでもそう言うw
それはともかく、チャンプが過去に戻ってアントン博士に会いに行った…ってサラッと言うけど、300年前にはアントン博士がいたってどういうことって思ってたらまさかのサイボーグ手術って!それでも人間の脳は300年も保たないよ?
しかもチャンプの正式名称が「牛型汎用破壊兵器」って…なぜ牛型にした?牡牛座星系には牛型星人がいるのか?それともアントン博士が牛LOVEなの?
でもってチャンプにそっくりな覆面戦士、ヤギュウジュウベエ現るけどどう見てもチャンプだろ!チャンプっつーかオウシブラックだよね?メカデザイン認識力の弱いオレのために小太郎には出来ればそうツッコんで欲しかったよ。(よく考えたらチャンプが変身したあとのあの頭部ってどこに入ってるんだ?)

しかしくだらないと思いつつガルの天然すぎるボケの畳み掛けとか好きなテイストすぎるんで全部許す。あくまでも最後までやりきってるからだけど!w
牛型汎用破壊兵器ゼロ号はチャンプじゃないけどヤギュウジュウベエもチャンプじゃない、イヤイヤないないって普通そう思うよな。チャンプだよねえ、チャンプですねって普通そうだよ。そこで信じるガルがヤバイよwww
しかもチャンプの気持ちを考えて「別人だ」と言ってるスティンガーの言うことまで真に受けるとは…ガル、可哀想な子www
ただアントン博士が元ジャークマターの科学者だったとか言われても、その話をちゃんとやってくれないからチャンプが自分はジャークマターのロボットで悪の存在だ、だから正義であるキュウレンジャーにはふさわしくないというその言い分になんの説得力もないんですけどね。なぜそう思った?そもそもチャンプどうこういう以前に300年以上生きてるアントン博士がどこに所属してたのか、スティンガーやショウ司令すら知らないってどういうことよ。300年生きてる天才科学者なら伝説の天才科学者にならんか?というかそれってつまりよく考えなくてもツルギと同時代の人間ってことじゃね?ツルギこそ知ってろよ。ボケ老人なのか?
まあ過去でそういう事実を知ってしまったことで自分のアイデンティティが揺らぐというチャンプの気持ちはわかったけどさ。それで変装って、それもガルと同じくらい素直すぎるな、気が付かれないわけないだろよ。
自分はジャークマター製のロボットで、しかも暴走するってわかったからチームに戻れないと思うのはともかく、その上でチャンプが暴走することをスティンガーとガルだけで秘密にしてしまってみんなに言わないのもちょっと違和感。暴走とあの時の攻撃と記憶回路の破壊がどう繋がるのかもよくわからないけど、それはあくまでスティンガーの見解だよね。だったらもう一回ちゃんと本部で見てもらおうぜ?まあそこはきっとのちのちの伏線なんだろうけど、そこでみんなに隠してしまうのはすっきりしないなあ。
なんとなくで見てたら流れ自体はおかしくもないんだけど、全体に急ぎ過ぎてちょっと雑い気がしなくもないよ。キャラが多いにしてももうすこし丁寧に、それぞれのキャラを見せてほしいかなあ。
まあそれはともかくとしても、なんかいろいろガルの天然ボケっぷりに救われた気はする(笑)やっぱりチームのマスコットだろあいつw
ところでナーガの頭のなかに入ったバランスを待つ間を、「飯でも食おうぜ」って言ってたツルギと「さっき食べたでしょ」って言うスパーダって何だったの?伏線ってわけじゃないよね、もしかしておじいちゃんご飯はさっき食べたでしょなボケ老人ギャグ?謎すぎるぞw
 
予告。
ヘンテコ変装回…!

宇宙戦隊キュウレンジャー#33「発進!バトルオリオンシップ!」

テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/kyuranger/ 東映http://www.toei.co.jp/tv/kyuranger/index.html
脚本:毛利亘宏 監督:竹本昇
『みんないい感じに曲がってる』
 
