そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダーオーズ#40「支配と誕生会と消えるアンク」

東映 http://www.toei.co.jp/tv/OOO/・テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/ooo/
脚本:小林靖子 監督:石田秀範
『追い出してたよ。約束だから。刑事さん助けるって』


あーもう、石田監督の演出は好みすぎてたまらん!やっぱ平成ライダーで解釈も画面も一番好みです。というか一生巨匠についていってもいいくらいw
そんなわけで今週の後藤くんがやたらカッコ良くてウハウハです(笑)なんでいきなり意味もなく塀の上から援護射撃?塀に乗らなきゃいけない理由あったのか?でもいいの、カッコ良かったから(笑)「危なかったな!(キラーン)」「後藤さん!」「(無言で頷く)」とか、すごく出来る男っぽい!
というか、ふと気がついたらキミジー、演技上手くなったなあ。特に映司くんに「里中さんは?」と聞かれて、いうのもバカバカしいって感じで「支度が間に合わなかったそうだ!」って言うとことか、おっと思ったよ。それとも巨匠の演技指導のなせる技か?
後藤バースは伊達さんの大雑把な豪快さとは違うけど、むしろバースってヤミー専用なんだからオーズのサポートって職分に徹するのも、生まれ変わった新しい後藤くんのひとつの生きる道かもな。むしろ伊達さんバースの時よりも連携プレーが出来てるんだから、さすが何事にも分をわきまえて基本を大事にする後藤くん、カンペキ!
バイクから降りてくるとこもなんだか意味なくポーズが軽やかに決まってカッコよくて(巨匠GJ!)、ギャラの5%でお着替えなしで呼び出した里中ちゃんが、あっさり帰るのを呼び止めようとして「ええっ!?(困惑)」ってなるのもちょっと面白かった(笑)
それにしても里中ちゃんは鬼です。鬼というか徹底しててむしろ清々しい!(笑)予告でゴスロリ戦闘服じゃなくいつもの格好だったのはそういうわけだったのかー(笑)ああ後藤くんの苦労が忍ばれる。
そして5%だとこんなもんですよ、といってバースに補充用メダルを投げつけ(てか会長からはその分の給料もらってるだろうに!w)、終わった途端に勝手に帰り支度してタクシー呼び止める、なのにいいコンビだという里中ちゃんと後藤くんの今後が心配ですヨ!
 
そしてやっぱり巨匠を巨匠たらしめる、他の追随を許さないイミフ演出!(大変にホメてる)
えーとつまり、町内会長さんの奥さんの智子さんがヤミーの親で、支配欲を発揮するときにメダルが溜まっていく‥‥のはいいんだけど、その時に踊るのか?踊るというかムエタイだけど。智子さんが旦那の権造さんを支配したり、町内監視システムに喜びを見いだしているときに、突然エスニックな音楽が流れてその後ろに軍鶏ヤミーが現れムエタイを踊る‥‥って間抜けすぎる変すぎるシュールすぎる(笑)こういうことやらせると本当に巨匠の右に出る者はないなあ(笑)
いいけど前回いろんなモノを支配したかったお習字は「全部支配」って掛け軸一本に。潔すぎるw 究極の簡単さw
そして本筋である映司とアンクと比奈ちゃんと信吾の体の問題と関係性は、そんなトンチキな映像の中に現れた70年代青春映画のように幻想的な美しいシーンで語るとか、振り幅広すぎる。

河原のシーンの前の町内会長の家を見張ってる映司とアンクが、何も言わずその辺をブラブラして時間を過ごし、そして散歩のように河原へと向かう‥‥てとこから好きなんだけど、映像の間が仮面ライダーじゃないよね(笑)完全に監督の趣味でやってるんじゃないかと思うんだけど(笑)
映司とアンクのちょっと緊迫したやりとりに比奈ちゃんがお弁当持ってきて、さらに知世子さんの「うち、営業停止だってー」でなぜか河原で誕生日パーティ。しかしそれが物悲しいアコースティックギターでラテン風とか、何もかもがあまりに幻想的すぎて、夢のなかの出来事のようだし、なんだかジプシーの人たちみたい(笑)
そして一晩中あんな感じで、陽気だけどちょっと物悲しいパーティだったのか?誕生日パーティって触れ込みなのに?
でも朝焼けの中で佇む3人ってのもまた、なんだか物語のように切なくも美しくて、これ本当に仮面ライダー?(笑)
巨匠の演出は本当にスゴイよなあ‥‥すごく好きだな、このシーンは。今までのオーズの中で一番好きなシーンだよ。

その河原のパーティの前、映司とアンクのとこだけど、あの二人のやりとりがなんかものすごい引っかかるんだけど、考え始めたらいろいろ止まらなくなってしまったよ。(だから感想が遅れたのだ)
だってなんか、考えれば考えるほどどういう意味かわからなくなるんだもんな。そういう話はいらねって人はとばしてください。オレも何言いたいのかよくわかんないからw
 
オレは、映司くんはなんだかんだ言ってもアンクのことを信頼はしてるけど、アンクと人間とどっちが大事かといったら明らかに「人間」なんだと思うんだよね。だからどうもアンクのことも大事ではあるけど、未だにペットくらいにしか思ってないんじゃないかと思うんだけどさ。
信吾のことを気にするのは1話で言ってたとおり、ちょっとでも関わりが出来た人間とは袖すり合うも他生の縁で「みんな友達」だからなんだけど、実質、信吾より付き合いが長いアンクよりも、助けなきゃっていう気持ちは信吾の方にあるんだよな。というかそれは「比奈ちゃんと約束したから」ではあるんだけど。
そう考えるとアンクってやっぱりペットのオウム以上じゃない気がすんだよなー。もしくは映司にとってやるべきことが自分の手の届く範囲の中だというのなら、アンクは最初から自分の手の外にいる存在だって思ってるというか。
んで、河原のシーンの映司とアンクの会話が繋がってるようで繋がってないというか、映司の言ってることって全部微妙にはぐらかしてるようにも見えるというか、一度心の折れちゃった人が、それをさとられないように本心を隠してるってことなのかなあ。よくも悪くも本音は言ってないよねえ。
アンクが焦ってるのはそれなりわかってるんだけど、その上で映司がそれをどうにかしなきゃとは思ってないみたいというか、協力はするけど出来ること以上はやらないという前提でしか気にかけてないというか。
比奈ちゃんのために信吾の体を取り戻すことは自分のやるべきことだと思ってるけど、信吾の体から離れたアンクに関しては感知しないとでもいうような?相変わらず靖子たんの主人公は読めないよなあ(笑)
というかここのやり取り、なんかスゴイと思ったんだけどさ。
出会った最初の頃みたいだと懐かしんでる映司に嫌味をいうアンク、「状況」をいってる映司にお互いの「立場」をいうアンクなんだけど、