ここ数週間シリアスぶってたキュウレンジャーのノリが急に元に戻ったけど、それ以上に300年経ってもショウ指令の適当っぷりがすごいな!(寝てたんだろうけど)
ショウ司令の帰還とかエリスの万能キャラっぷりとか、基本「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」みたいなものだと思えばこそ、今回のこの展開のこの話運びとノリがキュウレンジャーとしてまったく正しくてあるべき姿だと思う。いろいろと。
こないだまでの中途半端なシリアスモードは何だったんだ?あと強引な話展開とか。(特にラッキー)
あえて念押しで言うけど、ラッキーのこないだまでのキャラっておかしいし、もしここでラッキーこういうキャラになるならこれまでの展開でもっと頼れる感を出して欲しかったんだよね。
スティンガーとスコルピオ兄貴の顛末とか鳳ツルギの登場とかヘビツカイメタルとか(コグマとかチャンプとか…おっと予想以上に盛りだくさん)忙しかったとは思うけど、それでももう少しストーリーに積極的に絡ませてラッキーの比重を大きくしてキャラを育てるってことは出来たと思うの。だってこの数ヶ月すごく存在感薄かったし。
その上で過去時制でのオライオンとの繋がりを見せることで、主人公補正でない(そもそも貴種流離譚っぽいし)さらなるスペシャル感(伝説の救世主感)がほしかったなあーおしかったなーってとこなのよねー。
でも今週は急に今までのラッキーに戻っちゃってよっしゃラッキー!の声も妙に明るいし、まあこれのノリでまったく文句はないのでこれでいいです。
ショウ指令のめくるめく冒険譚はステキだし(本当に救世主伝説は残せたのか?)ラプターの「司令が残念なままで〜…安心な様な気もしますが」というひと言はとても良い。ショウ司令がいつまでも適当で良かったw

ということで新たなるジャークマターのダイカーンはなんでも曲げるミスターマゲラー…って、この前のミクロの決死圏ネタといい今回の超能力→曲げる→スプーンという発想といい、この番組は昭和かよ!?昭和臭プンプンだぜ!(ホメてる)超能力キテますじゃねーし!なんかノリが元に戻ったせいでこのくだらねーネタすら笑える。
というか性格がネジ曲がったスパーダとハミィとバランスのキャラの中途半端さ(笑)ダイカーンの能力が中途半端なのか?バランスはマジメ口調面白いからそのままで良いんだけど最後までハミィのキャラがよくわかんなかったぞ。スパーダはイタリア人ノリが江戸っ子べらんめえになっただけじゃんよ。
しかし聞いたことに素直に答えるという昭和のアニメ・特撮番組における敵怪人の伝統を踏まえた上で、聞かれても教えないツルギがアホに見えるほど聞かれたことにお約束的に答えてしまうネジ曲がった3人の見事な伝説に残るバカっぷりだったw
いいけどあの足手まといな3人を眠らせた時のラッキーが物凄いしょぼい顔してんだけどwww(このちょい前のラッキーのリアクションも良かったw)
あっという間に見つかった新オリオン号の中には当然ショウ司令。そりゃそうだよねー(笑)え、てかじゃあツルギをコールドスリープさせたのもショウ司令?その後リュウコツキュータマをエリスに託したんだよね?あれ、じゃあアルゴ船は?つかエリスの記憶は…と思ったけどそもそもショウ司令に現代では会ってないのか。ややこしいw
そのオライオンが残してたという対ジャークマター用決戦兵器として作った伝説の宇宙戦艦がバトルオリオン号って、じゃあやっぱりオリオン号のおじさまってオライオンでいいんじゃね?元のオリオン号って誰が作ったんだっけ?
でもオリオンキュータマはどこに…ってオリオン号にはなかったのって思ったんだけど違うの?
バトルオリオンシップがチキュウのオライオンの墓に隠されてるっても、まさか300年経っても残ってるとは思わなかったぞ。あのお墓って木だよね?いいけどオリオン座星系の人なのに地球で眠っているのも気の毒。ってかショウ司令が残ったんならせめて何かしらの痕跡を奥さんと子供のいるしし座に連れ帰ってあげてほしいような気も。(よく考えたら知らないのか)ああ気の毒。
でもそのオライオンの武器が300年底にずっとあったことがまあGotGノリなら問題なしw
ってことでラッキーにオライオンの意志が受け継がれ…って、これでシシレッドオリオンになるとかなら納得したのになあ。これはこれで良いんだけど。
そのバトルオリオンって、まさかのロボ変形!だから先週から竹本監督だったのかーwやっと謎が解けたw
にしてもなんで宇宙船が変形して戦うのか。マクロスかよ!w
しかも巨大化ダイカーンとサイズ感違いすぎるし、ぱっと見大人と子供というかそうとう酷いレベル。ダイカーンってあれ以上大きくなれないの?これからだってとても勝てるとは思えない!
まあ今回良かったのはちゃんと最後までブレなく性格がネジ曲がったネタを使い切ったってことですね。ナーガの3人の操りっプリもさすがへびつかい座だし、そういうとこ何気に拾ってくるのも良いです。ラッキーも楽しそう…よかった…
あとどう見てもバトルオリオンシップの艦橋が前と同じセット…おっと馴染みがあるからそのままにというショウ司令の気の利かせ方がとても大人の事情です(苦笑)逆に見えないキッチンが超豪華になったってww良かったねスパーダw
あの最後のナーガとスパーダっつーか榊原くんの細かい演技の自然さタマラン。どうしても目がいってしまうよ。彼は割りと常に画面の後ろの方でもなんかしてるよなあ。あと今回岐洲くんよかった。最後の手すりに飛び乗るとかどういう運動神経してんだ?
まあとにかく宇宙の平和は守られたってことか。
と思ってたのにチャンプは…!
 