 「それが今じゃ、俺を追い出せる気でいるとは、偉くなったもんだな」
 「偉くっていうか‥‥、今の俺ならできるでしょ」
 「ちっ!バカが。そうやって力を過信して、800年前の王も暴走した」
 「そっか‥‥。まあ比奈ちゃんが嫌だって言ったらの話」
 「だから言ったら、の話だ。本気でできるつもりか?」
 「そう言わないで欲しいって思った。今はまだね」

アンクの窮状を知っていながら、それなのにいつでも追い出せるとプレッシャーをかけるようなこと言って、力を過信してるといわれても「そっか」で済ませちゃうって、それでいいんだ?ってちょっとびっくりしたよ。今持ってる力にあまりに無頓着じゃないか?しかも自覚的に。
しかも本気で追い出せると思ってるのかって聞かれてるのに「比奈ちゃんがそう言わなければいい」って、アンクの処遇に映司の意志はどこにもないんだよね。
なのに今追い出さない理由はアンクが偽物に狙われてる弱い立場、下手したらアンクがロストアンクに取り込まれて消えるかもしれないからで、アンクが「それがお前に何の関係がある」って言うのは強がりだけじゃなく、そこまでの会話で映司がアンクに対してまったく情がないこと言ってるから、そりゃアンクからしたら「映司は味方じゃない」から弱みを見せられないのは当然なんだけど、それに対しての答えが、「困る‥‥アンクだって困るでしょ」って、お前どんだけアンクを利用したいんだ?って風にも取れるんだよなあ。
こないだの毛利さん脚本の時にはお互いがお互いのことを必要としてるから今は協力するぜ、みたいな熱い何かがあったし、だから条件付きのバディものに見えた、少なくとも「味方じゃないけど今は仲間だから」っていうのはあったんだけど、今回の靖子たんの描くこの二人の一連の会話の中に、オレはそういうものをどうやっても見出すことは出来ないんですけど‥‥おそるべし靖子たん(^_^;)
だからオレが感じるのは、映司って、あくまでもアンクのことをペット的な位置にしか思ってなくて、もちろんペットなりに気にはかけてるんだけど、それは人間に対してのそれと同じではないっていう明確な線引きがあるような気がしてしょうがないんだよね。前から言ってるように映司はその点に関しては妙にドライだし。
もちろん知らない仲じゃないから利害関係だけで信頼を築いてるわけじゃないし、それなり思いやりはあるけど、それってあくまでも飼ってる動物に対しての愛情とか気にかけようって気がするんだよなあ。
だからアンクがどんなに強がっても映司にはまったく響かないんだよな。だって犬が足元で吠えてるみたいなもんじゃん。
その上で映司自身は、明確にアンクをどうしたいのかっていう決定権はないと思ってるんだよな。信用はしてるし一緒に戦う理由はあるけど、相手は人間じゃないから自分たちとは同じようには考えてないのかな。それこそ人間同士でも分かり合えないことはあるんだから、人間とグリードが本当に分かり合えるわけはないと、根っこのほうでは思ってるみたいな。
アンクの体は信吾のもので、それは比奈ちゃんがどうしたいかが優先だし、アンクを追いだしてもそもそもグリードだから、それでどうなるのかなんてそれこそ人に迷惑かけなきゃたぶん映司には関係ない話だしっていう。
映司って誰とでも仲良くなる割に、こないだの北村くんのことも覚えてなかったくらいだから、情は薄いのかもしれないなあとか思ったり。一見人当たりよくて仲良くなるけど、心の底は人間不信があるみたいなドライさだよね。

信吾の体を追い出されたらロストアンクに狙われやすくなるからアンクが困るのは当たり前だけど、映司が「困る」って言ったのは何が困るんだってこともあるんだけどさ、単純にメダルがなかったらオーズに変身できないから‥‥というだけでもないと思うんだけど、何が困るのかっていうことに、今回の劇中では答え出さなかったよなあ。
アンクの方は口で言ってるより確実に映司や比奈ちゃんに懐いてきてるし、比奈ちゃんの方も、信吾でなくアンクとして認識してるんだよな。
その比奈ちゃんの認識もちょっと変だと思うんだけど、

 「あの時私が思ったのは、お兄ちゃんなら戦いに協力したいんじゃないかなとか、意識のないお兄ちゃんをずっと見てるのがつらいって勝手なこととか、でもたぶん大きな理由はなくて、時間が積み重なっちゃったのかなって‥‥好きとか嫌いとかより前に、一緒にいる時間が‥‥」