予告
え、チャンプはアントン博士のもとに向かった…って、別れたのは300年前だよね?むしろ現在までの二百数十年間のチャンプのほうが地の果てまでの冒険譚してそうだよ?

宇宙戦隊キュウレンジャー#32「オリオン号よ、永遠に!」

テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/kyuranger/ 東映http://www.toei.co.jp/tv/kyuranger/index.html
脚本:毛利亘宏 監督:竹本昇
『今回はこの5人だ。さあ、俺様に続け!』
 
ちゃっかり司令の椅子に座ってるツルギとかバランスの「ナイスボケでーす」とかキューレットを回すにはコスプレをしないといけないのかなどなど(ツルギはともかくスティンガーまで…お前そういうやつだったのか?)
時間帯が変わったってことで軽くジャブ的にキャラ紹介。いやお前らそんなキャラじゃなかったろw
前回に続いて壊れた電化製品を蘇らせて操るという理屈がちゃんとしててすげえ。(というかあいつら操る系ばっかしかよ)
ただ天才科学者ドーギュンは工学系の天才じゃなく生物学系の天才だったのだー、なーるほど…って、それありかよ。だったら名乗りでちゃんと「宇宙一の天才科学者(生物学系の)〜」って言って欲しいところ。どうでもいいけど炊飯器に襲われてるツルギがなんかアタック・ザ・キラートマト風味で微笑ましい。アタック・ザ・キラー炊飯器!
でもってオリオン号が修理不能ってことでテンパるラプター、みんなの邪魔してどうするってか、そのドーギュンに頼むのはありえねえし生物系科学者に宇宙船が直せないのはともかくとして、だったらツルギが直せばいいんでは…?ダメなのか?むしろツルギが新しい宇宙船作れよ、天才だろ?と思わんでもない。
でもそれ以前にだね、ラプターがオリオン号に対しておじさまと呼んで懐いてるのは、オレはてっきり同じAIメカ系の連帯感だと思ってたんだけどみんな本気で仲間だと思ってたの?船は船として愛着があるならわかるんだけど。
てかそれってワンピースにおけるゴーイングメリー号じゃんよ。じゃあサウザンドサニー的な船が来るってことですね…ってのはだから別にいいんだけど、オレにはオリオン号に対してメリー号みたいに愛着ないんだけどなあ。ツルギと同じくらい悲しいと思えない。だって船は船だろ?ゴーカイガレオンくらいにも愛着ないしホワイトベースみたいに沈む時に泣いたりもしねーぜ?なんでこんな話になってる?
ラプターが妄想がすぎるどころかその妄想に今までも誰もツッコミしてなかったよね?せめてラプターがオリオン号を擬人化して慕ってることに対して、他のメンバーがどう思ってるのかは常日頃から入れといてほしかったんだけど、生活拠点の船としてという程度もオリオン号のことは考えてなかった気がするし、そういう日常描写もなかったし、特にオリオン号をいたわるような描写もなかった気がするけど…(オレが忘れてるだけならスマン)
そしてオリオン号は勝手に居残りメンバーを転送して自滅…いやだから、ゴーイングメリー号はただの海賊船が奇跡を起こしたから感動するんであって、オリオン号はそもそもAIがあるってことは意思もあるんだよね?だいたいなんで非武装艦なんだよ。
そもそもオリオン号が壊れてるのは過去に行ったから…でいいんだよね。なんでラプター以外はそのことにあまりにも無頓着なんだ?
なんかここんとこの展開はそれでなくてもキャラの扱いいろいろその他、雑になってきてる気がするので、毛利さんには踏ん張って欲しいところです。マジで。
 
予告
「バトルオリオンシップ」って名前、なんかカッコ悪くね?むしろシップ(貼る方の)っぽい。
どうでもいいけど間CMのフルタマンの破壊力スゴい。突っ込むどころかメチャぼんやりしちゃった…