そういうのを情が移るっていうんですよ比奈ちゃん(^_^;)としかいいようがないんだけど、実は比奈ちゃんの気持ちもよくわからなくて。
少なくとも今まで18年くらい一緒にいたお兄ちゃんよりも、アンクが入った状態の信吾のほうが普通になってるってことじゃないのかな。この二人仲の良い兄妹だったんだよね‥‥?早くもとの信吾に戻って欲しいって思わないのか不思議なんだよなあ。それこそ映司じゃないからアンクがいないとオーズに変身できなくて困るってことはないんだし‥‥
「時間が積み重なっちゃった」って、なんとなく3人でクスクシエでわいわいやってるのが楽しいから、情が移ったってことだよね。
まあ次回は元のアンク抜きの信吾に戻るから、比奈ちゃんがどう思ってるのかは次回でいいんだけど、比奈ちゃんがアンクに対してそう思う気持ちって何なんだろうというね。
だって他の人はアンクの誕生日だと思って祝ってるけど、比奈ちゃんはもっと実感的に信吾の誕生日だと知ってるわけで、その上で信吾の代わりにならないアンクに誕生日プレゼントをわざわざあげるって、どういうことなんだろうと。餌付け?(笑)少なくとも「恋」でないのは確かだと思うけど。(それは子供番組的に微妙にマズイしw)
この話って最終的には映司が人間不信と折れた心を癒して、昔のような人間性を取り戻す話だと思ってるんだけど、それと力の関連で、映司自身のベクトルとして力が欲しいというのはあっても、それがどういう力なのかっていうのは明確じゃないんだよな。誰かを助けるための力って今やってるような戦うための「パワー」だけじゃないだろうし、あの3人の関係を考えると「絆」だって力になるような気がするし。
それってつまり、グリードに足りないものはそういうことなんじゃないかなと。グリードが完璧になるために必要なものってのは。それが何かってのは実は語られてないよね。グリードがどうして完全に成れないのかは語られたけど、何が足りないのかは語られてない。ただそれが何かはわからず足りないことでの「欲望」が生まれてるだけだし。
えーと、映司を見てても足りないのは「欲望」じゃなく「心」だと思うけど、この流れで「心」って何かといったら気持ちや関係や時間の積み重ねだと思うんだよね。
電王の時だって靖子たんは「記憶の積み重ねが時間を作る」とか言ってたんだから、気持ちと時間の積み重ねが心を作るとか言いそうな気がしなくもないなあとか思ったり。
今の映司の中にあいた穴は、単なる過去のトラウマというよりそれによって無くした心であり、グリードに足りないものもコアメダルじゃなく心なんじゃないかなあ。よく考えたらコアメダルは10枚揃っててもダメだったんだよね、そもそも。
(胸の)穴といい、心とか感情って話になると、やっぱりなんかだんだん「寄生獣」っぽくなってきたなよ?(笑)こないだオーズとはまったく関係なく読み返したら、余計にそうとしか思えなくなってきたんだけど(笑)
そしてアンクはロストに隙をつかれて吸収されちゃったしー‥‥ますます、最強生物後藤に取り込まれたミギーだ(笑)
 
今回のこの話のオチは‥‥というか、エサが家の中にある以上外に出る必要のなかった軍鶏ヤミーをおびき出し、朝で鶏だからおはようとか、さすがに早起きだとかベタに鶏ギャグで攻めて、後藤くんの「すぐに寝てもらうがな」というユーモアある切り替えしあり。軍鶏ヤミーが倒されたらちゃんと「おやすみ」という礼儀正しい映司くん?
そして軍鶏ヤミーの断末魔の鳴き声でまさに智子さんは「目が覚めた」‥‥という上手い流れ。完璧!(笑)
権造さんは相変わらず奥さんに支配されてるようだけど、まさに家の中でやってる分にはOKってことかw

ただちょっとばかし分からんのは、演出的にはカットバック的に見せてるから流れとしてはあってるけど、結局監視カメラがエサだってのに映司たちが気がついた時には、もう後藤くんがカンドロイドでそれを壊してたってことだよね?それとも映司たちが連作したのか?後藤くんは夢見町町内会の事情なんか知らないはずだし、関係あると思ってないなら映司たちが言うはうはずもない=情報がないってことだと思うけど。それより軍鶏ヤミーとの戦いは9時5時ですか?里中ちゃんは何があってもそれ以外の時間には働いてくれそうにないよ?(苦笑)
そして比奈ちゃんはどう見てもアンクのことはむしろ信吾の生まれ変わりのように思ってる節があるんだけど、信吾まだ死んでないから!w プレゼントはアンクじゃなく信吾にあげようよw
アンクの方はなんとなく今までと違って映司たちに心を開いてきた‥‥?って感じで、後藤くんに続いて新しいアンクくんにハッピーバースデー!な感じ。
あと気になるのは、腕アンクは依然アンクのままだけど、ロストは腕アンクのことも「僕」なのな。
今じゃロストのほうが支配力が強いってことだろうけど(だから今回このネタなのか!)、果たしたそうかなって事になるのかどうか。絆がある方が心が強いなら、腕アンクのほうがロストよりも強いっていう理屈になると思うんだが。「器」にしても、800年前の王のように暴走したら意味ないわけで、そうならないためにはやっぱり何が必要って「心」じゃないのかなあ?何のために「力」を必要とするのか。欲望を満たすため、じゃない‥‥よなあ。
ともかく、石田監督最後のオーズ、お疲れ様でしたー!あとはネットムービーを楽しみにする!
 

予告。
信吾がダメダメダメな子っぽいのがすごく気になるんですけど‥‥(^_^;)
今回の比奈ちゃんの言動もあって、そういやマトモに信吾が描写されるのって初めてだよなあ。もうそろそろ終わりだよ?w

仮面ライダーオーズ#39「悪夢と監視カメラとアンクの逆襲」

東映 http://www.toei.co.jp/tv/OOO/・テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/ooo/
脚本:小林靖子 監督:石田秀範
『新しいコンビの誕生だ!』
 