宇宙戦隊キュウレンジャー#31「ナーガ奪還大作戦!」

テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/kyuranger/ 東映http://www.toei.co.jp/tv/kyuranger/index.html
脚本:毛利亘宏 監督:加藤弘之
『僕は300年生きて初めて見つけたんだ…自分のすべてを預けられるパートナーを。ナーガがいない宇宙なんて考えらんない』
 
現在でドン・アルマゲを倒しに行く前にナーガを取り戻すというのはわからんでもない。ナーガが敵のまま後半戦を迎えたくないし(それじゃ単にスコルピオのポジションにナーガがきただけだし)、ヘコんだバランスをずっと見てるのはツラいよ!(笑)
つーかバランスナーガのこと好きすぎるどころか愛しすぎてるだろ。魂の片割れレベル。二人は一心同体じゃね?いいのこれ、子供番組なのにいいのこれ?w
そもそも先週に引き続き全く変わってない現在だけど、先週に続いてもう一回言うけど、過去でドン・アルマゲを倒してはいけない、何があったのかを確認するだけだ…と言いながらもドン・アルマゲを倒し歴史を変えたわけで、なのに現在に戻ってきたら状況が全く変わってないって言うのもおかしいと思うんだ。
ドン・アルマゲを倒したから未来は変わるだろう(歴史変えた)→変わってない…ってだから変わってないのがオカシイんだって。過去に行ったのが無駄だったのかどうかということよりも、オライオンが死んだ今、本の歴史はどこ行った?伝説を語り継がないとキュウレンジャーはいなくなるって、そもそもだからその歴史は伝わってなかったよね?誰もツルギのこと知らなかったじゃん?どんな歴史の修正力が働いたんだ?歴史改変ビームはどういうお仕事したの?
本当に何が起こってるのかどうかわからないんだけど、せめて最低限SF的にやるならちゃんとやって欲しい。
その一方アキャンバーの感情コントロールの秘密がまさかのミクロの決死圏というか脳内ポイズンベリー状態って!想像の斜め上だった!(笑)
でもイマドキのお子さんどころか2,30代だってミクロの決死圏わかんないと思うんだけど。(一応基本の古典です)
ミクロの決死圏なら当然最後は涙とともに出てくるよね!(笑)
ただまーそのトンデモSFはともかくとして、脳内に物理的に感情を操作するインダベーがいるからみんなが感情をコントロールされていた…という理屈は素晴らしく論理的で良い。謎の力で操ってるとか集団催眠でなくて良いw
そしてなぜか脳内にいる良いナーガと悪いナーガに対して物理で対面するバランスとラッキー…(笑)やっぱり脳内ポイズンベリーか?
でもまあナーガを正気に戻したのもバランスの必死の説得だったし、ナーガは怒りをコントロールできる様になったしでよかったよかった。
パワーアップは感情を手に入れるとできるようになるのかなあ。正義のヘビツカイメタルは紫マフラーに紫の腰みので、まあそれはそれでいいや。
それよりもパワーアップといえばラッキーのシシレッドオリオンなんだけど、見た目云々とかじゃなくラッキーってこんな人だったっけー?いつのまにこんな上からの威厳のある人になってたの?おかしくね?オレ何話かすっ飛ばした?
というかそもそも夏ぐらいのラッキーって戦う盾になるとかよくわかんないこと言ってただけで、キャラの掘り下げほとんどやってなかった様な気がするんだけど…なんで人間性変わった?カタルシスウェーブでも食らったか?
てなことでなんだかちょっと展開バランス悪いまま後半戦に突入。いろいろ微妙だし不満。(主にラッキーの描写)
 
予告
家電だらけの予告はギャグ回の予感だけど、サイトの予告を見る限りでは敵の力を借りるよりは天才科学者鳳ツルギの力を借りるべきじゃね?あれ?