先週に引き続き、新しいバースにハッピーバースデイ!見た目からしてバトルモードな後藤くんもちょいワイルドでカッコイイし!
それなのにそれなのに、バースのサポーターは女子で会長秘書で上司でゴスロリだった!(笑)
確か前にステキな里中ちゃんアクションやったのも石田監督だったよな?タジャドルの時だっけ。さすが監督、もっとやれw あと監督のマイブームはラップ的な繰り返しか?(笑)でもやっぱり石田監督の演出は好みだなあ、解釈も映像面でも。
怪しいのか怪しくないのかよくわからない町内会長のおやじ(晴海四方)がヤミーの親じゃなく、その奥さんのつみきみほだったとは。すべてを支配したいって、コエー。女はコエー。というか普通にあれは犯罪です(苦笑)犯罪だよな?少なくとも同意は得てないんだし。実際は監視社会どころか支配欲だけど。なかなか奥深いなw いいけど奥さんの着物ステキだな。さすが東映
そしてアンクロスト(アンクちゃんいわく「ニセモノといえ」)が作ったヤミーは、ムエタイキックボクサーの軍鶏のヤミー。今度こそ伊達さんが言ってた鶏ヤミーなのに伊達さんはもういないよw ああここに伊達さんがいたら、後藤ちゃんのリアクションがどんなだったかと思うと!
「鶏か‥‥」「違いますよ!‥‥いや鶏です、すいません」的な?(笑)
相変わらず、というかこないだからむやみにもう一人のアンクに怯えてるアンクだけど、アンクって結局「自分のこと」だけで、人間はともかく映司や比奈ちゃんに対して理解はしても共感することはまったくないんだなあ‥‥と思っちゃった。
靖子たんってそういうのに関しては頑ななまでに非情だよな。師匠の井上先生とは、根本的に「人間らしさ」に対するスタンスが違うよなあ。アンクが本当の、というか人間らしい意味で映司たちを理解することはないんだなと。たぶん。
まあこないだの毛利さんの紫メダルの話の時みたいにあくまでも利用であって、映司の方もアンクに対してペットもしくは野良の動物からちょっとだけ格上げはされたけど、その立場とかに共感してるわけじゃないんだよなあ。そういう意味でも映司のドライさってすごいな。
それは比奈ちゃんもだけど、映司のスタンスに寄ってるってのはあるかもしれないけど、若い女子のわりにアンクに対しての扱いはドライだし、あくまでも体はお兄ちゃんだから気は使うけど〜ってのを崩さないし。
その比奈ちゃんがアンクに信吾の体を使ってもいいといったのは(ってことだよな)、比奈ちゃんのエゴ=欲望かと思ったんだけど、比奈ちゃんが得することってあんまりないよなあ。むしろ映司が気がついたように信吾の体は危険にさらされてるわけだし。あ、一応人間にくっついてないと何かと不便なんだっけ?
とすると、比奈ちゃんが一緒にいてと言ったのは何でかというのが後編?映司にわざわざ聞いてるってことは、自分のことでなく映司もしくはオーズに関係するからだよな。あの話どんなだっけ。アンクがあの状態で映司と組んでオーズとして戦ってることで何かいいことがあるとすれば、映司が本来の夢や希望やもともと持ってたボランティア精神を取り戻してちゃんとした人間になるかもしれないってことじゃないかと思うけど。比奈ちゃんが望んでるのはそれなのかな?どうなんだろ?
映司が、というか物語として見えない被害者に対する献身や自己犠牲として戦ってるわけじゃないんだから、誰かのために戦って欲しい、その力があるのなら戦うべきだと思ってるわけではないと思う。そうすっとやっぱり、映司が本来の火野映司に戻るためにオーズとして戦ったほうがいいと思ってるのかなあ?アンクもそのために傍にいたほうがって話か?利用するって意味で?でも危険だってのは比奈ちゃんにはマイナスだよなあ‥‥?
でもここで泉信吾の誕生日というネタを持ってくる以上、それにひっかけてお話としては何かあるのは確かだろうし、一体なんだろ?そういうとこ、靖子たんの作劇って予想つかないよな。
 
予告。三浦くんの髪型って右サイドも刈り上げだったんだなー。つまりモヒカンってことか!なるほど。←一応ツーブロックでは‥‥というツッコミが入りましたw まあ基本アンクたんオシャレヘアだからそうかもね。モヒカンだと鳥っぽくていいなぁってだけですがw
AR仮面ライダーカードダス。iPhoneだけ?というかウエハースとiPhone‥‥子供向けなのか大人向けなのか‥‥やな商売だなー(苦笑)
夏ムービー。「WONDERFUL」っていう肩書きがついてたことに最近気が付きました。なんでそこまで音声的に言わないの?ワンダフル=素晴らしい!だよね?w
そしてネットムービーがありえないことに石田監督! (*゚∀゚)=3 ムッハー いや知ってたけど。
春のネットムービーは正直企画的にもいまいちだったんで、今度のは楽しみすぎる!柴崎さんより石田監督のほうが時に大真面目にトンチンカンなことやるからそこは不安ではあるけれど(笑)
あとてれびくんの恒例の全サDVDが始まってるらしいですな。チェックチェック。
東映公式。おやおや、先週お休みだったから気がつかなかったけど、39.5話めのメイキングが上がってるよ?
「後藤と伊達とバースの絆」http://www.toei.co.jp/tv/OOO/story/1195916_1793.html

仮面ライダーオーズ#38「事情と別れと涙のバース」

東映 http://www.toei.co.jp/tv/OOO/・テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/ooo/
脚本:小林靖子 監督:諸田敏
『あいつ‥‥伊達よりひどい‥‥』
 
新しい後藤くんにハッピーバースデー!バースおめでとう!そしておめでとう!ヽ(゚∀゚)ノ
伊達さんも死なずに爽やかに退場!オーズらしいな!
まあ諸田監督って時点で伊達さんが死んでバース交代劇ってことはないんだよなあ(笑)先週もやたら軽かったし。予定調和の退場の範囲内でしたw 何気にオーズは人死にでないよなあ。あれ、出てないよね?(すでにうろ覚え)作品ノリが軽いから、シリアスでもこれくらいの死にギャグ(おいおいw)が出来るくらいに軽いノリってのは好きだ(笑)
しかし結局伊達さんの1億円は手術のためのお金だったってことか!手術費用1億円って、ブラック・ジャックにでも頼むのかよw
いやまあ、伊達さんは「死んだらなんにもならない」の人だから、まず自分が生きて社会に貢献するっていう考えなんだよな。それはそれで筋通ってるし、自分ためのお金だから自分で稼ぐってのも当然か(笑)
というか、視聴者も後藤くんも惑わされた映司の「学校作るんじゃ‥‥」が‥‥(苦笑)
うん、普通に考えてさ、紛争地域に学校作るのは文盲が多いから、まずは読み書きを教えて教育レベルの底上げを‥‥ってことであって、医者になりたい人、なれる優秀な人はそこから大都市に行けばいいだけの話で、そのための学校を作るこたないよなw 映司くんテキトーすぎw お前ほんとに紛争地域にいたのかよw
でもまあ後藤くんの「俺が俺の知ってる伊達さんのバースを引き継ぐ、それが伊達さんを死なせないってこと」はカッチョ良かったです。というかディケイドならあの曲がかかって門矢士が出てくるところだなw
後藤くんからしたら寝返ってしまった伊達さんは死んだも同然ってことだろうけど、それすら「なんつってー」なレベルだから結局マジメな後藤くんがバカを見た感じかなあ(^_^;) まあその真っ直ぐさが後藤くんのいいところっつか(苦笑)
伊達さんからしたら死なせないの意味がどうであっても、あの時はすでに向こうに寝返ってドクターの裏をかくつもりだったんだから、想定内だよな。後藤くんがバースになれればいいだけのことだからな。後藤くんはこのことについてあまり考えないほうがいいと思うw
それよりバースに自爆装置って必要なのかよと言いたいところだけど、それもマニュアルに書いてるのか。奪われたとき用?だったらどうして伊達さんに渡しとかないw
しかしマニュアル大好き後藤くんがとっくに外しておいた!まーさーにー、後〜藤〜ちゃん、ナイス! ъ( `▽゜)
そして伊達さんの死んだふり、『自分を‥‥信じろ‥‥』ガクッ‥‥が!いくらなんでもあそこで死んだとは思えないけどさー(笑)、一瞬死んだと見せかけた伊達さんの死んだふりが見事すぎる(笑)きっとあそこで寝転んだまま、破壊の限りを尽くす後藤バースの戦いっぷりを音だけで想像してハラハラしたに違いない。いやそれとも伊達さんのことだから、後藤ちゃん、やってるな!とニヤニヤしてたかも知んない(笑)
オチが『あ‥‥言い忘れた‥‥退職金、俺の口座に振り込んどいて』だもんな(笑)
まあつまり伊達さんはバースを後藤くんに託せると思ったとこで、ドクターからの申し出を渡りに船と1億の目算もついたんで、鴻上会長とそういう契約を結んだってことかね。
でもってドクターのグリード化阻止、もしくはメダル奪還には失敗したけど、後藤くんはバースになったし、ヨカッタヨカッタってことで?損したのはドクターじゃん。伊達さん、たった1週も働かないのに5千万円w
まあやっと後藤くんがバースになってバースの話は一段落したけど、相変わらずいい感じに中身はないな(^_^;)
関係性だけを描いてる‥‥とまでは言わないけど、中身ないんだよなー。なんだろうこのスカスカ感。別につまらなくもないんだけど、とりたてて燃えるほど面白くもない今の展開っつーね。
鴻上会長は後藤くんの欲望が小さくなった、君の欲望はいつもここ(頭の中)に留まってる。ここ(心)で感じたまえって言ったけど、頭で考えるのは「理想」で心で感じるのは「欲望」ってことか。じゃあ今の後藤くんの欲望はなんだろう?欲望を欲望と言ってるうちはそれがどういう意味を持つのかってことについての言及がないんだよね。
ひいてはじゃあ映司の欲望はなんなのかっていう、夢と理想と欲望の違いがそれぞれのキャラの語るところで出てきてないってのが、この欲望にまつわるはずの物語が本質と別のところで展開してるというか、いつまでたってもグリードであるアンクの存在意義と映司の欲望の空っぽさに関わってきてないってことでないかなと。なんとなーくでは話は進んでるし、人間関係とし繋がりは見えるんだけども。
とにかく「人の欲望」というのはどんなもので、それがどういう悲劇を生んでいるのかっていう、お話の謎とか秘密とかいう核の部分にはまったく突っ込んで展開してないんだよなー。してないあいだにもう40話近く過ぎちゃったんだけど。
オーズがひとりの王の欲望で生み出されてものであって、それがグリードという存在を生み出しどういう悲劇になったのかっていうことと自体が、今のこのオーズというお話の軽さとちょっとマッチしないんだよな。オーズってどういう存在なのさ?それを復活させた鴻上会長の欲望が明らかになればまた違うかもしれないけど、それを映司や後藤くんは容認できるかどうか‥‥ってのもあるんじゃないかなあ。理想=後藤くん、夢=映司、欲望=鴻上会長というのが人間なら、グリードたちはどういう欲望を持ってるのかとかね。
アンクの欲望は完全体になりたいだけど、グリードとしての完全体か、それともメダル10枚集まっても崩れない強い体を欲してるのか。前に言ってた、メダルで出来ててコアがなければ崩れてしまうグリードは人間よりもはるかに弱い存在だ‥‥ってのはどう回収するつもりなんだろね。「器」のこともあるし。
少なくともオーズってそもそも鴻上会長の所有物なんだから、そういう意味では映司も後藤くんもアンクだって会長の手の内にあるんだし、会長がどういう欲望の絵を描いているのかっていうことだと思うんだけど。
あと10話でどういう展開にするつもりなんだろ?
あ、忘れるとこだった。いつの間にか白衣じゃなくてグレーのオシャレスーツになってるキヨちゃんだけど、寝るときの格好はあれだ、ゴールデンエッグスかと思ったよ(笑) *1 ドクターの趣味‥‥なんだろか?(笑)
 
予告。
えー一週おやすみなんだ、やっぱり。震災で一週ずれてるけど、最終回は9月に持ち越すのかなあ?
とりあえず石田監督みたいなので期待。そして里中ちゃんの格好は誰の趣味なのか(笑)後藤ちゃんはバトルモード?

仮面ライダーオーズ#37「眠りと1億とバース転職」

東映 http://www.toei.co.jp/tv/OOO/・テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/ooo/
脚本:小林靖子 監督:諸田敏
『そう、わかってる。わかっててやってるわけよ、俺。そこんとこわかってくんねえかな』
 