宇宙戦隊キュウレンジャー#30「ヨッシャ!奇跡のキュータマ」

テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/kyuranger/ 東映http://www.toei.co.jp/tv/kyuranger/index.html
脚本:毛利亘宏 監督:杉原輝昭
『お前の運、試してやるぜ』
 
え、ちょっと待ってちょっと待って!?何やってるのか全然わかんないよ?先週まではともかく今週のこの展開がまったく理解できないんだけど。
そもそも過去に行ったのはなぜドン・アルマゲが復活したのかを確かめるためで、ドン・アルマゲを倒したら歴史を変えることになるからダメだって自分らで言ってたじゃん?なぜ倒す。そこにいるから倒してみましたとかいう理由でイージーに過去を変えるなよとは言っておく。
しかもオライオンが死んだら伝説を残す人間がいなくなるんで代わりにボクちん(ドラゴン司令)が残りまーす!って、ダメじゃんそれー?歴史変わりまくり。まあ司令がボクちん今日からオライオンって名乗りまーすって言うならいいけど(言いそう)
そんでやっぱりツルギ(というかこの番組)は鳳凰とフェエニックスを混同してると思うの。鳳凰は人を蘇らせないし不死でもないからw
というか、これ結局何の力でラッキーが蘇り、ツルギも死ななかったの?その前提のホウオウキュータマを使ったらツルギの命が亡くなるという設定自体が何の説明もされてなくて、話の展開の流れのままにツッコミも説明もなしに流されてるけど、オレは全然よくわかんないんだけど。
というか、現代のツルギって過去の戦いでホウオウキュータマの力を使ったから不死身じゃなくなってるんだよね?そもそのホウオウキュータマの力は何?箇条書きでオレに教えて!
大体なんでか復活したらしいドン・アルマゲがラッキーを狙ったのはたまたまの偶然だったのか、それとも狙ってだったのかもわからないし。そこはっきりさせなくて良いのか?過去に行ったら敵の大ボスに殺されかけましたってのは全然ラッキーじゃねえぞ?
んでラッキーがくれば奇跡が起こる(かも、ではなくはず!という断定)なのは百歩譲って良しとするけど、そのラッキーがこの数週間「よっしゃラッキー!」で何か奇跡を起こして乗り切ったという展開がなかった気がするからみんなが一体何を期待してるのかわからないし、何か奇跡が起こると思えませんが。むしろツルギの伝説のほうがインパクト強かったしラッキーの奇跡よりもツルギの伝説のほうが凄まじいと思うんですけどー?いやまあそこはオレの主観だからいいとしよう。
しかしラッキーが獅子座生まれというだけで、獅子座の妻がいるオライオンの子孫だって言われても、ラッキーの出自に突っ込んでないんでまったく説得力ないんですけど。
まだ親子だっていうならそのシシレッドオリオンが時空を越えた奇跡のパワーだってのもわかるんだけど、ご先祖様と子孫という300年の隔たりの血のつながりが何かミラクルな奇跡を生んだと言われても…?
イヤイヤこれ、やっぱり実はオライオンの息子がラッキーっていう伏線でしょ?(笑)司令とチャンプが残って獅子座に行って、ドン・アルマゲに支配されそうな獅子座星系から子供のラッキーを連れて現代(のちょっと前)に戻ってくるんだよね?きっとそうだよね?
というかそれでこそラッキーは宇宙一ラッキーでミラクルな存在ってことにならね?チャンプが調べたいことってオライオンの息子のことじゃないの?
でもまあとりあえずドン・アルマゲを倒して戻ってきたらオライオンさんが弁慶のように亡くなってた点というのはそれはそれで感動展開なんだけど(あと子孫ってとこに何か含みをもたせたきもするし)、やっぱりなんでサイコーキュータマが現れてシシレッドオリオンになれたのかわかりません。ここでラッキーとオライオンの繋がりを明かして盛り上げたほうが良くね?なにかあるからあの王子みたいな真っ白キューレンジャーミラクルになったんじゃないの?
良いけどツルギはもうちょっとオライオンのことを気にかけてあげてください。300年の時を隔てた今は亡き旧友に会ったって雰囲気ゼロなのはどういうこった。いやまあコールドスリープだったから別れたのはほんの数ヶ月前ってくらいの認識かもしれないけど。
まあそんなこんなで過去チーム、倒しちゃいけないドン・アルマゲを倒してお気楽に現代に戻っていいとは思えないんだけど。しかも結局なぜドン・アルマゲが復活したのかってのはわからずじまいだよね?なんでちゃんとオライオンに聞かなかったの?てか聞いた?
そもそも宇宙が300年前から解放されてたら、伝説どころか今のキュウレンジャーのみんなも抵抗組織リベリオンもないと思うよ?というか大体今の時点でもツルギたちの伝説ってドン・アルマゲに歴史を書き換えられてたんじゃなかったっけ?今だって誰もしらないだろよ。今度こそ司令ちゃんと伝えてー?
というか時空改変ビームが見えた気がするけど普通にハミィとか大丈夫だったの?
 
予告
ナーガ奪回作戦って、いや変わったかもしれない歴史はどーなった?まずそっちだろ。