そっすなー、オレもいまいちよくわかんないよ。どうしてそうまでして伊達さんが命かけて1億稼ごうとするのかが。
というかさ、伊達さんの話なのはいいんだけど、それって映司とアンクの話には直接関係ないよなあ。
伊達さんには意味もなくいつまでもいて欲しいんだけど、伊達さんの話を何時までも引っ張るのはちょっと違うというか‥‥まあ来週やっと後藤くんがバースに?ってことになるみたいだけど、ここまで伊達さんと後藤くんのバース関係の話を引っ張ること自体、映司とアンクに語るべき話がないってことなんだと思うんだよねー。
伊達さんが敵方につくなら半ばあたりでさっさと退場してくれてもよかったかなと思わんでもないけど、誰がバースをやっても、その後の展開に中身がないような気がするのはどうしてかなあ?
その辺やっぱりなんか思ったよりメインの本筋のお話がいまいち面白くないってことじゃないかと思うんだけど。って、こないだやっと話が動いたーって言ったばかりなんですが(^_^;)
もうちょっとなんかこう、いろいろ語るべきことがあるはずなのに?って気が‥‥グリードと鴻上会長のやってることとオーズの秘密というか、オーズはこういう事で作られました、じゃなくてそれはつまりどういうことなのか?とか、欲望を集めるという筋立てが、映司にとってどういうことなの?ってことなんだけどな。
というかさ、この物語って「火野映司」というひとりの若者の再生のお話なんだよね?
そうであるならばアンクの肉体的再生と掛ける意味もある、映司とアンクがコンビである意味があると思うんだけどね。身近な人達を守るために戦うことで、心が折れちゃって世捨て人みたいになってた若者が立ち直るっていう話だよね?そのためには今何が足りなくて、これからどう生きるのかって話だよね?
なんつか、そこら辺を細かくじわじわ話を進めて最後にドカーンとくるんならいいけど、でもやっぱりその過程があまりにも地味すぎるというか、ハッキリしないというか、これって女性P×女性脚本家の弊害じゃね?
再生の話なら、なんかどっかでもう少し大きな視点で話の展開を動かして欲しかった気がするよ。ってもう10話チョイしか残ってないけど。もう少しはっきりわかるように1クールごとに展開の目標決めとくとかさあ。同じ武部Pのキバの時もその辺なし崩しというか、メリハリないんだよな、展開に。だからワタルの扱いがあんなにグダグダになっちゃうんだよ。もう少し武部さんはキャラの成長を大きな視点でポイントつけて番組を1年間作ってほしいのことよ。(上から目線w)
今回諸田監督が割と軽めに演出してるんだよなー。まあ来週いきなり重くなるってこともなくはないかもしれないけど、でもあと1クールもないって時にこの展開でいいのかなあとは思わんでもないよ。
今回のガメル&メズールの合体ヤミーさんは、なんかこの間戦隊で見た事あるような気がしなくもない造形(笑)肩に乗ってるトゲトゲしたのは弟で、手のひらサイズの兄貴がいるわけじゃないよな?(笑)ヤミーのキャラが妙にひょうきんなのも気になるよ(^_^;)
実際のところストーリー的には伊達さんの1億の使い道とか病状とかはもうそれを気にする時期が過ぎちゃったと思うからどうでもいいんだよ。さっさと説明しときゃよかったのに。そして後藤くんがそれに賛同してたら、もうちょっとこの死ぬの死なないの展開がドラマチックにならなかったかなあ?今のままじゃ後藤くんは何も知らないままじゃん。そりゃ伊達さんのお友達の医者じゃないんだから伊達さん流のやり方なんて知らないよなあ。普通に戦うのを止めるに決まってる。知っててなおかつその意志を活かそうとするのと、知らないまま見守るのじゃ、ドラマ的に相当違うと思うよ?
こないだ映司とアンクの話になったところで、今回で伊達さん退場?ってのはタイミングとしてはいいんだけど、やっぱ全体的には遅すぎ。
伊達さんバースの退場のタイミングを逸したって感じなのは、伊達さんの欲望と本筋であるオーズとグリードと欲望の話とはまったく関係ない話だからってのもあるんだよな。まあそしたらバースの存在意義もよく考えたらないんだけどさ。バースってセルメダル集めるだけだし、伊達さんは映司の指針だから、役割的にはどうしても退場するしかないしな。映司が生き方の方針を固めて退場か、伊達さん退場で目が覚めるかっていう役割を振るしかないし。
この展開だと今後は同じように紫メダルと癒合した映司とドクターの先行きがどうなって行くかという対比と、アンクたちグリードの行く末の話でしかないと思うし。
まあそういう意味でどうせ終末的に滅んで物語を完成させるつもりのドクターの身の振り方と(でもキレイに完成できないんじゃないかって気が‥‥靖子たんイジワルだからw)、メダルというかオーズの力を手に入れることができるかどうかな鴻上会長の真の野望くらいかな。映司は再生しないことには物語的には終わりませんが。ああ、白倉ヒーロー的に言ったら映司くんは最初から彼岸、というか三途の川途中のヒーローだよな。
まあ一応来週の後編には期待。
 
予告。
やっと後藤くんがバースに変身か?長かったなあ‥‥
夏映画CM。え、将軍と21枚のメダル?そんなサブタイトルなんだ?何じゃそらw

仮面ライダーオーズ#36「壊れた夢と身体とグリード復活」

東映 http://www.toei.co.jp/tv/OOO/・テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/ooo/
脚本:毛利亘宏 監督:田崎竜太
『うあぁ‥‥なんて大きさだ!』
 
映司くんの夢すごいなあ!地球かよ!(笑)
そりゃ大きすぎて、ちょっとづつやるしかないよな。具体的には何をやるのかさっぱりだけど。もしかして地球侵略とか?んなわけねーか、宇宙海賊じゃあるまいし(^_^;)

話は意外とあっさり終わったというか、あれ、こんなもん?って感じが否めませんが、それは毛利さんのせい?それとも田崎監督のせい?
えーと、映司の夢のことと、伊達さんの身体は相当良くないけど相変わらず一億のために無理してるってのと、ウヴァがガメルとメズールを復活させたのにメズールが裏切ってチームカザリに入っちゃったってことで、サブタイそのまんま。
夢と欲望は似てるようでちょっと違う、夢は目標だけど、欲望はそれを叶えたいという気持ちだよな。願いよりももうちょっと個人のエゴっぽい感じの。でも人は夢がなければ生きる目的がない‥‥とかそういう話っぽいけど微妙に違うっぽいというか。
そういう意味でいえば伊達さんの「一億円欲しい」は欲望だよね。「一億円手にいれて‥‥」ってのは夢だけど。その夢はなんだろ、戦地に病院建てるとかかな?
てことはさ、夢はあるけど、今それを叶えたいと思ってない映司に欲望がないのは当然といえば当然か。そういう意味での「欲望がない」ならわかるかな。
アンクは映司のことを『欲望もない、夢もない。お前も似たようなもんだ』といったけど、それは間違ってるってことで、欲望がないから夢がないんではなく、夢を叶えたいと思ってないから欲望がないってわけね。
ただなー、それがこの前の強制送還されて心が折れちゃった話と同じ話なら、微妙に違うような気がしなくもないんだよなあ。映司が心が折れちゃったのと、すぐには叶えられない夢だから今は保留してるってのは、違う‥‥よね?
それともそこに何か映司なりの考えがあるのかどうか。まあ、なんとなく今回の話的にはそれがどうしたってくらいにしか思えないのがちょっとなあ‥‥って感じ。イマイチ面白くなかったよ。突っ込み不足ってことで?
どのみちオーズで戦うことは映司の夢を叶えることと直接関係してるわけじゃないんだよな。自分にできる小さな事からコツコツと‥‥というならそうなんだけど。
そして同じように小さなことからコツコツとメダルを集めて、メズールとガメルを復活させたウヴァはあっさり裏切られました(笑)女ってヒドイ(笑)もうちょっとハッキリした展望というか、それこそ目的があればそんなあっさり裏切られることもなかろうに、やっぱり虫頭だなあ(苦笑)お気の毒(^_^;)
そういや最近武器もなく、ただいるだけになりつつある後藤くん。励ます係か?励ますにしても「死なないでください」とか、伊達さんは伊達さんで「俺は死なない」とか、なんかいろんな意味で濃いいな(笑)後藤くんはヒロインポジションか!(笑)
まあ伊達さんが「夢を叶えるためにも死なない」って言ってるんだから、金より命、そうすると手段は選ばない‥‥ってことなのかなあ、次回の転職は。間違っても自分が死んでも夢が叶えばいいとは思わないよな、伊達さんは。
そして後藤くん、ヒロインかと思ったら「死なせません」とか、武器ないんですけどどうやって?気合?やっぱりなんか濃いいなw
そういや鴻上会長は最近牢名主になったり警視庁のお仕事がお忙しいようだけど、もうちょっと伊達さんのフォローをしてあげてくださいよ。いくらメカニック兼博士がいなくなっても、実際開発してたスタッフとかいるだろうに(^_^;)
信吾が意識を取り戻したのは一瞬で、やっぱりアンクが付いてないとダメっぽいけど、あれはそのうち回復するってことなんだろか。その伏線だけ?
まあでも雨に濡れたり車に泥水引っ掛けられたりな地獄兄弟風な野良アンク状態があまりに 笑える 気の毒なので、比奈ちゃんが許してくれてよかったよ。やっぱり寄生獣は立場弱いね!腕だけじゃデコピンが精一杯w
あと比奈ちゃんの「夢のなかにお兄ちゃんが出てきて、叱られた」は、目標的な意味での夢とかけてるんだよね、一応。
アンクが「この体がいるんだよ」って信吾の体を必要としてるのは自分勝手な欲望のエゴにしかすぎないけど、それでも一緒にいてもらわないと信吾も無事ではないから‥‥ってのは、比奈ちゃんのエゴだよなあ。
なんか、夢を叶えたいと思う願いと欲望の線引きってどこなんだろね。そこら辺のことをやりたかったのかなー?でもそのわりに何だか今回の話は個々のエピソードと想いがバラバラな気がするなあ。ちょっとスッキリしないけどまあいいか。どうせ田崎監督だしな。なんかテンション上がらねー。
映司くんがヤミー出現に気がついたのはお腹の紫メダルのせいかな。でもまあ一応制御出来てる‥‥って、逆に同化してるんじゃないかなあ。ちょっと心配。
 
予告。
伊達さんがジョブチェンジしました。なりふり構わず一億円稼ぎにいってますよ。でもそれ以前にメダルの無駄遣いしなければそれくらい溜まってたかもしれないねえ。お金にいいも悪いもないしな。それとも策略?
よく考えなくてもあと3ヶ月くらい、というかあと10話もないよな。その割に一向に話は核心に迫ってるような気もしないんだよなあー。靖子たんゆっくりやりすぎ。

仮面ライダーオーズ#35「夢と兄とバースの秘密」

東映 http://www.toei.co.jp/tv/OOO/・テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/ooo/
脚本:毛利亘宏 監督:田崎竜太
『お前の夢は、何だ?』
 
比奈ちゃんの才能はどう見ても舞台衣装向きです(笑)装苑的なものの中にひとつだけ舞台衣装が混じってるよ!w どう考えても目指すのはパリコレ‥‥じゃないよね?というかさ、比奈ちゃんならスポーツ界からいくらでもお誘いだくると思うんだけど‥‥ある意味才能の無駄使いw

今回は「夢」の話で、これって比奈ちゃんの話だけど前週から引き続き映司の話じゃないんかな?
比奈ちゃんが映司にちょっと話振りかけたけど、テキトーに誤魔化されちゃったよ。映司の中途半端に諦めた夢ってなんなんだ?まだ語ってない分に何かあるの?
で、何に驚いたかって、最後に映司くんのナレーション(モノローグ?)が入ったのに驚いた。そこはノーチェックなんだ、靖子たん。というか映司の『その時、刑事さんが目を覚ました‥‥』ってナレーションいるのか?見たまんまじゃんw
まあ話は大変に分かりやすかったんであんま突っ込むところもないんだけど、3つの話、伊達さんの問題と信吾のことと、ウヴァたちの動きとてんこ盛りだな。
伊達さんは頭の中に弾丸が入ってた‥‥って、1億ってまさかその手術費用を稼ぐためってことじゃないよなー?どうなっちゃうの伊達さん?バースはそろそろ後藤くんが変身しそうだけどさ。
んでアンクに乗っ取られてる(ちょっと違うけど)お兄ちゃんが、妹の夢が実現しそうってことで意識が戻ってきたのか?どうなっちゃうの?二人の回想シーンは久々に和んだ〜(*´∀`*)仲良し兄妹、カワイイなあ。
そしてウヴァのやろうとしてることはカザリにが気がついたけど、もしそれぞれでガメルとメズールを復活させちゃったらどうなっちゃうんだろう。アンクとロストアンクみたいなことになるってことか?しかしグリードがそんなにも徒党を組みたい属性だとはなぁ。カザリだってロストアンクやドクターとファミリー作ってるし、来週はメズールとガメルもか?ウヴァはどうなっちゃうの?
てことでいろんなことが次回への前振り。つのが引っかかるウヴァさんはマヌケもいいとこw
『夢は夜に見るんだな』ユニコーンヤミー酷い!その言い草がおかしいけどヒドイなあ。というか夢を食う貘じゃなくてユニコーンなんだ?親が乙女だから?
それを馬とかいう伊達さんはもしかして家畜レベルでしか動物を認識してないんだろか?医者なのにw ちゃんとユニコーンって分かる後藤くんエラいw まあでも恐竜と同じ属性って、恐竜はファンタジー生物かよw ユニコーンだからたてがみが紫でも違和感なかったけど、もしかしてプテラの紫?今回の造形はカッコイイな。
田崎監督だけど、まあ普通だったかなあ。今週抑えた分、来週はなんかスペクタクルなものが見られるかしら?そろそろデカイ敵の出るタイミングじゃね?
 
予告。本当にちょっとづつ、地味〜に進んでるなあ(苦笑)
東映公式。やっぱり舞台衣装なのかー(笑)

仮面ライダーオーズ#34「親友と利用とその関係」

東映 http://www.toei.co.jp/tv/OOO/・テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/ooo/
脚本:毛利亘宏 監督:石田秀範
『お前なら、絶対‥‥止められると思った』
 
北村くんの欲望はそのまんま、映司と「友達になりたい」「映司に頼られたかった」でした。やれやれ(笑)
しかし言わないって言ったのにあっさり映司に何もかも言っちゃうアンク、いっそ潔し(笑)
まーアンクちゃんも罠にかけられてかっこ悪かったんだから、それくらいぶちまける権利はあるよなw どうせ北村くんのその動機からしたら、そんなたいしたことにはならないんだし。
部外者からは仲間とか言われても悪ぶってるようにも思えなくもないし、アンクちゃんはかわいいなあ(笑)
白ふくろうの愛の巣に持ち帰られちゃった伊達さんと後藤くん、いいけど伊達さんまた鶏?鳥はすべて鶏か?(笑)
だけど『俺のピンチはお前のチャンス、これでも信じてんだぜ、後藤ちゃんのこと』とか、カッコイイこと言うからなー伊達さんはさw 伊達さんのいうことは大体カッコヨス。後藤くんも成長したしなー。でもまだバースには変身しないかー ( - ε - )
 
北村くんの「頼られたい」はいいけど、そのための手段は間違ってるだろ。しかもよりにもよって女の子を誘拐とか、ダメじゃん! だからといって後藤くんとか誘拐されても困るけどさ(笑)いやアンクでも‥‥だけどw
というか映司くん、北村くんのこと覚えてなかったのに友達って‥‥高校時代の話聞いたら家に行ったりレジャーランドに行ったり、結構つるんでんじゃんよ。映司くんひどいw
まあカザリが言うまでもなく、傍から見たらアンクが映司を利用してるように見えるのはともかくとしてだけどな。しかもどう見てもアンクが映司を使ってるように見えるしな。さすが巨匠は抜かりないぜw
しかし、オーズになるのは自分じゃなくてもいいと思ってた映司くんは、いつのまにかオーズの力で誰かを助けることが出来るのなら、その力を使いたいと思うようになってたんだろ?
自分の手の届く範囲で誰かを助けようと思ってたはずだけど、じゃあ今の映司のその手の届く範囲と使える力のバランスって、悪くないかなあ?
それとも知らないうちにそう思うようになってたってことなのかな。自分の過去の話したり、伊達さんみたいな人、明らかに出来る範囲のキャパが大きい人がいることを知って、考え方が変わったってことかな?
だってさ、
『昔の俺、自分の力で世界が変えられると思ってた。みんなを助けて幸せにできるって‥‥でも出来なかった』
『誰かを助ける力がほしいから、絶対に失いたくない。利用してるのは俺の方なんだ』
っていうけど、明らかにはっきりとした目的があった昔と比べて、今ってそういう目的ないよね?今やってることって比奈ちゃんのお兄さんの体を取り戻すことと、アンクの自分の体を取り戻したいという欲望の切実さを知って、だったら助けてやりたいと思い始めてるってことくらいだし。
まだなんとなくさ、グリードの欲望の犠牲になってる人がいるからそれを何とかしなきゃっていう「見えない被害者」が見えてるわけじゃないんだよな、映司は。それが多分伊達さんや後藤くんとの違いだと思うんだけど、それが映司のいう自分の手の届くところだとすればまだそれは小さいよなあ。まあ小さいことからコツコツと‥‥でいいんだけど。
まあそれはそれで置いといて、いやそれでおいとけるのが靖子たんじゃないかと思うんだけど、どちらかというと今回は映司とアンクの信頼の形というか、どういうバランスで信用してるのか、それがどの程度の強さなのかって話だよね。
紫メダルで変身したら映司は自分では制御できない、グリードと同じ状態だとすれば対ヤミー用のシステムであるバースはそもそも暴走したオーズは止められないのは当然だよね。
だったらそれを止められるのはアンクしかいなくて、しかもアンクが止めなきゃアンクとしても困るという状況で、映司はアンクを助けるために自分の意志で紫メダルで変身と。
んで、『俺はお前がどうなろうと構わない。だがな、俺は何があっても完全に復活を遂げる!そのためにお前の力が必要だ!だから手伝え!』
ってことでアンクが映司の暴走を止めたー!
というかそもそも800年前もアンクってオーズの力を利用しようとしてたんだよな。その時はどうだったんだろ‥‥ってのはともかくとして、まあ止められてよかったよかった。あれ、一応アンクにしたら体張ってる状態だよなw
『お前なら、絶対‥‥止められると思った』っていう映司は、一見すごく信頼してるみたいだけど、どうなのかなあ?
映司くんって案外ドライじゃないかって気がしなくもないんだけど、本当の意味でグリードのアンクを信頼してるとは思えないんだけどな。そもそもアンクって映司の手の届く範囲に入ってる存在じゃないと思うし、本来は手の外の存在じゃないかなあ。単に情がわいただけじゃないか?なんとなく寄生獣的な意味で。まあまさに右手に寄生獣なんだけどさw
まー、靖子たん的な映司とアンクの関係の確認は、巨匠のお陰でしっかりはっきり明確になりました‥‥の巻でした(笑)
結局あいつらって、お互い自分の喉元にナイフ突きつけながら「俺がいなきゃ困るだろ?」って言い合ってるってことだよな?うあー、濃くて深いLOVEだなあw
つか映司はアンクがいなくても困らなかったところに、紫メダルのせいでアンクがいなきゃ困るって状態になったわけだし。でも毎回暴走するってことはない‥‥よねえ?そういう諸刃の剣な状態なの、映司って。どっちにしても一方的に映司の力になりたいなんていうぬるいこと言ってる北村くんはお呼びじゃないってことか。どうせ覚えられてもなかったんだしなw お気の毒(^_^;)
そもそも高校時代の映司を知ってたら、もとより映司がそういう人間じゃないってことはわかるだろうに。友情(愛情?)をお金で買うなよw
しかしクスクシエ、当日に100人のパーティーって普通ないだろよ?(^_^;)そんなん受けるか?食材どうすんだよw
なにより知世子さん的に後藤くんはありがたいのかー。伊達さんが勝手にシェフ?どっちにしても100人ってない‥‥w
 
予告。
来週も毛利さんか。そして夢。比奈ちゃんのデザインかあの映司?なんて中二な‥‥(笑)